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公開番号
2025029616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134301
出願日
2023-08-22
発明の名称
画像形成装置及び制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250228BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着ベルトのスリップ状態を精度よく検出する画像形成装置及び制御方法等の提供。
【解決手段】画像形成装置は、定着ベルトと、定着ベルトとニップ部を形成し、定着ベルトを駆動する加圧部材と、定着ベルトの内側に配置された加熱部材と、定着ベルトの温度に基づく定着ベルト温度情報を取得する定着ベルト温度検知部と、加圧部材の温度に基づく加圧部材温度情報を取得する加圧部材温度検知部と、定着ベルト温度情報と加圧部材温度情報の関係に基づいて、定着ベルトが加圧部材の移動に従動していないベルトスリップ状態であるか否かを判定する制御部と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
定着ベルトと、
前記定着ベルトとニップ部を形成し、前記定着ベルトを駆動する加圧部材と、
前記定着ベルトの内側に配置された加熱部材と、
前記定着ベルトの温度に基づく定着ベルト温度情報を取得する定着ベルト温度検知部と、
前記加圧部材の温度に基づく加圧部材温度情報を取得する加圧部材温度検知部と、
前記定着ベルト温度情報と前記加圧部材温度情報の関係に基づいて、前記定着ベルトが前記加圧部材の移動に従動していないベルトスリップ状態であるか否かを判定する制御部と、
を含む画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記制御部は、
前記定着ベルト温度情報の単位時間あたりの変化、及び前記加圧部材温度情報の単位時間あたりの変化に基づいて、前記ベルトスリップ状態であるか否かを判定する画像形成装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記制御部は、
前記定着ベルト温度情報の単位時間あたりの変化量が第1変化量閾値以上であると判定され、且つ、前記加圧部材温度情報の単位時間あたりの変化量が第2変化量閾値以上であると判定された状態が所定回数以上、検出された場合に、前記ベルトスリップ状態であると判定する画像形成装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記制御部は、
前記定着ベルト温度情報の単位時間あたりの前記変化量が前記第1変化量閾値以上であると判定され、且つ、前記加圧部材温度情報の単位時間あたりの前記変化量が前記第2変化量閾値未満であると判定された場合に、前記ベルトスリップ状態以外の異常が発生していると判定する画像形成装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記制御部は、
前記定着ベルト温度情報に対する前記加圧部材温度情報の追従度合いを判定し、前記追従度合いが所与の閾値以下と判定された場合に、前記ベルトスリップ状態であると判定する画像形成装置。
【請求項6】
請求項5において、
前記制御部は、
前記定着ベルト温度情報に対する前記加圧部材温度情報の前記追従度合いが、前記所与の閾値より大きいと判定された場合に、前記ベルトスリップ状態以外の異常発生または異常なしと判定する画像形成装置。
【請求項7】
請求項1において、
前記制御部は、
前記定着ベルト温度情報と前記加圧部材温度情報の差分によって表される熱勾配に基づいて、前記ベルトスリップ状態であるか否かを判定する画像形成装置。
【請求項8】
請求項7において、
前記制御部は、
前記熱勾配の時間変化に基づいて、前記ベルトスリップ状態であるか否かを判定する画像形成装置。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか一項において、
前記制御部は、
前記ベルトスリップ状態であると判定した場合、前記加熱部材による加熱を停止する制御、及び、前記定着ベルトの回転を停止する制御を行う画像形成装置。
【請求項10】
請求項1乃至8の何れか一項において、
前記加圧部材温度検知部は、
前記加圧部材と接触しない位置に配置される非接触式温度センサである画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び制御方法等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式を用いて印刷媒体に画像を形成する画像形成装置が知られている。また画像形成装置に含まれる定着装置のスリップを検出する手法が知られている。例えば特許文献1には、駆動部と従動部の少なくとも一方の表面温度に基づいて異常を検出する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-266694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の手法では、駆動部の温度と従動部の温度の関係は考慮されない。
【0005】
本開示のいくつかの態様によれば、定着ベルトのスリップ状態を精度よく検出する画像形成装置及び制御方法等を提供できる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、定着ベルトと、前記定着ベルトとニップ部を形成し、前記定着ベルトを駆動する加圧部材と、前記定着ベルトの内側に配置された加熱部材と、前記定着ベルトの温度に基づく定着ベルト温度情報を取得する定着ベルト温度検知部と、前記加圧部材の温度に基づく加圧部材温度情報を取得する加圧部材温度検知部と、前記定着ベルト温度情報と前記加圧部材温度情報の関係に基づいて、前記定着ベルトが前記加圧部材の移動に従動していないベルトスリップ状態であるか否かを判定する制御部と、を含む画像形成装置に関係する。
【0007】
本開示の他の態様は、定着ベルトと、前記定着ベルトとニップ部を形成し、前記定着ベルトを駆動する加圧部材と、前記定着ベルトの内側に配置された加熱部材と、を有する画像形成装置の制御方法であって、前記定着ベルトの温度に基づく定着ベルト温度情報を取得し、前記加圧部材の温度に基づく加圧部材温度情報を取得し、前記定着ベルト温度情報と前記加圧部材温度情報の関係に基づいて、前記定着ベルトが前記加圧部材の移動に従動していないベルトスリップ状態であるか否かを判定する、制御方法に関係する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る画像形成装置の外観図である。
画像形成装置の構成例である。
画像形成部の構成例である。
画像形成装置のうちの定着装置の概略構成を示す断面図である。
画像形成装置のうちの定着装置の概略構成を示す斜視図である。
正常状態での定着ベルトと加圧ローラの温度変化の例である。
ベルトスリップ状態での定着ベルトと加圧ローラの温度変化の例である。
他の異常状態での定着ベルトと加圧ローラの温度変化の例である。
ベルトスリップ状態の判定処理を説明するフローチャートである。
ベルトスリップ状態の判定処理を説明するフローチャートである。
ベルトスリップ状態の他の判定処理を説明するフローチャートである。
ベルトスリップ状態の他の判定処理を説明するフローチャートである。
ベルトスリップ状態の他の判定処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
1.システム構成例
図1は、画像形成装置100の外観例を示す図である。本実施形態の画像形成装置100は、例えば画像データに応じて、記録用紙等のシートPに対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置である。なお、画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置であってもよい。また画像形成装置100は、スキャン機能付きプリンターであってもよいし、プリント機能を含む種々の機能を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)であってもよい。画像形成装置100は、例えばコピー機能やファクシミリ機能を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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