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公開番号2025016813
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2021204756
出願日2021-12-17
発明の名称動画像符号化装置および動画像復号装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 19/85 20140101AFI20250129BHJP(電気通信技術)
要約【課題】既存の動画像符号化方式を用いて、特徴マップを効率的に符号化・復号することを目的とする。
【解決手段】特徴マップを符号化する動画像符号化装置において、上記特徴マップを量子化する量子化部と、上記量子化された特徴マップを3つのコンポーネントから構成される複数のサブチャネルにパッキングするチャネルパック部と、上記サブチャネルを符号化する第1の動画像符号化部と、を備え、上記第1の動画像符号化部は、上記量子化部で用いる量子化オフセット値及び/又は量子化スケール値を符号化することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
特徴マップを符号化する動画像符号化装置において、
上記特徴マップを量子化する量子化部と、上記量子化された特徴マップを3つのコンポーネントから構成される複数のサブチャネルにパッキングするチャネルパック部と、
上記サブチャネルを符号化する第1の動画像符号化部と、を備え、
上記第1の動画像符号化部は、上記量子化部で用いる量子化オフセット値及び/又は量子化スケール値を符号化することを特徴とする動画像符号化装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
さらに画像を符号化する第2の動画像符号化部を備え、
上記特徴マップは、上記画像の特徴マップと、上記第2の動画像符号化部の局所復号画像の特徴マップと、の差分データであることを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
【請求項3】
上記特徴マップは、上記画像の特徴マップと、上記画像をダウンサンプルして上記第2の動画像符号化部で符号化した局所復号画像の特徴マップをアップサンプルした特徴マップと、の差分データであることを特徴とする請求項2に記載の動画像符号化装置。
【請求項4】
さらに特徴マップの次元を削減する変換部を備えることを特徴とする請求項1乃至3に記載の動画像符号化装置。
【請求項5】
特徴マップの符号化ストリームから特徴マップを復号する動画像復号装置において、
上記符号化ストリームから3つのコンポーネントから構成される複数のサブチャネルを復号する第1の動画像復号部と、
上記サブチャネルから特徴マップを再構成する逆チャネルパック部と、
上記再構成した特徴マップを逆量子化する逆量子化部と、を含み、
上記第1の動画像復号部は、上記逆量子化部で用いる量子化オフセット値及び/又は量子化スケール値を復号することを特徴とする動画像復号装置。
【請求項6】
さらに画像の符号化ストリームから画像を復号する第2の動画像復号部を備え、上記特徴マップは、上記逆量子化した特徴マップと、上記第2の動画像復号部の復号する画像の特徴マップと、の加算データであることを特徴とする請求項5に記載の動画像復号装置。
【請求項7】
上記特徴マップは、上記逆量子化した特徴マップと、上記第2の動画像復号部の復号する画像の特徴マップをアップサンプルした特徴マップと、の加算データであることを特徴とする請求項6に記載の動画像復号装置。
【請求項8】
さらに特徴マップの次元を復元する逆変換部を備えることを特徴とする請求項5乃至7に記載の動画像復号装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、動画像符号化装置および動画像復号装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
動画像を効率的に伝送または記録するために、動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、および、当該符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が用いられている。
【0003】
具体的な動画像符号化方式としては、例えば、H.266/VVC (Versatile Video Coding)やH.265/HEVC (High Efficiency Video Coding)などが挙げられる(非特許文献1)。
【0004】
一方、近年では、オブジェクト検出、オブジェクトセグメンテーション、オブジェクトトラッキングなど、機械による解析処理に適した符号化方式の検討も行われている。非特許文献2では、動画像から深層学習などで導出された特徴マップを機械認識用に符号化する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
ITU-T Rec. H.266
ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 2 N104
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
動画像から抽出した多数のチャネルから構成される特徴マップを非特許文献1のような既存の動画像符号化方式を用いて符号化・復号する場合、画面内に配置する方法では、各チャネルの動きが同じなどの相関が利用できないという課題がある。また、多数のチャネル(例えば64チャネル)と画面内のピクチャの対応関係が不明であり、映像を復号しても特徴マップが確定せず機械認識に利用できないという課題がある。
【0007】
本発明は、非特許文献1のような既存の動画像符号化方式を用いて、特徴マップを効率的に符号化・復号することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る動画像符号化装置は、特徴マップを符号化する動画像符号化装置において、上記特徴マップを量子化する量子化部と、上記量子化された特徴マップを3つのコンポーネントから構成される複数のサブチャネルにパッキングするチャネルパック部と、上記サブチャネルを符号化する第1の動画像符号化部と、を備え、上記第1の動画像符号化部は、上記量子化部で用いる量子化オフセット値及び/又は量子化スケール値を符号化することを特徴とする。
【0009】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る動画像復号装置は、特徴マップの符号化ストリームから特徴マップを復号する動画像復号装置において、上記符号化ストリームから3つのコンポーネントから構成される複数のサブチャネルを復号する第1の動画像復号部と、上記サブチャネルから特徴マップを再構成する逆チャネルパック部と、上記再構成した特徴マップを逆量子化する逆量子化部と、を含み、上記第1の動画像復号部は、上記逆量子化部で用いる量子化オフセット値及び/又は量子化スケール値を復号することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、各チャネルの相関を考慮して特徴マップを効率的に符号化・復号することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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