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公開番号2025001428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101017
出願日2023-06-20
発明の名称電気掃除機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47L 9/14 20060101AFI20241225BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】手を汚さずに集塵パックを廃棄できる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】塵埃を含む空気を吸引口から吸引する吸引部と、取付板を有する集塵パックを内部にセットできる集塵部とを備え、集塵部は、筒形であり、中心軸方向の一端側に開閉可能な蓋体と、ロック部とを有し、ロック部は、閉じた蓋体に係脱可能に係止してロックする第1係止部と、集塵パックの取付板に係脱可能に係止する第2係止部と、第1係止部と第2係止部とを連動させる連動機構と、連動機構を動作させるよう操作する操作部とを有し、連動機構が、第1係止部を蓋体から離脱させる第1動作と、第2係止部を取付板から離脱させる第2動作とを連動させる電気掃除機。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
塵埃を含む空気を吸引口から吸引する吸引部と、取付板を有する集塵パックを内部にセットできる集塵部とを備え、
集塵部は、筒形であり、中心軸方向の一端側に開閉可能な蓋体と、ロック部とを有し、
ロック部は、閉じた蓋体に係脱可能に係止してロックする第1係止部と、集塵パックの取付板に係脱可能に係止する第2係止部と、第1係止部と第2係止部とを連動させる連動機構と、連動機構を動作させるよう操作する操作部とを有し、
連動機構が、第1係止部を蓋体から離脱させる第1動作と、第2係止部を取付板から離脱させる第2動作とを連動させる電気掃除機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
連動機構は、第1係止部と一体化した第1部分と、第2係止部と一体化した第2部分とを有し、
第1部分は、集塵部の中心軸方向と直交する方向に延びる第1軸を中心として回動可能であり、
第2部分は、第1軸と平行な第2軸を中心として回動可能であり、
第1動作は、操作部を操作することによって第1部分および第1係止部が回動して第1係止部が蓋体から離脱する動作であり、
第2動作は、回動する第1部分が第2部分に当接して第2部分を回動させて第2係止部が集塵パックの取付板から離脱する動作である、請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項3】
連動機構は、第1係止部が蓋体から離脱した後に第2係止部が集塵パックの取付板から離脱するよう、第1動作と第2動作を連動させる、請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項4】
連動機構は、第1係止部と一体化した第1部分と、第2係止部と一体化した第2部分とを有し、
第1部分は、集塵部の中心軸方向と直交する方向に延びる第1軸を中心として回動可能であり、
第2部分は、第1軸と平行な第2軸を中心として回動可能であり、
第1動作は、操作部を操作することによって第1部分および第1係止部が回動して第1係止部が蓋体から離脱する動作であり、
第2動作は、回動する第1部分が第2部分に当接して第2部分を回動させて第2係止部が集塵パックの取付板から離脱する動作である、請求項3に記載の電気掃除機。
【請求項5】
集塵部の中心軸と直交する方向から見て、閉じた蓋体は、集塵部の中心軸と斜めに交差する、請求項1から4のいずれか1つに記載の電気掃除機。
【請求項6】
集塵部の一端側に設けられた開口端部は、集塵部の中心軸と直交する方向から見て、集塵部の中心軸方向の一端側へ突出する突出縁部と、集塵部の中心軸方向の他端側へ後退する後退縁部とを有し、
ロック部の第1係止部は突出縁部に設けられ、蓋体は後退縁部にヒンジ部を介して設けられている、請求項5に記載の電気掃除機。
【請求項7】
集塵部の周囲壁部は、突出縁部の近傍を貫通する流入口と、中心軸方向の他端側の排気開口とを有し、
吸引部は、吸引口を有する吸引筒部と、集塵部の流入口と接続可能な接続口と、集塵部の排気開口と接続可能な吸気口と、吸気口から流入した空気を外部へ排気する排気口とを有し、
第2係止部は、流入口の近傍であって流入口と蓋体との間に設けられ、
集塵部の内面における流入口の近傍に集塵パックの取付板を位置決めする位置決めリブが設けられている、請求項6に記載の電気掃除機。
【請求項8】
集塵部は、集塵部の中心軸方向の蓋体とは反対側に設けられた排気開口を有し、
集塵部は、蓋体側の突出縁部から排気開口側の端部までの中心軸方向の長さが、蓋体側の後退縁部から排気開口側の端部までの中心軸方向の長さよりも長い、請求項6に記載の電気掃除機。
【請求項9】
吸引部は、集塵部を着脱可能に保持する保持部を有し、
操作部は、集塵部の周囲壁部の外面に設けられ、
集塵部は、操作部が吸引部の保持部に対向した状態で保持部にて保持される、請求項1から4のいずれか1つに記載の電気掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電気掃除機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電気掃除機として、特許文献1には掃除機本体の集塵室内にセットした通気性の集塵袋内に塵埃を捕捉するキャニスター型電気掃除機が開示され、特許文献2には掃除機本体に着脱可能な容器内にセットした通気性の集塵袋内に塵埃を捕捉するスティック型電気掃除機が開示されている。集塵袋としては、市販の使い捨ての集塵パック(いわゆる紙パック)が一般的に用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-126597号公報
特表2022-509096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および2の電気掃除機においては、集塵パックを廃棄する際には、ユーザが集塵パックを手で掴んでゴミ箱に廃棄しなければならなかった。
【0005】
本発明は、以上のような事情を考慮してなされた電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、塵埃を含む空気を吸引口から吸引する吸引部と、取付板を有する集塵パックを内部にセットできる集塵部とを備え、
集塵部は、筒形であり、中心軸方向の一端側に開閉可能な蓋体と、ロック部とを有し、
ロック部は、閉じた蓋体に係脱可能に係止してロックする第1係止部と、集塵パックの取付板に係脱可能に係止する第2係止部と、第1係止部と第2係止部とを連動させる連動機構と、連動機構を動作させるよう操作する操作部とを有し、
連動機構が、第1係止部を蓋体から離脱させる第1動作と、第2係止部を取付板から離脱させる第2動作とを連動させる電気掃除機を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気掃除機によれば、集塵部の蓋体を下方に向けた状態でロック部の操作部にてロック解除操作をすることによって蓋体が開き、集塵パックが外部へ落下する。そのため、ユーザは集塵パックを手で掴んでゴミ箱へ廃棄する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る電気掃除機の第1実施形態を斜め上方から見た斜視図である。
第1実施形態の電気掃除機の左側から見た断面側面図である。
第1実施形態の電気掃除機の吸引部を斜め下方から見た斜視図である。
第1実施形態の電気掃除機の集塵部を斜め上方から見た斜視図である。
第1実施形態の集塵部を中心線に沿って切断した左側から見た断面図である。
第1実施形態の集塵部を斜め下方から見た斜視図である。
第1実施形態の集塵部の蓋体を開いた状態を示す斜視図である。
第1実施形態の集塵部にセットされる使用前の集塵パックの平面図である。
図8Aの集塵パックの左側面図である。
第1実施形態の集塵部に集塵パックをセットするときの説明図である。
第1実施形態の集塵部に集塵パック内に塵埃が溜まった状態を示す左側から見た断面側面図である。
第1実施形態の集塵部のロック部を外部に露出させた状態を示す斜視図である。
第1実施形態の集塵部のロック部のロック状態を示す説明図である。
第1実施形態のロック部の連動機構の第1動作を示す説明図である。
第1実施形態のロック部の連動機構の第2動作を示す説明図である。
第1実施形態の集塵部から満杯の集塵パックを廃棄する状態を示す説明図である。
第2実施形態の集塵部のロック部を外部に露出させた状態を示す斜視図である。
図16のロック部の操作部を操作した状態を示す斜視図である。
第3実施形態の電気掃除機を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
【0010】
(第1実施形態)
図1は本発明に係る電気掃除機の第1実施形態を斜め上方から見た斜視図である。図1に示すように、第1実施形態の電気掃除機1は、塵埃を含む空気を吸引口2から吸引する吸引部3と、吸引部3に着脱可能に装着される集塵部4と、吸引部3に着脱可能に装着されるバッテリ5とを備える。本実施形態の場合、ハンディ型またはスティック型として使用可能な電気掃除機1の場合を例示しており、集塵部4内には集塵パック(例えば、紙パック)がセットされる。より詳しくは、電気掃除機1は、図示しない延長管および吸込口体を備え、電気掃除機1の吸引口2に延長管を介して吸込口体を接続するとスティック型として使用可能であり、吸引口2に直接吸込口体を接続するとハンディ型として使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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