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公開番号
2024179513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098417
出願日
2023-06-15
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
G03G
21/20 20060101AFI20241219BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】輻射熱による保護領域の温度上昇を防ぐことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、用紙を加熱および加圧して画像を定着させる定着部1と、予め設定された保護領域(トナーカートリッジ120)と、定着部1と保護領域との間に設けられた反射板41および排熱部51とを備える。反射板41は、排熱部51よりも保護領域に近い側に配置され、定着部1から発せられた輻射熱を排熱部51に向けて反射する。排熱部51は、反射板41によって反射された輻射熱を排出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙を加熱および加圧して画像を定着させる定着部と、
予め設定された保護領域と、
前記定着部と前記保護領域との間に設けられた反射板および排熱部とを備えた画像形成装置であって、
前記反射板は、前記排熱部よりも前記保護領域に近い側に配置され、前記定着部から発せられた輻射熱を前記排熱部に向けて反射し、
前記排熱部は、前記反射板によって反射された輻射熱を排出すること
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記反射板は、前記定着部側の面が鏡面とされていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記反射板の前記保護領域側の面に沿って、熱を遮断する断熱部材が設けられていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記反射板は、平面であること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記反射板は、前記保護領域側に向かって突出した凸面であること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置であって、
前記反射板は、放物線形状とされ、
前記排熱部は、前記反射板における焦点に配置されていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記反射板は、前記定着部に対して前記保護領域が対向する面より大きいこと
を特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記定着部および前記保護領域を収納する外装と、
前記定着部および前記保護領域と前記外装との間に設けられた隔壁とを備え、
前記排熱部は、前記隔壁を貫通し、前記外装に向けて延伸されていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の画像形成装置であって、
前記排熱部の前記外装側の端部には、ヒートシンクが設けられていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像形成装置であって、
前記ヒートシンクに接合されたファンが設けられていること
を特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、用紙を加熱および加圧して画像を定着させる定着部を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置では、未定着のトナー像が形成された用紙を加熱および加圧することで、トナー像の定着が行われる。近年、画像形成装置では、小型化が図られており、各部材を密集して配置するようになっており、定着装置に近傍では、トナーのカートリッジやトナーのクリーニング装置等が配置されている。このように、トナーを扱う部材が、加熱される定着装置の近傍に配置されていると、定着装置から発する熱によって、トナーが溶融することがあった。そこで、内部の温度がある程度以上に上昇しないように工夫した画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-287602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置は、転写材(用紙)に転写された未定着トナー像を定着するための熱定着装置を有し、熱定着装置とトナークリーニング装置との間に遮熱壁が配置されており、遮熱壁は、トナークリーニング装置冷却用空気を導くダクトを形成するとともに、熱定着装置が発生する熱をトナークリーニング装置とは反対側に導く分流板を兼ねている。
【0005】
上述した画像形成装置では、遮熱壁によって気流を遮断しているが、定着装置からは、空気などの物質を介して伝導する熱以外に、電磁波である輻射熱が発せられている。そのため、気流を遮断する遮熱壁を設けただけでは、輻射熱による温度上昇を避けることができないという課題がある。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、輻射熱による保護領域の温度上昇を防ぐことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る画像形成装置は、用紙を加熱および加圧して画像を定着させる定着部と、予め設定された保護領域と、前記定着部と前記保護領域との間に設けられた反射板および排熱部とを備えた画像形成装置であって、前記反射板は、前記排熱部よりも前記保護領域に近い側に配置され、前記定着部から発せられた輻射熱を前記排熱部に向けて反射し、前記排熱部は、前記反射板によって反射された輻射熱を排出することを特徴とする。
【0008】
本開示に係る画像形成装置では、前記反射板は、前記定着部側の面が鏡面とされている構成としてもよい。
【0009】
本開示に係る画像形成装置では、前記反射板の前記保護領域側の面に沿って、熱を遮断する断熱部材が設けられている構成としてもよい。
【0010】
本開示に係る画像形成装置では、前記反射板は、平面である構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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