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公開番号2024178493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096637
出願日2023-06-13
発明の名称保冷ボックス
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 81/38 20060101AFI20241218BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本開示は、被保冷物の温度変化をより小さくすることができる保冷ボックスを提供する。
【解決手段】本開示に係る保冷ボックスは、複数の壁部により区画された主保冷スペースと、前記複数の壁部のうちの一の壁部内に形成された副保冷スペースと、を有する筐体と、前記筐体に配された複数の保冷剤と、を備え、前記一の壁部は、前記主保冷スペースと副保冷スペースとの間に位置し、前記保冷剤が配された内壁と、前記副保冷スペースを介して前記内壁と対向しており、前記保冷剤が配された外壁と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の壁部により区画された主保冷スペースと、前記複数の壁部のうちの一の壁部内に形成された副保冷スペースと、を有する筐体と、
前記筐体に配された複数の保冷剤と、
を備え、
前記一の壁部は、
前記主保冷スペースと副保冷スペースとの間に位置し、前記保冷剤が配された内壁と、
前記副保冷スペースを介して前記内壁と対向しており、前記保冷剤が配された外壁と、
を有する保冷ボックス。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記内壁は、前記内壁と前記外壁との対向方向において前記外壁に対して相対的に変位可能である、請求項1に記載の保冷ボックス。
【請求項3】
前記外壁及び前記内壁のうちの一方を他方側に付勢する付勢部材をさらに備える、請求項2に記載の保冷ボックス。
【請求項4】
前記副保冷スペースは、副保冷スペース開口部を有し、
前記内壁及び前記外壁のうちの少なくとも一方に設けられており、前記副保冷スペース開口部を閉鎖可能な閉鎖部材をさらに備える、請求項2又は3に記載の保冷ボックス。
【請求項5】
前記閉鎖部材は、前記内壁に設けられた第1閉鎖部材と、前記外壁に設けられており、前記第1閉鎖部材に対して着脱可能な第2閉鎖部材とを含む、請求項4に記載の保冷ボックス。
【請求項6】
前記閉鎖部材は、前記内壁に接続されており、前記外壁の外側に至るように折り曲げられて前記副保冷スペース開口部を閉鎖可能なタブを含む、請求項4に記載の保冷ボックス。
【請求項7】
前記主保冷スペースは、上方に向かって開口する主保冷スペース開口部を有し、
前記複数の壁部は、
前記主保冷スペースの底面を構成している底壁部と、
前記底壁部から上方に向かって延びる複数の側壁部と、
を有し、
前記複数の側壁部のそれぞれが、前記内壁と前記外壁とを備えている、請求項1又は2に記載の保冷ボックス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、保冷ボックスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1は、冷凍食品等を保冷した状態で保存するための保冷ボックスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2004/067405号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
温度変化をより小さくして保冷可能な保冷ボックスが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は上記問題に鑑み、被保冷物の温度変化をより小さくすることができる保冷ボックスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様では、複数の壁部により区画された主保冷スペースと、複数の壁部のうちの一の壁部内に形成された副保冷スペースと、を有する筐体と、筐体に配された複数の保冷剤と、を備え、一の壁部は、主保冷スペースと副保冷スペースとの間に位置し、保冷剤が配された内壁と、副保冷スペースを介して内壁と対向しており、保冷剤が配された外壁と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、被保冷物の温度変化をより小さくすることが可能な保冷ボックスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示に係る保冷ボックスの斜視図であり、閉状態を示す図である。
図2は、本開示に係る保冷ボックスの斜視図であり、開状態を示す図である。
図3は、図2に示すIII-III断面図である。
図4は、図2に示すIV-IV断面図である。
図5は、副保冷スペースに被保冷物を収納した様子を示す断面図である。
図6は、不使用時の様子を示す断面図である。
図7は、本開示に係る保冷ボックスの変形例を示す斜視図である。
図8は、図7に示すVIIIの方向からみた図である。
図9は、本開示に係る保冷ボックスのさらなる変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本開示の解決手段として必須であるとは限らない。
【0010】
図1は、本開示に係る保冷ボックス100の斜視図であり、閉状態を示す図である。図2は、本開示に係る保冷ボックス100の斜視図であり、開状態を示す図である。図1及び図2に示すように、本開示に係る保冷ボックス100は、筐体1と、筐体1に配された複数の保冷剤2とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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