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公開番号2025001946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101759
出願日2023-06-21
発明の名称加熱調理器
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24C 7/02 20060101AFI20241226BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】フィルタの汚れを容易に検出できる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器100は、ダクト2と、フィルタ3と、検出部4とを備える。ダクト2は、吸込部211から吸い込まれた空気を流す。フィルタ3は、吸込部211に配置されて空気を濾過する。検出部4は、ダクト2内に配置されてフィルタ3の汚れを検出する。検出部4は、光を発光する発光部41と、光の反射光を受光する受光部42とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吸込部から吸い込まれた空気を流すダクトと、
前記吸込部に配置されて空気を濾過するフィルタと、
前記ダクト内に配置されて前記フィルタの汚れを検出する検出部と
を備え、
前記検出部は、
光を発光する発光部と、
前記光の反射光を受光する受光部と
を有する、加熱調理器。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記受光部は、前記フィルタに反射された前記光の反射光を受光する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記検出部との間に前記フィルタが配置され、前記ダクト外に配置される反射板をさらに備え、
前記受光部は、前記反射板に反射されて前記フィルタを透過した前記光の反射光を受光する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記フィルタの交換が必要か否かを判定する判定部をさらに備え、
前記判定部は、前記受光部が受光した前記反射光の光強度と閾値とに基づき判定する、
前記閾値は、前記フィルタを交換する時期の前記反射光の光強度を示す、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記判定部は、第1光強度に基づき前記閾値を変更し、
前記第1光強度は、前記フィルタが交換されたときに前記受光部が受光した前記反射光の光強度を示す、請求項4に記載の加熱調理器。
【請求項6】
報知を行う報知部をさらに備え、
前記判定部が前記フィルタの交換が必要と判定した場合、前記報知部は、前記フィルタの交換が必要であることを報知する、請求項4に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、加熱室内に照射するマイクロ波を発生する加熱調理器の一例が開示される。特許文献1の加熱調理器は、吸気孔と、吸気孔から電気部品を冷却する空気を吸い込むファンと、吸気孔に設けられるフィルタと、フィルタの汚れ状態を検出する検出部とを備える。検出部は、発光部と受光部とからなり、受光部はフィルタを透過した透過光を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-14071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される加熱調理器は、発光部と受光部とが加熱調理器の内部に配置される。しかしながら、特許文献1に開示される加熱調理器では、フィルタを加熱調理器の内部に向けて引き込んだ検出対象としての凸部が形成される。発光部と受光部とは、フィルタの凸部を間に挟んで対向配置される。受光部は、フィルタの凸部を透過した透過光を検出する。従って、特許文献1は、構造が複雑になり、フィルタの汚れを容易に検出することができない。
【0005】
本開示の目的は、フィルタの汚れを容易に検出できる加熱調理器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の加熱調理器は、ダクトと、フィルタと、検出部とを備える。前記ダクトは、吸込部から吸い込まれた空気を流す。前記フィルタは、前記吸込部に配置されて空気を濾過する。前記検出部は、前記ダクト内に配置されて前記フィルタの汚れを検出する。前記検出部は、光を発光する発光部と、前記光の反射光を受光する受光部とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の加熱調理器によれば、フィルタの汚れを容易に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る加熱調理器の斜視図である。
図1のII-II線断面図である。
図1のIII-III線断面図である。
フィルタと検出部とを示す側面図である。
本開示の一実施形態に係る加熱調理器の構成を示すブロック図である。
制御マップの一例を示す図である。
本開示の一実施形態に係るフィルタの交換要否の判定処理におけるフローチャートである。
変形例に係るフィルタと検出部とを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本開示に係る加熱調理器100の実施形態について説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
図1から図3を参照して、本実施形態に係る加熱調理器100について説明する。図1は、本実施形態における加熱調理器100の斜視図である。図2は、図1のII-II線断面図である。図3は、図1のIII-III線断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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