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公開番号
2024179071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023097586
出願日
2023-06-14
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/393 20060101AFI20241219BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】文字を含む画像データの縮小時に、文字が潰れたりして読み取れなくなることを極力回避可能な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】画像処理装置100は、第1画像を基に、第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成部111aと、第1画像と第2画像に対して文字認識を行い、第1画像に対して文字認識が成功した文字数である第1画像文字認識成功数と、第2画像に対して文字認識が成功した文字数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定部112と、第2画像に対して、第1画像文字認識成功数に対する第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定部113と、判定条件を満たすと判定された第2画像の縮小倍率を第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定部114とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1画像を基に、前記第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成部と、
前記第1画像と前記第2画像に対して文字認識を行い、前記第1画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第1画像文字認識成功数と、前記第2画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定部と、
前記第2画像に対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
前記条件判定部が前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定部と
を備える、画像処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記条件判定部は、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率が所定の比率判定閾値以上、又は前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の差分が所定の差分判定閾値以下である場合に、前記判定条件を満たすと判定する、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第2画像生成部は、前記第1画像を複数の異なる縮小倍率でそれぞれ縮小した複数の前記第2画像を生成し、
前記文字認識成功数判定部は、複数の前記第2画像それぞれに対して前記第2画像文字認識成功数を判定し、
前記条件判定部は、複数の前記第2画像それぞれに対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が前記判定条件を満たすか否かを判定し、
前記限界縮小倍率判定部は、前記条件判定部が前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像のうち前記縮小倍率が最も小さい前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の前記限界縮小倍率として判定する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第2画像生成部は、前記縮小倍率を段階的に低下させながら前記第2画像を生成する処理を繰り返し実行することにより、複数の前記第2画像を生成し、
前記文字認識成功数判定部は、複数の前記第2画像それぞれに対して前記第2画像文字認識成功数を判定し、
前記条件判定部は、複数の前記第2画像それぞれに対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が前記判定条件を満たすか否かを判定し、
前記限界縮小倍率判定部は、前記条件判定部が前記判定条件を満たさないと最初に判定した前記第2画像の一つ前に生成した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の前記限界縮小倍率として判定する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1画像を前記限界縮小倍率よりも小さい縮小倍率で縮小する処理を制限する画像縮小処理制限部をさらに備える、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第1画像の縮小を指示する操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記画像縮小処理制限部は、前記操作部が前記第1画像を前記限界縮小倍率よりも小さい縮小を指示する操作を受け付けないよう制限する、請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
第1画像を基に、前記第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成工程と、
前記第1画像と前記第2画像に対して文字認識を行い、前記第1画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第1画像文字認識成功数と、前記第2画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定工程と、
前記第2画像に対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定工程と、
前記条件判定工程において前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定工程と
を含む、画像処理方法。
【請求項8】
画像処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、
前記画像処理は、
第1画像を基に、前記第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成工程と、
前記第1画像と前記第2画像に対して文字認識を行い、前記第1画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第1画像文字認識成功数と、前記第2画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定工程と、
前記第2画像に対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定工程と、
前記条件判定工程において前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定工程と
を含む、画像処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、文字などを含む画像データに対する画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている画像処理装置では、原稿画像を光学的に読み取り、原稿に含まれている文字の認識を行って、最も小さな文字のサイズを認識する。認識された最も小さな文字のサイズが、どの程度縮小プリントされるかを算出し、予め設定されたサイズより小さく縮小される場合にはコピー動作を停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-166217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
大型ディスプレイを掲示板や案内板などの用途で、スキャンした複数の文書を表示する際、各文書を縮小して並べる場合があるが、縮小し過ぎると文字が潰れて読めなくなってしまう。文字が読めなくならないようにする指標として文字サイズを使用し、最小サイズを設定するという方法がある。しかし、文書をスキャンした画像データなどにおいては、文字が滲んだり掠れたりして、縮小したときに文字サイズが比較的大きくても読み取りにくくなる場合がある。つまり、文字サイズによる単純な制限では、文字を読み取れるサイズを適切に判断することが困難になり得る。
【0005】
本開示は、文字などを含む画像データの縮小時に、文字が潰れたりして読み取れなくなることを極力回避可能な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の画像処理装置は、第1画像を基に、前記第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成部と、前記第1画像と前記第2画像に対して文字認識を行い、前記第1画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第1画像文字認識成功数と、前記第2画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定部と、前記第2画像に対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、前記条件判定部が前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定部とを備える。
【0007】
本開示の画像処理方法は、第1画像を基に、前記第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成工程と、前記第1画像と前記第2画像に対して文字認識を行い、前記第1画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第1画像文字認識成功数と、前記第2画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定工程と、前記第2画像に対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定工程と、前記条件判定工程において前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定工程とを含む。
【0008】
本開示の画像処理プログラムは、画像処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、前記画像処理は、第1画像を基に、前記第1画像を所定の縮小倍率で縮小した少なくとも1つの第2画像を生成する第2画像生成工程と、前記第1画像と前記第2画像に対して文字認識を行い、前記第1画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第1画像文字認識成功数と、前記第2画像に対して前記文字認識が成功した文字の数である第2画像文字認識成功数を、それぞれ判定する文字認識成功数判定工程と、前記第2画像に対して、前記第1画像文字認識成功数に対する前記第2画像文字認識成功数の比率又は差分が所定の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定工程と、前記条件判定工程において前記判定条件を満たすと判定した前記第2画像の前記縮小倍率を前記第1画像の限界縮小倍率として判定する限界縮小倍率判定工程とを含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、文字などを含む画像データの縮小時に、文字が潰れたりして読み取れなくなることを極力回避可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る画像処理装置100の概略構成を例示する説明図である。
画像処理装置100の構成を示すブロック図である。
画像処理装置100による画像データ20の段階的縮小時のOCRによる文字認識成功数の変化を例示する説明図である。
画像処理装置100による画像データ20の縮小処理を示すフローチャートである。
画像処理装置100による画像データ20の縮小処理の変形例1を示すフローチャートである。
画像処理装置100による画像データ20の縮小処理の変形例2を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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