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公開番号2024167574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083746
出願日2023-05-22
発明の名称定着装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20241127BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】状況に応じて加熱手段を使い分けることができる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置1は、筒状の定着ベルト31と加圧ローラ32とによって挟持した用紙Pを加熱および加圧し、用紙Pに画像を定着させる。定着装置1は、定着ベルト31の内側に当接し、加圧ローラ32と伴に用紙を加圧するニップ部Nを形成する定着パッド34と、搬送される用紙Pの幅方向での中央部を加熱するメインランプ36aと、幅方向での端部を加熱するサブランプ36bと、定着パッド34に取り付けられ、正の温度特性を有するヒータ41とを備える。ヒータ41は、幅方向において、定着ベルト31を加熱する領域がサブランプ36bと重複する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の定着ベルトと加圧部材とによって挟持した用紙を加熱および加圧し、用紙に画像を定着させる定着装置であって、
前記定着ベルトの内側に当接し、前記加圧部材と伴に用紙を加圧するニップ部を形成する定着パッドと、
搬送される用紙の幅方向での中央部を加熱するメインランプと、
前記幅方向での端部を加熱するサブランプと、
前記定着パッドに取り付けられ、正の温度特性を有するヒータとを備え、
前記ヒータは、前記幅方向において、前記定着ベルトを加熱する領域が前記サブランプと重複すること
を特徴とする定着装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載の定着装置であって、
前記定着ベルトが定着動作を実施する前に予め設定された温度まで前記定着ベルトを加熱する予備加熱では、前記メインランプおよび前記サブランプを使用すること
を特徴とする定着装置。
【請求項3】
請求項1に記載の定着装置であって、
搬送される用紙のサイズに応じて、前記サブランプと前記ヒータとのいずれかを切り替えて使用すること
を特徴とする定着装置。
【請求項4】
請求項3に記載の定着装置であって、
前記幅方向において、前記メインランプが加熱する領域をメイン加熱領域とし、前記幅方向において、前記サブランプが加熱する領域をサブ加熱領域としたとき、
前記メイン加熱領域より幅広であって、一部が前記サブ加熱領域と重なる中サイズ用紙に定着する際、前記メインランプおよび前記ヒータを使用すること
を特徴とする定着装置。
【請求項5】
請求項4に記載の定着装置であって、
前記メイン加熱領域および前記サブ加熱領域を含む幅とされた大サイズ用紙に定着する際、前記メインランプおよび前記サブランプを使用すること
を特徴とする定着装置。
【請求項6】
請求項1に記載の定着装置であって、
前記定着パッドに取り付けられ、正の温度特性を有する中央ヒータを備え、
前記中央ヒータは、前記幅方向において、加熱する領域が前記メインランプと重複すること
を特徴とする定着装置。
【請求項7】
請求項1に記載の定着装置を備えた画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、用紙を加熱および加圧して画像を定着させる定着装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置では、未定着のトナー像が形成された用紙を加圧および加熱することで、トナー像の定着が行われる。近年では、無端状の定着ベルトを用いた定着装置が提案されており、ヒータによって定着ベルトを加熱している。また、画像形成装置では、様々なサイズの用紙が使用されるようになっており、用紙の幅に応じて、ヒータの長さを延長することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-142985号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置は、無端状の定着部材と、定着部材の外部に配置され、定着部材に対向する対向部材と、定着部材の内部に設けられ、定着部材と対向部材との間にニップを形成するためのニップ形成部材と、定着部材を加熱する第一加熱源と、記録媒体(用紙)の最大通過領域の外側において、定着部材と第一加熱源との間を遮蔽する遮蔽部材と、遮蔽部材に設けられ、最大通過領域の外側で定着部材を加熱する第二加熱源とを備えており、第二加熱源は、面状発熱体とされている。
【0005】
従来の画像形成装置において、最大通過領域の外側を加熱する場合には、第二加熱源を使用しなければならないが、低温のときに面状発熱体を使用すると、消費電力量が増加してしまい、効率が低下するという課題がある。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、状況に応じて加熱手段を使い分けることができる定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る定着装置は、筒状の定着ベルトと加圧部材とによって挟持した用紙を加熱および加圧し、用紙に画像を定着させる定着装置であって、前記定着ベルトの内側に当接し、前記加圧部材と伴に用紙を加圧するニップ部を形成する定着パッドと、搬送される用紙の幅方向での中央部を加熱するメインランプと、前記幅方向での端部を加熱するサブランプと、前記定着パッドに取り付けられ、正の温度特性を有するヒータとを備え、前記ヒータは、前記幅方向において、前記定着ベルトを加熱する領域が前記サブランプと重複することを特徴とする。
【0008】
本開示に係る定着装置は、前記定着ベルトが定着動作を実施する前に予め設定された温度まで前記定着ベルトを加熱する予備加熱では、前記メインランプおよび前記サブランプを使用する構成とされている。
【0009】
本開示に係る定着装置は、搬送される用紙のサイズに応じて、前記サブランプと前記ヒータとのいずれかを切り替えて使用する構成とされている。
【0010】
本開示に係る定着装置は、前記幅方向において、前記メインランプが加熱する領域をメイン加熱領域とし、前記幅方向において、前記サブランプが加熱する領域をサブ加熱領域としたとき、前記メイン加熱領域より幅広であって、一部が前記サブ加熱領域と重なる中サイズ用紙に定着する際、前記メインランプおよび前記ヒータを使用する構成とされている。
(【0011】以降は省略されています)

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