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公開番号2024167460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083558
出願日2023-05-22
発明の名称調理器及び調理器用の容器
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類A47J 37/06 20060101AFI20241127BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】回転テーブルに対する容器の位置ずれを抑制することができる調理器及び調理器用の容器を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る調理器は、調理室を有する調理器本体と、前記調理室に配置され、鉛直方向に延びる軸線を中心として回転する回転テーブルと、を備え、前記回転テーブルの中央部には、被調理物を収容する容器を位置決めするための凹部が設けられる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
調理室を有する調理器本体と、
前記調理室に配置され、鉛直方向に延びる軸線を中心として回転する回転テーブルと、を備え、
前記回転テーブルの中央部には、被調理物を収容する容器を位置決めするための凹部が設けられる、調理器。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記凹部の周縁部に沿って配置可能で、かつ前記周縁部から上方に延びて前記容器の少なくとも一部を囲う囲い壁部をさらに有する、請求項1に記載の調理器。
【請求項3】
前記囲い壁部は、上方に向かうにつれて前記軸線に近づくように設けられる、請求項2に記載の調理器。
【請求項4】
前記凹部は、前記周縁部から内側に向けて突出する複数の突出部を有し、
前記囲い壁部は、下端部から上側に向けて切り欠いた複数の切欠き部を有し、
前記複数の突出部のそれぞれに対応する前記切欠き部が上方から挿入された状態で、前記囲い壁部は前記凹部に配置される、請求項2または請求項3に記載の調理器。
【請求項5】
前記回転テーブルの上方に設けられ、前記軸線を中心とする回転が規制された態様で配置可能な回転規制部材と、
前記回転規制部材に設けられ、前記回転テーブル上の被調理物を撹拌可能な撹拌部材と、をさらに備え、
前記凹部に前記被調理物を収容する前記容器が配置されることで、前記撹拌部材に対する前記容器の位置決めが行われる、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の調理器。
【請求項6】
調理室を有する調理器本体と、前記調理室に配置され、鉛直方向に延びる軸線を中心として回転し、かつ中央部に凹部が設けられた回転テーブルと、を備えた調理器用の容器であって、
被調理物を収容可能な容器本体と、
前記容器本体に設けられ、前記凹部の周縁部に沿って配置可能で、かつ前記周縁部から上方に延びて前記容器本体の少なくとも一部を囲う囲い壁部と、を備える、容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、調理器及び調理器用の容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、調理室を有する調理器本体と、調理室に配置され、回転軸を中心として回転する回転テーブルとを備える調理器の調理室において、回転テーブルの上方に、回転軸を中心とする回転が規制された態様で配置可能な回転規制部材と、回転規制部材に取り付けられており、鉛直方向に変位可能な変位部を有する撹拌部材と、を備える調理器具が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-129685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の調理器具では、被調理物を収容する容器が、調理室内の撹拌部材に対してずれた位置に載置されると、容器内の被調理物を十分に撹拌することができない場合があった。また、回転テーブルとともに回転する被調理物に対して撹拌部材から外力が加えられることによって、容器が調理室内の撹拌部材に対してずれることで、容器内の被調理物を十分に撹拌することができない場合があった。
【0005】
そこで、本発明の一態様は、回転テーブルに対する容器の位置ずれを抑制することができる調理器及び調理器用の容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る調理器は、調理室を有する調理器本体と、前記調理室に配置され、鉛直方向に延びる軸線を中心として回転する回転テーブルと、を備え、前記回転テーブルの中央部には、被調理物を収容する容器を位置決めするための凹部が設けられる。
【0007】
本発明の一態様に係る容器は、調理室を有する調理器本体と、前記調理室に配置され、鉛直方向に延びる軸線を中心として回転し、かつ中央部に凹部が設けられた回転テーブルと、を備えた調理器用の容器であって、被調理物を収容可能な容器本体と、前記容器本体に設けられ、前記凹部の周縁部に沿って配置可能で、かつ前記周縁部から上方に延びて前記容器本体の少なくとも一部を囲う囲い壁部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
調理器の模式的正面図である。
扉の描画を省略した調理器の模式的正面図である。
調理器具及び回転テーブルの斜視図である。
調理器具及び回転テーブルの上面図である。
撹拌器の斜視図である。
撹拌器の断面図である。
軸部を示す撹拌器の部分拡大図である。
回転テーブルが第1方向に回転した場合における撹拌部材に作用する外力を示す調理器具及び回転テーブルの上面図である。
回転テーブルが第2方向に回転した場合における撹拌部材に作用する外力を示す調理器具及び回転テーブルの上面図である。
回転テーブルが第1方向に回転した場合における撹拌部材を示す調理器具及び回転テーブルの断面図である。
回転テーブルが第2方向に回転した場合における撹拌部材を示す調理器具及び回転テーブルの断面図である。
回転テーブルに対する囲い壁部の配置を示す斜視図である。
囲い壁部に対する容器の配置を示す斜視図である。
調理器具及び回転テーブルの断面図である。
変形例に係る容器の斜視図である。
変形例に係る容器の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、調理器1の模式的正面図である。図2は、扉12の描画を省略した調理器1の模式的正面図である。以下では、後述の調理室11が開口する側を前側とし、その反対側を後側とし、調理器1が載置される側を下側とし、その反対側を上側と規定して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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