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公開番号2024168783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085720
出願日2023-05-24
発明の名称光走査装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G02B 26/10 20060101AFI20241128BHJP(光学)
要約【課題】複数のレーザダイオードを密集させて配置することができる光走査装置を提供する。
【解決手段】光走査装置は、光束を出射するレーザダイオード81と、レーザダイオード81が固定されるホルダ70と、複数のホルダを並べて保持する保持部61aとを備える。ホルダ70は、自身の中心を間に挟んで互いに対向する第1端部71および第2端部72と、第1端部71から第2端部72へ向かって直線状に延びる第1側辺部73および第2側辺部74とを有する。第1側辺部73と第2側辺部74とは、第1端部71から第2端部72へ向かうに従って、互いの間隔が徐々に広がるように延伸されている。保持部61aに保持された状態で隣接するホルダ70は、一方のホルダ70の第1端部71に対し、他方のホルダ70の第2端部72を隣接させて配置されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
光束を出射するレーザダイオードと、
前記レーザダイオードが固定されるホルダと、
複数の前記ホルダを並べて保持する保持部とを備える光走査装置であって、
前記ホルダは、自身の中心を間に挟んで互いに対向する第1端部および第2端部と、前記第1端部から前記第2端部へ向かって直線状に延びる第1側辺部および第2側辺部とを有し、
前記第1側辺部と前記第2側辺部とは、前記第1端部から前記第2端部へ向かうに従って、互いの間隔が徐々に広がるように延伸されており、
前記保持部に保持された状態で隣接する前記ホルダは、一方の前記ホルダの前記第1端部に対し、他方の前記ホルダの前記第2端部を隣接させて配置されていること
を特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記保持部では、複数の前記ホルダが、高さ方向において直線状に配置されていること
を特徴とする光走査装置。
【請求項3】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記ホルダの表面には、治具に把持される凸部を備えること
を特徴とする光走査装置。
【請求項4】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記ホルダの外縁には、治具が挿入される切欠き部を備えること
を特徴とする光走査装置。
【請求項5】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記ホルダは、前記第1端部および前記第2端部に設けられた接着部を介して、前記保持部と接着されること
を特徴とする光走査装置。
【請求項6】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記保持部に保持された状態で隣接する前記ホルダは、互いの前記第1側辺部同士が対向し、互いの前記第2側辺部同士が対向するように配置されていること
を特徴とする光走査装置。
【請求項7】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記保持部に保持された状態で隣接する前記ホルダは、並べた順に沿って、一方の端部が互い違いになるように配置されていること
を特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記ホルダは、扇形状とされていること
を特徴とする光走査装置。
【請求項9】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記ホルダは、三角形状とされていること
を特徴とする光走査装置。
【請求項10】
請求項1に記載の光走査装置であって、
前記ホルダは、台形状とされていること
を特徴とする光走査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レーザダイオードが固定されるホルダを有する光走査装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、デジタル複写機、レーザプリンタ、あるいはファクシミリ等の画像形成装置では、レーザビームを走査する光走査装置が用いられる。画像形成装置で画像形成する場合、感光体を帯電装置で帯電した後、光走査装置によって画像情報に応じた書き込みを行い、感光体に静電潜像を形成する。そして、現像装置から供給されるトナーによって、感光体上の静電潜像を顕像化する。感光体上で顕像化されたトナー像は、転写装置によって用紙に転写され、さらに、定着装置によって用紙に定着されることで、所望の画像が得られる。
【0003】
光走査装置の光源となるレーザダイオードは、所定の保持部に取り付けられる。保持部としては、例えば、光走査装置の筐体となるハウジングの壁部が適用されており、ホルダを介してレーザダイオードを保持部に固定している。そして、各レーザダイオードは、高さ方向において近づけて配置させ、且つ、横並びに傾斜させて配置させていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-8423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の光走査装置では、レーザダイオードホルダが円形状とされており、
ビームサイズなどの光学性能を向上させるために、各レーザダイオードを高さ方向に近づけて配置させる必要があるが、従来の光走査装置では、レーザダイオードが円形状であるため、複数のレーザダイオードホルダを互いに近づけて配置しようとすると、互いが干渉するので、レーザダイオードホルダの配置が制約されてしまう。そのため、複数のレーザダイオードを密集させて配置できないという課題がある。
【0006】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、複数のレーザダイオードを密集させて配置することができる光走査装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る光走査装置は、光束を出射するレーザダイオードと、前記レーザダイオードが固定されるホルダと、複数の前記ホルダを並べて保持する保持部とを備える光走査装置であって、前記ホルダは、自身の中心を間に挟んで互いに対向する第1端部および第2端部と、前記第1端部から前記第2端部へ向かって直線状に延びる第1側辺部および第2側辺部とを有し、前記第1側辺部と前記第2側辺部とは、前記第1端部から前記第2端部へ向かうに従って、互いの間隔が徐々に広がるように延伸されており、前記保持部に保持された状態で隣接する前記ホルダは、一方の前記ホルダの前記第1端部に対し、他方の前記ホルダの前記第2端部を隣接させて配置されていることを特徴とする。
【0008】
本開示に係る光走査装置は、前記保持部では、複数の前記ホルダが、高さ方向において直線状に配置されている構成としてもよい。
【0009】
本開示に係る光走査装置は、前記ホルダの表面には、治具に把持される凸部を備える構成としてもよい。
【0010】
本開示に係る光走査装置は、前記ホルダの外縁には、治具が挿入される切欠き部を備える構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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