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公開番号2025001681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101288
出願日2023-06-21
発明の名称画像形成装置及び印刷システム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約【課題】印刷ジョブのオーナー毎に印刷ジョブを管理できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、前記印刷ジョブに、個人を一意に判別可能であるオーナー判別情報が付加されている場合、前記オーナー判別情報によって決定される格納先に前記印刷ジョブを格納する印刷ジョブ管理部と、格納先情報を表示する表示部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、
前記印刷ジョブに、個人を一意に判別可能であるオーナー判別情報が付加されている場合、前記オーナー判別情報によって決定される格納先に前記印刷ジョブを格納する印刷ジョブ管理部と、格納先情報を表示する表示部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記印刷ジョブには、前記印刷ジョブの送信元である情報端末に割り当てられた端末名、及び前記情報端末のユーザを示すユーザ名のうちの少なくとも一方を示すユーザ情報がさらに付加される
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記オーナー判別情報は、前記印刷ジョブの送信元である情報端末の動作に関連する設定情報により決定された種別に属する
請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記格納先は、フォルダであり、
前記印刷ジョブ管理部は、前記オーナー判別情報に基づいて、前記フォルダのフォルダ名を決定する
請求項１又は２に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記印刷ジョブには、前記ジョブの送信元である情報端末に割り当てられた端末名、及び前記情報端末のユーザのユーザ名のうちの少なくとも一方を示すユーザ情報がさらに付加され、
前記表示制御部は、前記ユーザ情報と前記オーナー判別情報とにより決定されるフォルダボタン名を有し、前記印刷ジョブを選択可能にさせるフォルダボタンを表示部に表示させる
請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記フォルダボタン名は、同一のオーナー判別情報が付加された複数の印刷ジョブに付加されたユーザ情報によって示される複数のユーザ名のうち、最も多く含まれるユーザ名を含む
請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記表示制御部は、未操作であるフォルダボタンと、前記フォルダ名が決定されてから所定時間が経過していないフォルダを示すフォルダボタンとについて、他のフォルダボタンと異なる表示態様で前記表示部に表示させる
請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記印刷ジョブ管理部は、前記印刷ジョブに、前記オーナー判別情報が付加されておらず、前記ユーザ情報が付加されている場合、前記印刷ジョブを前記ユーザ情報によって決定される格納先に格納する
請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記印刷ジョブ管理部は、前記画像形成装置に対するユーザの操作によって選択されたフォルダボタンによって示されるフォルダに格納された印刷ジョブを選択実行可能とする
請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記オーナー判別情報は、前記印刷ジョブの送信元である情報端末に対するユーザの操作により選択可能とする
請求項１に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像形成装置及び印刷システムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ホスト装置から印刷データと設定データとを受信し、印刷データと設定データとに基づいて再印刷を行う画像形成装置を開示する。特許文献１に開示される画像形成装置において、設定データには、印刷設定情報、印刷データを識別するパス情報、ジョブIＤ、印刷データのサムネイル、ホスト名、再印刷許可ユーザ情報、印刷日時または親展情報を少なくとも１つが含まれるものが知られている。（特許文献１）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－２１８６４９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
印刷システムにおいて、同一の人物の操作により、複数のホスト装置から印刷データが画像形成装置に送信される場合がある。その場合、特許文献１に開示された画像形成装置においては、印刷ジョブのオーナー毎に印刷ジョブを管理することはできないため、印刷データに対応する設定データは、ホスト装置に応じて異なるおそれがある。そのため、特許文献１に開示された画像形成装置においては、ユーザが印刷データを選択するためには、所望の印刷データに対応する設定データを示す検索条件を入力する必要がある。そのため、特許文献１に開示された画像形成装置においては、ユーザが、所望の印刷データに対応する設定データを記憶しておく必要がある。そこで、本開示の一態様は、印刷ジョブのオーナー毎に印刷ジョブを管理できる画像形成装置及び印刷システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一形態に係る画像形成装置は、印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、前記印刷ジョブに、個人を一意に判別可能であるオーナー判別情報が付加されている場合、前記オーナー判別情報によって決定される格納先に前記印刷ジョブを格納する印刷ジョブ管理部と、格納先情報を表示する表示部と、を備える。
【０００６】
本開示の一形態に係る印刷システムは、画像形成装置と、印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する情報端末と、を含み、前記画像形成装置は、前記情報端末から前記印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、前記印刷ジョブに、個人を一意に判別可能であるオーナー判別情報が付加されている場合、前記オーナー判別情報によって決定される格納先に前記印刷ジョブを格納する印刷ジョブ管理部と、格納先情報を表示する表示制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
印刷システムの全体構成の一例を示す図である。
情報端末の構成の一例を示すブロック図である。
印刷ジョブの一例を示す図である。
画像形成装置の構造の一例を示す図である。
画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
印刷ジョブテーブルの一例を示す図である。
情報端末の動作の一例を示すフローチャートである。
設定画面の一例を示す図である。
画像形成装置において、印刷ジョブをフォルダに格納する処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置における図９に続く処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置において、印刷ジョブを選択する処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置における図１１に続く処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置の表示部における画面遷移の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（第一実施形態）
図１～図１３を参照して、第一実施形態について説明する。なお、図面については、同一又は同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【０００９】
図１は、印刷システム１の全体構成の一例を示す図である。印刷システム１は、情報端末１０１と、画像形成装置１０２とを含む。情報端末１０１と、画像形成装置１０２とは、有線または無線のネットワークを介して接続する。例えば、ネットワークは、インターネット、ＬＡＮ（Local Area Network）等である。
【００１０】
情報端末１０１は、ユーザが操作する端末装置である。例えば、情報端末１０１は、スマートフォン、ノートＰＣ（Personal Computer）、タブレット端末、デスクトップＰＣ等である。情報端末１０１は、印刷ジョブを画像形成装置１０２に送信する。
（【００１１】以降は省略されています）

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