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公開番号
2025000154
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023099837
出願日
2023-06-19
発明の名称
防犯設備、及び防犯システム
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/50 20230101AFI20241224BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】屋内の電源を利用して、無接点給電装置により屋外に設置された監視カメラユニット等の防犯機器に電力を供給する防犯設備を提供する。
【解決手段】屋外側に設置される、撮影した映像をイメージセンサにより電気信号に変換した後、外部通信装置に送信する機能を有する監視カメラユニット2と、該監視カメラユニットに電力を供給する、屋外側に設置される無接点受電部品21及び該無接点受電部品に電力を伝送する、屋内側に設置される無接点送電部品24を備えた無接点給電装置5と、を含む防犯設備1であって、前記無接点送電部品と、無接点受電部品とが建物の屋内側と屋外側を仕切る壁部又はガラス窓のガラス部27を介して、それぞれ相対する位置に固定されることにより、屋内の電源から無接点給電装置を介して記監視カメラユニットに電力の供給を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
屋外に設置される、撮影した映像をイメージセンサにより電気信号に変換した後、外部通信装置に送信する機能を有する監視カメラユニットと、
該監視カメラユニットに電力を供給する、屋外側に設置される無接点受電部品、及び該無接点受電部品に電力を伝送する、屋内側に設置される無接点送電部品を備えた無接点給電装置とを含む防犯設備であって、
前記無接点送電部品と、無接点受電部品とが建物の屋内側と屋外側を仕切る壁部又はガラス窓のガラス部を介して、それぞれ相対する位置に固定されることにより、屋内側の電源から無接点給電装置を介して前記監視カメラユニットに電力供給が可能である、ことを特徴とする防犯設備。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記無接点送電部品と、無接点受電部品とが建物の屋内側と屋外側を仕切るガラス窓のガラス部に、それぞれマグネットにより相対する位置に固定されていて、
更に前記無接点受電部品に監視カメラユニットが取付けられている、
請求項1に記載の防犯設備。
【請求項3】
前記監視カメラユニットは前記無接点給電装置とは離れた位置に配置されていて、該無接点給電装置から電線コードを介して受電することが可能である、
請求項1に記載の防犯設備。
【請求項4】
前記監視カメラユニットに、(i)光センサと赤外LED、(ii)人感センサ、及び(iii)音声録音用マイクから選択された1又は2以上の装置が装着されている、
請求項1に記載の防犯設備。
【請求項5】
前記無接点給電装置が送電コイルを有する無接点送電部品と、受電コイルを有する無接点受電部品とを備えていて、電磁誘導方式又は磁界共鳴式により非接触で両部品間での電力伝送が可能である、請求項1に記載の防犯設備。
【請求項6】
前記請求項1に記載の防犯設備と、
(i)前記防犯設備から無線通信網より送信されてきた電気信号をインターネットを介して受信する外部通信装置で、かつ受信情報をモニター及び記憶する機能を有するコンピュータとを含む、又は
(ii)前記防犯設備から無線通信網より送信されてきた電気信号をインターネットを介して受信する外部通信装置で、かつ受信情報をモニター及び記憶する機能を有するコンピュータと、
前記インターネットと移動体通信網を介して通信接続可能なモバイル端末とを含む、
ことを特徴とする防犯システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の屋外に設置された監視カメラユニットに、無接点受電部品と無接点送電部品を含む無接点給電装置を介して建物の内側に配置された電源からワイヤレスで電力の供給が可能な防犯設備、及び該防犯設備を含む防犯システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から住宅や店舗、事務所などの防犯対策として監視カメラが利用されてきており、単に画像を撮影するのみならず、画像の光信号を電気信号に変換する機能、該変換された電気信号の記憶機能等の多様な機能を備える監視カメラ装置が知られている。
監視カメラは、防犯カメラとも称されていて、事故や犯罪の抑制などの目的のために設置されているが、一方、事故や犯罪が生じた場合には、その周辺の監視カメラの撮像又は動画データを利用して、事故や犯罪の原因究明も期待できる。
【0003】
下記特許文献1、2には、画質が高画質に向上した防犯カメラや、映像情報を記憶する記憶装置や、インターネットを通しての特定の端末への画像情報の送信が可能な機能を有する防犯カメラが開示されている。下記特許文献3、4には、スマートフォンの充電のために、電磁誘導技術を利用して、無接点で機器に電力供給可能な無接点給電技術が開示されている。また、下記特許文献5には、一般道路、散策路等における監視システムの電源には、通常220V程度の電源が必要となるが、このような高電圧の電源を外部で確保することが難しく、また設置工事を行うと高額になることから、配電線の電流から電磁誘導方式を利用して監視カメラに供給する主電源を得る、監視カメラシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平8-31196号公報
特許第5183536号公報
特許第4057038号公報
特許第5160858号公報
特表2016-517261号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1、2には、高画質が得られる防犯カメラや、デジタルメディアへの録画や、インターネットを通しての特定の端末への送信可能な機能を有する監視カメラが開示されており、これらの監視カメラは通常屋外に設置されている。しかしながら、屋外に防犯カメラなどの設置には、カメラの取り付け工事の他に屋内から屋外に電源を供給するための配線工事が必要で、手間と費用が掛かる。また、マンションやアパートのようにこれらの建物の各所有者個人の判断で配線工事を行えないケースもある。更に、壁や窓の気密性が高い建物に配線工事のために壁等に貫通孔を開けることが困難なケースもある。
【0006】
上記特許文献3、4には、スマートフォンの充電のために、電磁誘導技術を利用した無接点で機器に電力を供給する、無接点給電技術が開示されているが、屋内にある電源を利用して屋外に設置される監視カメラへの送電については一切開示されていない。
下記特許文献5等に開示された監視カメラシステムには、屋外に設置された配電線の電流から電磁誘導方式を利用して監視カメラに供給する主電源を得る、監視カメラシステムが開示されているが、屋内の電源を利用して屋内から屋外に設置された監視カメラ等への電源供給に関する記載はされていない。
【0007】
また、電池を使用した給電方式の防犯機器では、電池の交換に手間を要し、更に電池交換を忘れることにより監視カメラユニットの稼働そのものが停止するおそれがある。
一方、太陽電池を利用した給電方式の防犯機器も知られているが、カメラなどの夜間の安定稼働用の充電池も必要になるので設備費用が高額になるおそれがある。さらに、電池を利用する場合にすべての防犯装置本体が屋外に設置されていると、防犯設備全体が盗難されるおそれもある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記従来技術に鑑み、無接点送電部品と無接点受電部品を含む無接点給電装置を使用することにより、屋内から屋外へ建物の壁を貫通させる電気配線工事等をすることなく、屋内からの電源を利用して、屋外に配置した監視カメラユニットにワイヤレスで給電することが可能になり、また監視カメラユニットを軽量化することにより配線工事も含めて監視カメラユニットの設置が容易になり、上記課題が解決されることを見い出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、以下の(1)から(6)に記載する発明を要旨とする。
【0009】
(1)屋外に設置される、撮影した映像をイメージセンサにより電気信号に変換した後、外部通信装置に送信する機能を有する監視カメラユニットと、
該監視カメラユニットに電力を供給する、屋外側に設置される無接点受電部品、及び該無接点受電部品に電力を伝送する、屋内側に設置される無接点送電部品を備えた無接点給電装置とを含む防犯設備であって、
前記無接点送電部品と、無接点受電部品とが建物の屋内側と屋外側を仕切る壁部又はガラス窓のガラス部を介して、それぞれ相対する位置に固定されることにより、屋内側の電源から無接点給電装置を介して前記監視カメラユニットに電力供給が可能である、ことを特徴とする、防犯設備(以下、第1の実施形態ということがある)。
(2)前記無接点送電部品と、無接点受電部品とが建物の屋内側と屋外側を仕切る窓ガラスのガラス部に、それぞれマグネットにより相対する位置に固定されていて、
更に前記無接点受電部品に監視カメラユニットが取付けられている、
前記(1)に記載の防犯設備。
【0010】
(3)前記監視カメラユニットは前記無接点給電装置とは離れた位置に配置されていて、該無接点給電装置から電線コードを介して受電することが可能である、
前記(1)に記載の防犯設備。
(4)前前記監視カメラユニットに、(i)光センサと赤外LED、(ii)人感センサ、及び(iii)音声録音用マイクから選択された1又は2以上の装置が装着されている、前記(1)から(3)のいずれかに記載の防犯設備。
(【0011】以降は省略されています)
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