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公開番号2025000089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099749
出願日2023-06-19
発明の名称監視装置、ネットワーク監視システム、船舶、監視方法および監視プログラム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 24/04 20090101AFI20241224BHJP(電気通信技術)
要約【課題】障害が発生した場合に、各種機器を用いて通信を確立させる監視装置、ネットワーク監視システム、船舶、監視方法および監視プログラムを提供する。
【解決手段】1のネットワークに接続される複数の機器に対し応答要求を行い、疎通情報を取得する応答要求部51と、応答要求部51が取得した各機器の疎通情報を記録する記録部52と、記録部52から各機器の疎通情報、及びネットワークの障害発生情報に基づきネットワークの障害状況を監視する監視部53と、監視部53がネットワークに障害が発生していることを検知すると、ネットワークに接続される各機器に通知を行う通知部54と、監視部53がネットワークに障害が発生していることを検知すると、ネットワークにおける障害箇所および各機器の位置情報に基づき、移動可能な機器のうち移動を提案する機器を選択し、機器に移動位置の情報提供を行う情報提供部55と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
１のネットワークに接続される複数の機器に対し応答要求を行い、疎通情報を取得する応答要求部と、
前記応答要求部が取得した各前記機器の前記疎通情報を記録する記録部と、
前記記録部から各前記機器の前記疎通情報、及び前記ネットワークの障害発生情報に基づき前記ネットワークの障害状況を監視する監視部と、
前記監視部が前記ネットワークに障害が発生していることを検知すると、前記ネットワークに接続される各前記機器に通知を行う通知部と、
前記監視部が前記ネットワークに障害が発生していることを検知すると、前記ネットワークにおける障害箇所および各前記機器の位置情報に基づき、移動可能な前記機器のうち移動を提案する前記機器を選択し、該機器に移動位置の情報提供を行う情報提供部と、
を備える監視装置。
続きを表示（約 830 文字）【請求項２】
前記記録部は、前記監視部が監視する前記ネットワークの障害状況に基づきネットワーク障害情報を記録する請求項１に記載の監視装置。
【請求項３】
前記記録部は、前記応答要求部が行った前記応答要求に対し回答を通知した前記機器を疎通可能機器とし、回答が得られなかった前記機器を疎通不可機器として前記疎通情報を記録する請求項２に記載の監視装置。
【請求項４】
前記通知部は、前記監視部が前記ネットワークに障害が発生していることを検知すると、各前記疎通可能機器にモード切替を通知し、
各前記疎通可能機器は、モード切替通知を受け取ると通常モードから障害モードに切り替える請求項３に記載の監視装置。
【請求項５】
前記疎通不可機器は、所定の期間、監視装置との疎通が行われなかったことを検知すると、通常モードから障害モードに切り替わる請求項３に記載の監視装置。
【請求項６】
前記情報提供部により情報提供された前記移動位置に基づき前記機器が移動すると、
前記応答要求部は、前記疎通不可機器に前記応答要求を行ってあらたな前記疎通情報を取得し、
前記記録部は、前記疎通情報に基づき前記ネットワーク障害情報を更新する請求項３に記載の監視装置。
【請求項７】
前記応答要求部は、所定の時間毎に複数の前記機器に対し前記応答要求を行う請求項１に記載の監視装置。
【請求項８】
前記機器には、中継器が含まれる請求項１に記載の監視装置。
【請求項９】
ネットワークと、
前記ネットワークに接続される複数の機器と、
請求項１に記載の監視装置と、
を備えるネットワーク監視システム。
【請求項１０】
請求項９に記載のネットワーク監視システムを備える船舶。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、監視装置、ネットワーク監視システム、船舶、監視方法および監視プログラムに関するものである。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
ネットワークにおいて、ネットワークが動的に変化した場合や、ネットワークに障害が発生した場合に、ネットワークの再構築が行われている。
例えば特許文献１には、ネットワークが動的に変化した場合や、ユーザから変更の指示があった場合、経路の再構築が行われ、セッションが維持されることが開示されている。
特許文献２には、障害が発生した時の代替接続先となる上流の装置と予備の接続を確立しておき、障害発生時には代替接続先へ接続切替を行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－２７４１４２号公報
特開２００４－２８２３４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１の発明では、障害が発生した場合についての検討がなされておらず、自分の周辺に通信装置が無い、または周辺の通信装置に障害が発生している場合、経路を再構築することができない。また、特許文献２の発明では、事前に代替接続先と予備の接続を確立させておく必要があり、余分なネットワーク負荷がかかるという問題があった。
【０００５】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、障害が発生した場合に、各種機器を用いて通信を確立させる監視装置、ネットワーク監視システム、船舶、監視方法および監視プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本開示の監視装置、ネットワーク監視システム、船舶、監視方法および監視プログラムは以下の手段を採用する。
本開示の監視装置は、１のネットワークに接続される複数の機器に対し応答要求を行い、疎通情報を取得する応答要求部と、前記応答要求部が取得した各前記機器の前記疎通情報を記録する記録部と、前記記録部から各前記機器の前記疎通情報、及び前記ネットワークの障害発生情報に基づき前記ネットワークの障害状況を監視する監視部と、前記監視部が前記ネットワークに障害が発生していることを検知すると、前記ネットワークに接続される各前記機器に通知を行う通知部と、前記監視部が前記ネットワークに障害が発生していることを検知すると、前記ネットワークにおける障害箇所および各前記機器の位置情報に基づき、移動可能な前記機器のうち移動を提案する前記機器を選択し、該機器に移動位置の情報提供を行う情報提供部と、を備える。
【０００７】
本開示のネットワーク監視システムは、ネットワークと、前記ネットワークに接続される複数の機器と、前述の監視装置と、を備える。
【０００８】
本開示の船舶は、前述のネットワーク監視システムを備える。
【０００９】
本開示の監視方法は、１のネットワークに接続される複数の機器に対し応答要求を行い、疎通情報を取得する応答要求工程と、前記応答要求工程により取得された各前記機器の疎通情報を記録する記録工程と、前記記録工程により記録された各前記機器の前記疎通情報、及び前記ネットワークの障害発生情報に基づき前記ネットワークの障害状況を監視する監視工程と、前記監視工程により前記ネットワークに障害が発生していることが検知されると、前記ネットワークに接続される各前記機器に通知を行う通知工程と、前記監視工程により前記ネットワークに障害が発生していることが検知されると、前記ネットワークにおける障害箇所および各前記機器の位置情報に基づき、移動可能な前記機器のうち移動を提案する前記機器を選択し、該機器に移動位置の情報提供を行う情報提供工程と、を備え、コンピュータが実行する。
【００１０】
本開示の監視プログラムは、前述の監視方法をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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