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公開番号2024180651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024184145,2023047096
出願日2024-10-18,2018-07-25
発明の名称自動映像演出装置、自動映像演出方法、及び、それに用いる映像記録媒体
出願人マクセル株式会社
代理人青稜弁理士法人
主分類H04N 5/91 20060101AFI20241219BHJP(電気通信技術)
要約【課題】
AR(拡張現実)やMR(複合現実)等に代表される次世代映像技術において、所定の情報処理装置を用いて、高度な映像演出による合理的かつシームレスな映像融合を自動的、自律的に行うための自動映像演出装置及び自動映像演出方法を提供することである。
【解決手段】
そのために、自動映像演出装置として、融合元となる親映像コンテンツの映像内容やシナリオを解読する機能部と、その解読結果から生成された各親映像オブジェクトやユーザに関する各種データを生成する各機能部と、各種データと融合対象の子映像オブジェクトに関する配役データ(当該映像オブジェクトの属性、特徴などを明示するデータ)を基に、所定の映像融合条件をクリアするよう融合対象となる親映像シーンの選択、子映像オブジェクト融合位置の決定、映像融合のための映像加工、編集手順の構築など所定の映像融合演出を行う機能部を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像融合元となる親映像の所定映像シーン内に当該親映像に含まれない所定の子映像オブジェクトを嵌め込みまたは融合処理を行う自動映像演出方法であって、
前記親映像内の所定の第1映像シーンにおける映像内容を解読し、当該解読結果を基に前記第1映像シーンから所定時間経過時に放映される第2映像シーンの映像内容を推定したうえで、
当該第2映像シーンにおける親映像内容推定結果を所定の記述形式でデータ化した所定の親映像推定データである処理データを生成する映像カット推定手段を備えることを特徴とする自動映像演出方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の自動映像演出方法であって、
前記処理データを基に、前記親映像内で映像化されている所定の親映像オブジェクト及び前記子映像オブジェクトを他の映像オブジェクトから識別、抽出し、所定のオブジェクト識別子を付加する映像オブジェクト識別抽出手段を備えたことを特徴とする自動映像演出方法。
【請求項3】
請求項2に記載の自動映像演出方法であって、
前記映像オブジェクト識別抽出手段によって識別、抽出された各映像オブジェクトに対して、所定の観点から当該映像オブジェクトの物理的な類別、属性または特徴を規定した物理的属性項目、あるいは
所定の観点から当該映像オブジェクトの社会的な類別、属性または特徴を規定した社会的属性項目、あるいは
当該映像オブジェクトの可視的な外観の類別または特徴を明示した項目、または
当該映像オブジェクトの非可視的な状態の類別または特徴を明示した項目、または
当該映像オブジェクト間の相互の関係性あるいは接続性を明示した項目、
に関する所定の情報を所定の記述形式でデータ化またはパラメータ化した所定の配役データである処理データを生成する配役データ生成手段を備えることを特徴とする自動映像演出方法。
【請求項4】
請求項2に記載の自動映像演出方法であって、
前記映像オブジェクト識別抽出手段によって識別、抽出された親映像オブジェクトのうち、前記親映像内の所定の親映像シーン内において映像化されている所定の親映像オブジェクトまたは子映像オブジェクトに対して、
当該親映像オブジェクトの当該親映像シーン内での3次元位置に関する項目、または
当該親映像オブジェクトの3次元方向に関する向きあるいは姿勢に関する項目、または
当該親映像オブジェクトの台詞あるいは表情、仕草、行動に関する項目、または
当該親映像オブジェクトまたは前記子映像オブジェクトに対して課せられる所定の制約条件、または
前記所定の親映像シーン内で前記子映像オブジェクトの嵌め込みまたは融合が許容される映像領域の指定を含む前記所定の親映像シーン全体に対して課せられる制約条件、
に関する所定の情報を所定の記述形式でデータ化またはパラメータ化した脚本データである処理データを生成する脚本データ生成手段を備えることを特徴とする自動映像演出方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像コンテンツの加工、編集を行う自動映像演出装置及び自動映像演出方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年「拡張現実(
A
ugmented
R
eality;略称 AR)」や「複合現実(
M
ixed
R
eality;略称 MR)」などに代表される次世代向けの新しい映像が注目されている。これら次世代映像の分野においては、例えば前記ARやMRにおいて現実空間像(ユーザ実視認映像)と仮想映像(所定の映像オブジェクト等)とを、リアルタイムかつ合理的でシームレスに融合させる高度な映像技術が要求される。
【0003】
一方、例えば人工知能(AI)などに代表される高機能情報処理装置の出現により、映像の加工や編集など従来人間が行っていた映像処理作業を情報処理装置が自動的または自律的行うことも現実的に可能になりつつあり、そのための技術もいくつか開示されている。
【0004】
本技術分野における背景技術として、例えば特許文献1がある。特許文献1では、コンピュータ等の所定の情報処理装置が予め定められた演出手順に応じて一連の撮影指示命令を撮影装置に与え、その命令群に従い撮影された動画を自動編集する動画シーケンス合成用ビデオシステム技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-232813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1は、所定の映像処理装置が予め定められた演出スキーム(演出の内容や手順を示す枠組み)に即して、映像の加工や編集処理作業を行うための技術を開示したものである。しかしながら、融合元の映像コンテンツが持つストーリー性やコンテンツイメージ等を損なうことなく、かつ映像オブジェクトの嵌め込み、融合により視聴者やユーザに対して所定の訴求効果が望めるような映像融合演出を自動、自律的に行うための映像技術に関して開示は無い。
【0007】
特に前記したARやMRのケースのように、シナリオ不定の現実空間像を映像の嵌め込みまたは融合元として、この現実空間像に所定の仮想映像をリアルタイムかつ合理的でシームレスに融合するための高度映像融合演出手段の創出は、次世代映像分野における一つの技術課題である。
【0008】
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、前記のような高度映像融合演出を自動的または自律的に実行するための自動映像演出装置、自動映像演出方法、及び、それに用いる映像記録媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記背景技術及び課題に鑑み、その一例を挙げるならば、映像融合元となる親映像コンテンツの所定映像シーン内に当該親映像に含まれない所定の子映像オブジェクトを嵌め込みまたは融合処理を行う自動映像演出装置であって、親映像コンテンツの全部または一部の映像内容を解読、または当該親映像コンテンツを所定の親映像シーンに分割して、親映像の内容解読結果または親映像シーン分割結果を所定の記述形式でデータ化した所定の親映像解読データを生成する映像コンテンツ解読部を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、合理的でシームレスな映像融合を実現するための高度映像演出および加工、編集処理を自動、自律的に実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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