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公開番号
2024180387
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024146619,2023579631
出願日
2024-08-28,2023-06-14
発明の名称
ユーザ装置、ノード、及び通信方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
72/543 20230101AFI20241219BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】デュアルコネクティビティ接続において、セカンダリセルグループSCGの非アクティブ化を高速化できるユーザ装置、ノード及び方法を提供する。
【解決手段】移動通信システムにおいて、ユーザ装置(UE)100は、セカンダリノード(SN)200Sのセカンダリセルグループについてユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報をマスタノード(MN)200Mから受信する受信部と、セカンダリセルグループについて無線品質を測定するとともに、無線品質条件が満たされたか否かを評価する制御部と、を備える。制御部は、無線品質条件が満たされたことに応じて、セカンダリセルグループについて非アクティブ化処理を実行する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
移動通信システムにおいてデュアルコネクティビティを用いてマスタノード及びセカンダリノードとの無線通信を行うユーザ装置であって、
前記セカンダリノードのセカンダリセルグループについて前記ユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報を前記マスタノードから受信する受信部と、
前記セカンダリセルグループについて無線品質を測定するとともに、前記無線品質条件が満たされたか否かを評価する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記無線品質条件が満たされたことに応じて、前記セカンダリセルグループについて前記非アクティブ化処理を実行する
ユーザ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記非アクティブ化処理は、アクティブ状態にある前記セカンダリセルグループを非アクティブ状態に遷移させる処理を含む
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項3】
前記非アクティブ化処理は、前記セカンダリセルグループのプライマリセルにおいて非ドーマント状態にある帯域幅部分をドーマント状態に移行させる処理を含む
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項4】
前記無線品質条件が満たされたことに応じて、前記非アクティブ化処理に関する通知を前記マスタノードに送信する送信部をさらに備える
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のユーザ装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記通知を送信する際に、又は前記通知に対する肯定応答を前記マスタノードから受信した際に、前記非アクティブ化処理を完了させる
請求項4に記載のユーザ装置。
【請求項6】
前記受信部は、前記セカンダリセルグループのプライマリセル上で前記セカンダリノードから時間方向に連続的に送信される参照信号を受信し、
前記制御部は、前記参照信号に基づいて前記無線品質を測定する
請求項1に記載のユーザ装置。
【請求項7】
ユーザ装置がデュアルコネクティビティを用いてマスタノード及びセカンダリノードとの無線通信を行う移動通信システムにおいて前記マスタノードとして動作するノードであって、
前記セカンダリノードのセカンダリセルグループを前記ユーザ装置に設定する制御部と、
前記セカンダリセルグループについて前記ユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報を前記ユーザ装置に送信する送信部と、を備える
ノード。
【請求項8】
前記非アクティブ化処理は、アクティブ状態にある前記セカンダリセルグループを非アクティブ状態に遷移させる処理を含む
請求項7に記載のノード。
【請求項9】
前記非アクティブ化処理は、前記セカンダリセルグループのプライマリセルにおいて非ドーマント状態にある帯域幅部分をドーマント状態に移行させる処理を含む
請求項7に記載のノード。
【請求項10】
前記ユーザ装置において前記無線品質条件が満たされたことに応じて、前記非アクティブ化処理に関する通知を前記ユーザ装置から受信する受信部をさらに備える
請求項7乃至9のいずれか1項に記載のノード。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ユーザ装置、ノード、及び通信方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
移動通信システムの標準化プロジェクトである第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標。以下同じ))では、デュアルコネクティビティ(DC)の技術仕様が規定されている。DCでは、ユーザ装置(UE)は、マスタノード(MN)のマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリノード(SN)のセカンダリセルグループ(SCG)との無線通信を行う。
【0003】
MCG及びSCGのそれぞれでは、複数のサービングセルに対応する複数のコンポーネントキャリア(CC)が集約され、UEは、複数のCC(複数のセル)で同時に受信又は送信を行うことができる。当該複数のCCは、周波数方向に連続していてもよいし、非連続であってもよい。MCG及びSCGのそれぞれの1つのサービングセルはプライマリセル(PCell)と称され、PCellと共に1つ又は複数のセカンダリセル(SCell)をUEに設定することにより、サービングセルのセットが形成される。なお、PCellはSpCellとも称される。また、SCGのPCell(SpCell)はPSCellとも称される。
【0004】
3GPP規格のリリース17では、SCGの非アクティブ化の仕様が導入されている。アクティブ状態のSCGの非アクティブ化は、次のような手順で行われることが一般的である。第1に、UEは、各セルの無線品質の測定結果を含む測定報告メッセージをMNに送信する。第2に、MNは、測定報告メッセージに基づいて、無線リソース制御(RRC)メッセージを用いてSCGの非アクティブ化をUEに指示する。第3に、UEは、当該指示に応じて、SCGを非アクティブ化する。SCGの非アクティブ化により、SCGがアクティブ状態から非アクティブ状態に遷移し、SCGを用いた無線通信が停止される。
【0005】
このような制御は、UEにおいてSCGについての無線品質が悪くなってから、SCGを用いた無線通信が停止されるまでの時間を短縮することが難しいという課題がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
3GPP技術仕様書:TS 38.300 V17.3.0 (2022-12)
【発明の概要】
【0007】
第1の態様に係るユーザ装置は、移動通信システムにおいてデュアルコネクティビティを用いてマスタノード及びセカンダリノードとの無線通信を行うユーザ装置であって、前記セカンダリノードのセカンダリセルグループについて前記ユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報を前記マスタノードから受信する受信部と、前記セカンダリセルグループについて無線品質を測定するとともに、前記無線品質条件が満たされたか否かを評価する制御部と、を備える。前記制御部は、前記無線品質条件が満たされたことに応じて、前記セカンダリセルグループについて前記非アクティブ化処理を実行する。
【0008】
第2の態様に係るノードは、ユーザ装置がデュアルコネクティビティを用いてマスタノード及びセカンダリノードとの無線通信を行う移動通信システムにおいて前記マスタノードとして動作するノードであって、前記セカンダリノードのセカンダリセルグループを前記ユーザ装置に設定する制御部と、前記セカンダリセルグループについて前記ユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報を前記ユーザ装置に送信する送信部と、を備える。
【0009】
第3の態様に係る通信方法は、移動通信システムにおいてデュアルコネクティビティを用いてノードとの無線通信を行うユーザ装置で用いる通信方法であって、前記ユーザ装置に設定されるセカンダリセルグループについて前記ユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報を前記ノードから受信するステップと、前記セカンダリセルグループについて無線品質を測定するとともに、前記無線品質条件が満たされたか否かを評価するステップと、前記無線品質条件が満たされたことに応じて、前記セカンダリセルグループについて前記非アクティブ化処理を実行するステップと、を有する。
【0010】
第4の態様に係る通信方法は、移動通信システムにおいてデュアルコネクティビティを用いてユーザ装置との無線通信を行うノードで用いる通信方法であって、前記ユーザ装置にセカンダリセルグループを設定するステップと、前記セカンダリセルグループについて前記ユーザ装置が非アクティブ化処理を実行するために満たされるべき無線品質条件を示す情報を前記ユーザ装置に送信するステップと、を有する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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