TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025000934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024173354,2023575204
出願日2024-10-02,2023-01-10
発明の名称通信方法、ネットワークノード、ユーザ装置、チップセット、プログラム、及び移動通信システム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 76/40 20180101AFI20241224BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)に関する通信方法、ネットワークノード、ユーザ装置、チップセット、プログラム及び移動通信システムを提供する。
【解決手段】MBSを提供する移動通信システムにおいて、UE100が実行する通信方法は、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態においてネットワークからのマルチキャストセッションを受信するステップと、マルチキャストセッションを受信しているマルチキャスト受信状態において、ネットワークからの受信品質を測定するステップと、測定された受信品質が閾値よりも悪いことに応じて、マルチキャスト受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移する処理を行うステップと、を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムにおける通信方法であって、
ネットワークノードが、閾値と、前記閾値とマルチキャストセッションとを対応付ける情報と、を含むメッセージをユーザ装置に送信することと、
前記ネットワークノードが、RRCインアクティブ状態の前記ユーザ装置に対して、前記マルチキャストセッションを送信することと、を有し、
前記閾値は、前記マルチキャストセッションを受信している前記ユーザ装置における、前記RRCインアクティブ状態からRRCコネクティッド状態に遷移するための処理に用いられる
通信方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記メッセージは、前記ユーザ装置を前記RRCコネクティッド状態から前記RRCインアクティブ状態に遷移させるためのRRC Releaseメッセージである、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いるネットワークノードであって、
閾値と、前記閾値とマルチキャストセッションとを対応付ける情報と、を含むメッセージをユーザ装置に送信する送信部を備え、
前記送信部は、RRCインアクティブ状態の前記ユーザ装置に対して、前記マルチキャストセッションを送信し、
前記閾値は、前記マルチキャストセッションを受信している前記ユーザ装置における、前記RRCインアクティブ状態からRRCコネクティッド状態に遷移するための処理に用いられる
ネットワークノード。
【請求項4】
マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いるユーザ装置であって、
閾値と、前記閾値とマルチキャストセッションとを対応付ける情報と、を含むメッセージをネットワークノードから受信する受信部を備え、
前記受信部は、RRCインアクティブ状態において前記ネットワークノードからの前記マルチキャストセッションを受信し、
前記閾値は、前記マルチキャストセッションを受信している前記ユーザ装置における、前記RRCインアクティブ状態からRRCコネクティッド状態に遷移するための処理に用いられる
ユーザ装置。
【請求項5】
マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いるユーザ装置のためのチップセットであって、
閾値と、前記閾値とマルチキャストセッションとを対応付ける情報と、を含むメッセージをネットワークノードから受信する処理と、
RRCインアクティブ状態において前記ネットワークノードからの前記マルチキャストセッションを受信する処理と、を実行し、
前記閾値は、前記マルチキャストセッションを受信している前記ユーザ装置における、前記RRCインアクティブ状態からRRCコネクティッド状態に遷移するための処理に用いられる
チップセット。
【請求項6】
マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いるユーザ装置に、
閾値と、前記閾値とマルチキャストセッションとを対応付ける情報と、を含むメッセージをネットワークノードから受信する処理と、
RRCインアクティブ状態において前記ネットワークノードからの前記マルチキャストセッションを受信する処理と、を実行させ、
前記閾値は、前記マルチキャストセッションを受信している前記ユーザ装置における、前記RRCインアクティブ状態からRRCコネクティッド状態に遷移するための処理に用いられる
プログラム。
【請求項7】
マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムであって、
ネットワークノードと、
ユーザ装置と、を備え、
前記ネットワークノードは、
閾値と、前記閾値とマルチキャストセッションとを対応付ける情報と、を含むメッセージを前記ユーザ装置に送信し、
RRCインアクティブ状態の前記ユーザ装置に対して、前記マルチキャストセッションを送信し、
前記閾値は、前記マルチキャストセッションを受信している前記ユーザ装置における、前記RRCインアクティブ状態からRRCコネクティッド状態に遷移するための処理に用いられる
移動通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信方法及びユーザ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)規格において、第5世代(5G)の無線アクセス技術であるNR(New Radio)の技術仕様が規定されている。NRは、第4世代(4G)の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高速・大容量かつ高信頼・低遅延といった特徴を有する。3GPPにおいて、5G/NRのマルチキャストブロードキャストサービス(MBS)の技術仕様を策定する議論が行われている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP寄書:RP-201038、“WID revision: NR Multicast and Broadcast Services”
【発明の概要】
【0004】
第1の態様に係る通信方法は、マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムにおいてユーザ装置が実行する方法である。前記通信方法は、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態においてネットワークからのマルチキャストセッションを受信するステップと、前記マルチキャストセッションを受信しているマルチキャスト受信状態において、前記ネットワークからの受信品質を測定するステップと、前記測定された受信品質が閾値よりも悪いことに応じて、マルチキャスト受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移する処理を行うステップと、を有する。
【0005】
第2の態様に係るユーザ装置は、マルチキャストブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる装置である。前記ユーザ装置は、RRCアイドル状態又はRRCインアクティブ状態においてネットワークからのマルチキャストセッションを受信する受信部と、前記マルチキャストセッションを受信しているマルチキャスト受信状態において、前記ネットワークからの受信品質を測定する制御部と、を備える。前記制御部は、前記測定された受信品質が閾値よりも悪いことに応じて、マルチキャスト受信のためにRRCコネクティッド状態に遷移する処理を行う。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成を示す図である。
実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。
データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
実施形態に係るMBSトラフィック配信の概要を示す図である。
実施形態に係る配信モードを示す図である。
実施形態に係るUEのMBS受信に関する内部処理の一例を示す図である。
実施形態に係るUEのMBS受信に関する内部処理の他の例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの動作例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの動作の第1変更例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの動作の第2変更例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
5G/NRのマルチキャストブロードキャストサービスは、4G/LTEのマルチキャストブロードキャストサービスよりも改善されたサービスを提供することが望まれる。
【0008】
そこで、本開示は、改善されたマルチキャストブロードキャストサービスを実現可能とすることを目的とする。
【0009】
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
(移動通信システムの構成)
図1は、実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。移動通信システム1は、3GPP規格の第5世代システム(5GS:5th Generation System)に準拠する。以下において、5GSを例に挙げて説明するが、移動通信システムにはLTE(Long Term Evolution)システムが少なくとも部分的に適用されてもよい。また、移動通信システムには第6世代(6G)システムが少なくとも部分的に適用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

京セラ株式会社
識別部材
29日前
京セラ株式会社
組み立て体
29日前
京セラ株式会社
表示装置、表示方法
23日前
京セラ株式会社
発光装置および造形装置
1か月前
京セラ株式会社
フィルタおよび通信装置
1か月前
京セラ株式会社
案内システム及び案内方法
1か月前
京セラ株式会社
報知装置及び交通情報提供装置
23日前
京セラ株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1日前
京セラ株式会社
フィルタデバイスおよび通信装置
1日前
京セラ株式会社
刺激装置、刺激方法、及び装着体
3日前
京セラ株式会社
電子機器、表示方法及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
端末装置、操作方法及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
報知装置、交通情報提供装置及び車両
16日前
京セラ株式会社
光通信装置、光通信方法、及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
音出力装置、音出力方法、及びプログラム
16日前
京セラ株式会社
制御装置、表示システム、及び映像生成方法
1か月前
京セラ株式会社
電子機器、状態推定方法及び状態推定プログラム
1日前
京セラ株式会社
情報処理装置、提示装置、及び交通支援システム
1日前
京セラ株式会社
制御装置
22日前
京セラ株式会社
表示装置
1か月前
京セラ株式会社
荷物受渡支援システム、サーバ装置、及び荷物受渡支援方法
1か月前
京セラ株式会社
アイソレータ
29日前
京セラ株式会社
通信制御方法
1か月前
京セラ株式会社
液滴吐出ヘッド
22日前
京セラ株式会社
ユーザ装置、ノード、及び通信方法
15日前
京セラ株式会社
ユーザ装置、ノード、及び通信方法
17日前
京セラ株式会社
表示装置および表示装置の製造方法
3日前
京セラ株式会社
アイソレータ、光スイッチ、光送受信器、データセンタ、及びアイソレータの製造方法
29日前
京セラ株式会社
電池用パッケージおよび電池モジュール
3日前
京セラ株式会社
ウェアラブル端末装置、プログラムおよび画像処理方法
1か月前
京セラ株式会社
画像処理システム、画像処理装置、端末装置、及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
仮想イベントシステム、情報処理装置、出力制御方法及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
通信制御方法、ユーザ装置、プロセッサ、プログラム及び移動通信システム
1か月前
京セラ株式会社
通信制御方法、ユーザ装置、ネットワークノード、プロセッサ、プログラム及び移動通信システム
1か月前
京セラ株式会社
通信方法、ネットワークノード、ユーザ装置、チップセット、プログラム、及び移動通信システム
3日前
個人
挿耳装置
2か月前
続きを見る