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公開番号2024166398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024162341,2020181910
出願日2024-09-19,2020-10-29
発明の名称仮想イベントシステム、情報処理装置、出力制御方法及びプログラム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04M 3/56 20060101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約【課題】仮想イベントに参加する複数のユーザの全てを盛り上げること。
【解決手段】例えば、仮想イベントシステム1は、ユーザの音量を識別可能な取得情報を提供する電子機器100と、複数の電子機器100と通信可能な情報処理装置200と、を備える。情報処理装置200は、仮想イベントに参加する複数のユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶する記憶部240と、電子機器100が提供した取得情報と席次情報とに基づいて、仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析する分析部252と、分析した仮想テーブルにおける盛り上がり状態を示す状態情報を作成する作成部254と、状態情報を出力するように、電子機器100を制御する出力制御部255と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの音量を識別可能な取得情報を提供する電子機器と、
複数の電子機器と通信可能な情報処理装置と、
を備え、
前記情報処理装置は、
仮想イベントに参加する複数の前記ユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶する記憶部と、
前記電子機器が提供した前記取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析する分析部と、
分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成する作成部と、
前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御する出力制御部と、
を備える仮想イベントシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の仮想イベントシステムにおいて、
前記状態情報は、分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態のマップを示す情報である、仮想イベントシステム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の仮想イベントシステムにおいて、
前記分析部は、所定時間における前記取得情報が示す前記ユーザの音量に基づいて、前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を分析する、仮想イベントシステム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の仮想イベントシステムにおいて、
前記取得情報が示す前記ユーザの発話情報に基づいて、前記盛り上がり状態に関連する話題情報を推定する推定部をさらに備え、
前記作成部は、前記話題情報を前記盛り上がり状態に関連付けた前記状態情報を作成する、仮想イベントシステム。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の仮想イベントシステムにおいて、
前記出力制御部は、前記ユーザの発話を促すための提示情報を出力するように、前記電子機器を制御する、仮想イベントシステム。
【請求項6】
請求項5に記載の仮想イベントシステムにおいて、
前記出力制御部は、前記提示情報を出力するように、前記分析部が盛り上がっていないと分析した前記ユーザの前記電子機器を制御する、仮想イベントシステム。
【請求項7】
複数の電子機器と通信可能な通信部と、
前記電子機器の出力を制御可能な制御部と、
を備え、
前記制御部は、
仮想イベントに参加する複数のユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶する記憶部と、
前記ユーザの前記電子機器が提供した取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析する分析部と、
分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成する作成部と、
前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御する出力制御部と、
を備える情報処理装置。
【請求項8】
複数の電子機器の出力を制御する情報処理装置が実行する出力制御方法であって、
仮想イベントに参加する複数のユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶部に記憶すること、
前記ユーザの前記電子機器が提供した取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析すること、
分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成すること、
前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御すること、
を含む出力制御方法。
【請求項9】
複数の電子機器と通信可能な通信部を備える情報処理装置に、
仮想イベントに参加する複数のユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶部に記憶すること、
前記ユーザの前記電子機器が提供した取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析すること、
分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成すること、
前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御すること、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、仮想イベントシステム、情報処理装置、出力制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、例えば、遠隔地のコンピュータを用いて、打ち合わせ、会議、懇親会、飲み会、授業等をオンラインで実施する傾向にある。特許文献1には、参加する拠点の音量の大きさの変化に応じて、注目すべき拠点を決定するウェッブ会議システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-174479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、注目すべき拠点を把握できるものの、ユーザの盛り上がり状態を把握するものではない。このため、従来の技術では、イベントに参加する複数のユーザの全てを盛り上げることに改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
態様の1つに係る仮想イベントシステムは、ユーザの音量を識別可能な取得情報を提供する電子機器と、複数の電子機器と通信可能な情報処理装置と、を備え、前記情報処理装置は、仮想イベントに参加する複数の前記ユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶する記憶部と、前記電子機器が提供した前記取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析する分析部と、分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成する作成部と、前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御する出力制御部と、を備える。
【0006】
態様の1つに係る情報処理装置は、複数の電子機器と通信可能な通信部と、前記電子機器の出力を制御可能な制御部と、を備え、前記制御部は、仮想イベントに参加する複数の前記ユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶する記憶部と、前記ユーザの前記電子機器が提供した前記取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析する分析部と、分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成する作成部と、前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御する出力制御部と、を備える。
【0007】
態様の1つに係る出力制御方法は、複数の電子機器の出力を制御する情報処理装置が実行する出力制御方法であって、仮想イベントに参加する複数の前記ユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶部に記憶すること、前記ユーザの前記電子機器が提供した前記取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析すること、分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成すること、前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御すること、を含む。
【0008】
態様の1つに係るプログラムは、複数の電子機器と通信可能な通信部を備える情報処理装置に、仮想イベントに参加する複数の前記ユーザの仮想テーブルにおける席次情報を記憶部に記憶すること、前記ユーザの前記電子機器が提供した前記取得情報と前記席次情報とに基づいて、前記仮想テーブルにおける盛り上がり状態を分析すること、分析した前記仮想テーブルにおける前記盛り上がり状態を示す状態情報を作成すること、前記状態情報を出力するように、前記電子機器を制御すること、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る仮想イベントシステムのシステム構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る仮想イベントシステムが用いる仮想テーブルの一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る参加者のリストと属性の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置が分析した仮想テーブルにおける盛り上がり状態の分析例を説明するための図である。
図5は、実施形態に係る仮想イベントシステムの処理概要の一例を説明するための図である。
図6は、実施形態に係る電子機器の構成の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る電子機器が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図9は、実施形態に係る情報処理装置が実行する出力制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図10は、実施形態に係る仮想イベントシステムにおける電子機器の表示例を説明するための図である。
図11は、実施形態に係る仮想イベントシステムにおける他の表示例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
本出願に係る仮想イベントシステム等を実施するための複数の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。さらに、重複する説明は省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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