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公開番号2024169581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024161529,2020088397
出願日2024-09-18,2020-05-20
発明の名称表示装置
出願人京セラ株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/04815 20220101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者に提供する立体画像の画質を、より一層向上することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置17は、左眼視認領域201Lおよび右眼視認領域201Rを有する第1表示領域201と、平面画像を表示する第2表示領域202と、を含む表示部20と、利用者13から見て、表示部20よりも遠い側に位置するバックライト19と、表示部20のバックライト19の側または表示部20の利用者13の側に位置し、第1表示領域201に対応する第1バリア領域211および第2表示領域202に対応する第2バリア領域212を有するバリア部21と、画像光を利用者13に向けて反射し、利用者13に虚像14を視認させる光学部材15と、を備える。虚像14は相対的に歪が小さい小歪領域と、相対的に歪が大きい大歪領域と、を有し、第1バリア領域211は、小歪領域に対応し、第2バリア領域212は、大歪領域に対応している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の左眼に視認させる左眼画像を表示する左眼視認領域および前記利用者の右眼に視認させる右眼画像を表示する右眼視認領域を有する第1表示領域と、平面画像を表示する第2表示領域と、を含む表示部と、
前記利用者から見て、前記表示部から出射される画像光の光路に沿って前記表示部よりも遠い側に位置するバックライトと、
前記表示部の前記バックライトの側または前記表示部の前記利用者の側に位置し、前記第1表示領域に対応する第1バリア領域および前記第2表示領域に対応する第2バリア領域を有するバリア部と、
前記画像光を前記利用者に向けて反射し、前記利用者に虚像を視認させる光学部材と、を備え、
前記虚像は相対的に歪が小さい小歪領域と、相対的に歪が大きい大歪領域と、を有し、
前記第1バリア領域は、前記小歪領域に対応し、前記第2バリア領域は、前記大歪領域に対応している、表示装置。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記虚像は、前記利用者の視線軸方向において互いに異なる位置にある、前記表示部に対応する第1虚像と前記バリア部に対応する第2虚像と、から構成され、
前記バリア部は、前記バックライトと前記表示部との間に位置することによって、前記第2虚像の倍率が前記第1虚像の倍率よりも大きく、前記第2虚像が前記第1虚像をカバーしている、請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、視点検出装置および表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術の視点検出装置および表示装置は、例えば特許文献1に記載されている。この従来技術では、制御部によって、移動体の運転者等の利用者の眼の位置に関する情報を取得し、制御部による眼の位置に応じてパララックスバリアを動的に制御して、表示画像の歪を低減する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-15823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者に提供する立体画像の画質を、より一層向上することができる視点検出装置および表示装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の視点検出装置は、利用者の眼を撮像し、撮像した撮像画像を出力するように構成される撮像部と、撮像された前記撮像画像に基づいて、利用者の視点を検出するように構成される制御部と、を含み、前記制御部は、前記撮像画像から前記視点の位置を検出し、前記検出された検出視点の位置を、変換テーブルによって補正視点の位置に補正するように構成される。
【0006】
本開示の表示装置は、前記視点検出装置と、前記撮像部が収容され、前記利用者が装着するためのアイボックスを構成する筐体と、前記筐体に収容され、前記撮像画像を表示するための表示部と、を含み、前記撮像部は、前記筐体を装着した利用者の両眼の視点を撮像するように構成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の視点検出装置および表示装置によれば、利用者に提供する立体画像の画質を、より一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態の視線検出装置を備えた3次元投影システムおよび3次元表示装置を装備した移動体を示す図である。
図2は、図1の3次元表示装置の概略的構成を示す図である。
図3は、表示面の構成例を示す平面図である。
図4は、バリアの構成例を示す平面図である。
図5は、利用者の眼と表示部とバリア部との関係を模式的に示す図である。
図6は、本開示の他の実施形態の視線検出装置を備えた3次元投影システムおよび3次元表示装置を装備した移動体を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本開示の発光装置の実施形態について説明する。なお、以下の説明で用いられる各図は、模式的に示されている。
【0010】
図1は本開示の一実施形態の視線検出装置を備えた3次元投影システムおよび3次元表示装置を装備した移動体を示す図である。本実施形態において、移動体10は、3次元投影システム100と、光学部材15とを備える。3次元投影システム100は、3次元表示装置12を含んでよい。移動体10は、3次元投影システム100および3次元表示装置12を搭載している。
(【0011】以降は省略されています)

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