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公開番号2025065097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024211634,2024532574
出願日2024-12-04,2023-04-28
発明の名称携帯端末装置、画像処理装置及びプログラム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像処理に関係しないアプリケーションの画像が表示されると、所有者のプライバシーが侵害される懸念がある。
【解決手段】携帯端末装置は、画像処理装置と通信する通信部と、画像処理に関係する第1アプリケーションと画像処理に関係しない第2アプリケーションとを含む複数のアプリケーションを実行可能な制御部と、実行中のアプリケーションに対応する画像を表示する表示部と、を備える。制御部は、通信部と画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
画像処理を行う画像処理装置と通信する通信部と、
前記画像処理に関係する第1アプリケーションと前記画像処理に関係しない第2アプリケーションとを含む複数のアプリケーションを実行可能な制御部と、
前記複数のアプリケーションのうち実行中のアプリケーションに対応する画像を表示する表示部と、を備え、
前記第1アプリケーションは、前記画像処理の操作に用いる操作アプリケーションを含み、
前記制御部は、前記通信部と前記画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、前記第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する
携帯端末装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記画像処理は、印刷を含み、
前記第1アプリケーションは、前記画像処理装置の印刷対象となる画像データを扱うアプリケーションをさらに含み、
前記制御部は、前記通信状態において、前記第1アプリケーションに対応する画像の表示を制限せずに、前記第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する
請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項3】
前記表示部は、前記複数のアプリケーションに対応する複数のアイコン画像オブジェクトがユーザにより選択可能に配置されたホーム画面を表示可能であり、
前記制御部は、前記通信状態において、前記操作アプリケーションに対応する操作画面を前記表示部に表示させ、前記操作画面から前記ホーム画面への遷移を制限する
請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記複数のアプリケーションに対応する複数のアイコン画像オブジェクトがユーザにより選択可能に配置されたホーム画面を表示し、
前記制御部は、前記通信状態において、前記第1アプリケーションに対応するアイコン画像オブジェクトを前記ホーム画面において選択可能としつつ、前記第2アプリケーションに対応するアイコン画像オブジェクトを前記ホーム画面において選択不可にさせる
請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記通信状態において、前記第2アプリケーションに対応するアイコン画像オブジェクトを前記ホーム画面に表示させつつ、前記第2アプリケーションに対応するアイコン画像オブジェクトを選択不可にさせる
請求項4に記載の携帯端末装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記通信接続が確立された状態において、前記第2アプリケーションに対応するアイコン画像オブジェクトを前記ホーム画面に表示させない
請求項4に記載の携帯端末装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記通信接続が確立されていない非通信状態において、前記第2アプリケーションにおいてユーザへの通知をすべき通知条件が満たされた場合、ユーザへの通知を表す通知画像オブジェクトを表示させ、
前記通信状態において、前記第2アプリケーションにおいて前記通知条件を満たされても前記通知画像オブジェクトを表示させない
請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記通信接続が確立されていない非通信状態において、前記第2アプリケーションにおいてユーザへの通知をすべき通知条件が満たされた場合、ユーザへの通知を表す第1通知画像オブジェクトを表示させ、
前記通信状態において、前記通知条件が満たされた場合、前記第1通知画像オブジェクトよりも情報量が小さい第2通知画像オブジェクトを表示させる、
請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記通信接続が確立されたとき、前記操作アプリケーションを自動的に起動する又は前記操作アプリケーションの起動操作をユーザに促す
請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記通信接続が切断されたとき、前記制限を解除する
請求項1に記載の携帯端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、携帯端末装置、画像処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像処理装置の操作画面を携帯端末装置に表示させ、携帯端末装置から画像処理装置を操作する画像処理連携システムが記載されている。
【0003】
この画像処理連携システムでは、画像処理装置がリモート画面表示用データを携帯端末装置に送信する。携帯端末装置はリモート画面表示用データを使用し、画像処理装置をリモート操作可能なリモート画面を表示する。これにより、ユーザが携帯端末装置に表示されたリモート画面をタッチ操作することで、携帯端末装置から画像処理装置をリモート操作することが可能になるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-219706号公報
【発明の概要】
【0005】
本開示の第1の態様に係る携帯端末装置は、画像処理を行う画像処理装置と通信する通信部と、前記画像処理に関係する第1アプリケーションと前記画像処理に関係しない第2アプリケーションとを含む複数のアプリケーションを実行可能な制御部と、前記複数のアプリケーションのうち実行中のアプリケーションに対応する画像を表示する表示部と、を備え、前記第1アプリケーションは、前記画像処理の操作に用いる操作アプリケーションを含み、前記制御部は、前記通信部と前記画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、前記第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する。
【0006】
本開示の第2の態様に係る画像処理装置は、画像処理に関係する第1アプリケーションと前記画像処理に関係しない第2アプリケーションとを含む複数のアプリケーションを実行可能な携帯端末装置と通信する通信部と、前記携帯端末装置に対するユーザ操作に基づいて前記画像処理を実行する画像処理部と、前記通信部により前記携帯端末装置との通信接続が確立された通信状態において、前記携帯端末装置に対し、前記第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限させる情報を前記携帯端末装置に送信するよう前記通信部を制御する制御部と、を備える。
【0007】
本開示の第3の態様に係るプログラムは、携帯端末装置に、画像処理を行う画像処理装置と通信するステップと、前記画像処理に関係するアプリケーションであって前記画像処理の操作に用いる操作アプリケーションを含む第1アプリケーションと、前記画像処理に関係しない第2アプリケーションと、を含む複数のアプリケーションのいずれかを実行するステップと、前記複数のアプリケーションのうち実行中のアプリケーションに対応する画像を表示するステップと、前記画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、前記第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限するステップと、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る操作支援システムの構成例を示す図である。
実施形態に係る操作パネルの構成例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置が画像処理装置に立て掛けられる箇所の一例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置が画像処理装置に縦置きで保持される構成例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置が画像処理装置に横置きで保持される構成例を示す図である。
実施形態に係る画像処理装置の構成例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置の構成例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置の通信部と画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する第1の動作例を説明するフローチャートである。
実施形態に係る携帯端末装置の通信部と画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する第2の動作例を説明するフローチャートである。
実施形態に係る携帯端末装置の通信部と画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する第3の動作例を説明するフローチャートである。
実施形態に係る携帯端末装置の通信部と画像処理装置との通信接続が確立された通信状態において、第2アプリケーションに対応する画像の表示を制限する第4の動作例を説明するフローチャートである。
実施形態に係る携帯端末装置の表示画面の遷移例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置と画像処理装置との接続が確立された通信状態における表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置と画像処理装置との接続が確立された通信状態における表示画面の他の一例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置と画像処理装置との接続が確立されていない非通信状態において通知条件を満たしたときの表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る携帯端末装置と画像処理装置との接続が確立されている通信状態において通知条件を満たしたときの表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る操作支援システムの動作例を説明するフローチャートである。
実施形態の変更例に係る画像形成装置の動作例を説明するフローチャートである。
実施形態の変更例に係る携帯端末装置が画像処理装置と接続されている状態において通知条件を満たしたときの表示画面の他の一例を示す図である。
実施形態の変更例に係る携帯端末装置の動作例を説明するフローチャートである。
実施形態の変更例に係る携帯端末装置の他の動作例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下において、図面を参照しながら、一実施形態に係る携帯端末装置と画像処理装置とを含む操作支援システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
(1)実施形態の概要
携帯端末装置は、当該携帯端末装置の所有者以外の人が画像処理装置を操作するために利用される場合があり得る。このような場合において、例えば当該所有者向けの通知などの画像として、画像処理に関係しないアプリケーションの画像が当該携帯端末装置に表示されると、当該所有者のプライバシーが侵害されるといった懸念がある。よって、携帯端末装置を用いて画像処理装置を操作する従来の技術には、情報セキュリティの観点からは改善の余地があった。
(【0011】以降は省略されています)

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