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公開番号
2025063145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2025003770,2023540342
出願日
2025-01-09,2022-08-01
発明の名称
通信制御方法、中継ノード、セルラ通信システム、プログラム及びチップセット
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
16/26 20090101AFI20250408BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】中継ノードがバックホールリンクでの障害の発生を検知したとき、子ノードへの障害の検知に関する通知の送信を制御する通信制御方法、中継ノード、通信システム、プログラム及びチップセットを提供する。
【解決手段】セルラ通信システムで用いる通信制御方法は、第1親ノード及び第2親ノードに対して二重接続方式が設定される中継ノードが、前記第1親ノード及び前記第2親ノードの親ノードの一方との間のバックホールリンクにおける障害(BH RLF(Radio Link Failure))の発生を検知することと、上りリンクのリルーティングが可能ではない場合、中継ノードの子ノードへ、障害の検知に関する通知を送信することと、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
通信制御方法であって、
第1ノード及び第2ノードに対して二重接続方式が設定される中継ノードが、前記第1ノード及び第2ノードの一方との間のバックホールリンクにおける障害の発生を検知することと、
前記中継ノードが、前記中継ノードの子ノードへ、前記障害の検知に関する通知を送信することと、を有し、
前記障害の検知に関する通知の送信は、前記中継ノードにEN-DCが設定され、前記バックホールリンクが形成された前記中継ノードと前記第2ノードとの間で障害が発生した場合に行われる、
通信制御方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
RRC再確立処理を開始している場合、前記中継ノードの子ノードへ、前記障害の検知に関する通知を送信する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項3】
前記バックホールリンクにおける障害の発生は、無線障害の検知後に開始したタイマーの満了によるものである
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項4】
前記通知は、前記中継ノードが前記障害からの回復を試行中であることを示す
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項5】
前記子ノードが、前記通知を前記中継ノードから受信した場合、アップストリームトラフィックのローカルリルーティングを行うことをさらに有する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項6】
前記子ノードが、前記通知を前記中継ノードから受信しており、かつ、所定条件を満たす場合、前記子ノードの子ノードへ、前記通知を送信することをさらに有する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項7】
前記所定条件は、
前記子ノードにおいて、一部のパスについてローカルリルーティング可能であって、他のパスについてローカルリルーティングが不可能な場合、又は
前記子ノードが、ローカルリルーティングをサポートしていない場合である、請求項6記載の通信制御方法。
【請求項8】
前記所定条件は、前記中継ノードが、前記障害の検知に関する通知とともに、前記通知の伝搬の実行を指示する情報を送信した場合である、
請求項6記載の通信制御方法。
【請求項9】
前記第1ノードは、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)サービスを提供するLTE(Long Term Evolution)ノードであり、前記第2ノードは、NR(New Radio)サービスを提供するNRノードである場合に、前記中継ノードと前記第1ノードとの間の前記バックホールリンクで障害が発生した場合、前記障害の検知に関する通知を送信しない
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項10】
前記障害の検知に関する通知を送信するとともに、当該通知に関連する付加情報を送信することと、を有する
請求項1に記載の通信制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セルラ通信システムに用いる通信制御方法、中継ノード、セルラ通信システム、プログラム及びチップセットに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
セルラ通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(Third Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)において、IAB(Integrated Access and Backhaul)ノードと呼ばれる新たな中継ノードの導入が検討されている(例えば、「3GPP TS 38.300 V16.2.0(2020-07)」参照)。1又は複数の中継ノードが、基地局とユーザ装置との間の通信に介在し、この通信に対する中継を行う。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様に係る通信制御方法は、セルラ通信システムで用いる通信制御方法である。前記通信制御方法は、第1親ノード及び第2親ノードに対して二重接続方式が設定される中継ノードが、前記第1親ノード及び前記第2親ノードの親ノードの一方との間のバックホールリンクにおける障害の発生を検知することと、前記中継ノードが、上りリンクのリルーティングが可能ではない場合、前記中継ノードの子ノードへ、前記障害の検知に関する通知を送信することと、を有する。
【0004】
第2の態様に係る通信制御方法は、セルラ通信システムで用いる通信制御方法である。前記通信制御方法は、中継ノードが、マスターセルグループを管理する第1親ノードをマスターノード、セカンダリセルグループを管理する第2親ノードをセカンダリノードとして、二重接続方式を設定されるステップを有する。前記通信制御方法は、中継ノードが、中継ノードと第1親ノードとの間の第1バックホールリンクで第1障害が発生した場合、第1障害からの回復を試行中であることを示す第1通知を送信しないことを有する。第1親ノードは、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)サービスを提供するLTE(Long Term Evolution)ノードであり、第2親ノードは、NR(New Radio)サービスを提供するNRノードである。
【0005】
第3の態様に係る通信制御方法は、セルラ通信システムで用いる通信制御方法である。前記通信制御方法は、中継ノードが、当該中継ノードと当該中継ノードの親ノードとの間のバックホールリンクにおける障害の発生を検知することを有する。前記通信制御方法は、中継ノードが、中継ノードの子ノードへ、障害からの回復を試行中であることを示す通知を送信するとともに、当該通知に関連する付加情報を送信することを有する。
【0006】
第4の態様に係る通信制御方法は、セルラ通信システムで用いる通信制御方法である。前記通信制御方法は、中継ノードが、中継ノードの親ノードから、バックホールリンクで障害が発生したことを示す通知を受信することを有する。前記通信制御方法は、中継ノードが、所定の場合に、中継ノードの子ノードへ、当該通知を送信することを有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係るセルラ通信システムの構成例を示す図である。
図2は、IABノードと親ノード(Parent nodes)と子ノード(Child nodes)との関係を示す図である。
図3は、一実施形態に係るgNB(基地局)の構成例を示す図である。
図4は、一実施形態に係るIABノード(中継ノード)の構成例を示す図である。
図5は、一実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成例を示す図である。
図6は、IAB-MTのRRC接続及びNAS接続に関するプロトコルスタックの例を示す図である。
図7は、F1-Uプロトコルに関するプロトコルスタックの例を示す図である。
図8は、F1-Cプロトコルに関するプロトコルスタックの例を示す図である。
図9は、第1実施形態に係るセルラ通信システムの構成例を示す図である。
図10(A)は、第1実施形態に係るIABノード300の関係例を表す図である。
図10(B)は、第1実施形態に係るIABノード300の関係例を表す図である。
図11は、第1実施形態に係る動作例を表す図である。
図12(A)は、第2実施形態に係るEN-DC設定例を表す図である。
図12(B)は、第2実施形態に係るEN-DC設定例を表す図である。
図13は、第2実施形態に係る動作例を表す図である。
図14は、第3実施形態に係るIABノード300の関係例を表す図である。
図15は、第3実施形態に係る動作例を表す図である。
図16は、第4実施形態に係るIABノード300間の関係例を表す図である。
図17は、第4実施形態に係る動作例を表す図である。
図18は、第5実施形態に係る動作例を表す図である。
図19は、付記に係る上流パケット転送を示す図である。
図20は、付記に係るローカルリルーティングの動作を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照しながら、実施形態に係るセルラ通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0009】
(セルラ通信システムの構成)
一実施形態に係るセルラ通信システムの構成例について説明する。一実施形態に係るセルラ通信システム1は3GPPの5Gシステムである。具体的には、セルラ通信システム1における無線アクセス方式は、5Gの無線アクセス方式であるNR(New Radio)である。但し、セルラ通信システム1には、LTE(Long Term Evolution)が少なくとも部分的に適用されてもよい。また、セルラ通信システム1は、6Gなど、将来のセルラ通信システムも適用されてよい。
【0010】
図1は、一実施形態に係るセルラ通信システム1の構成例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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