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公開番号
2025072629
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025021857,2023221621
出願日
2025-02-13,2021-03-05
発明の名称
通信制御方法、遠隔ユーザ装置、システム、プロセッサ、プログラム及びネットワークノード
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
24/10 20090101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】基地局と遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる通信制御方法を提供する。
【解決手段】移動通信システムに用いる通信制御方法は、遠隔ユーザ装置100-1と、中継ユーザ装置100-2との間の接続を確立することと、遠隔ユーザ装置と基地局200-1との間の接続を確立するためのランダムアクセスプロシージャを行うことと、を有する。ランダムアクセスプロシージャを行うことは、ランダムアクセスプロシージャにおいてMAC(Medium Access Control)レイヤが行う少なくとも一部の動作を遠隔ユーザ装置の代わりに中継ユーザ装置が行う代理動作を含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークノードと遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる通信制御方法であって、
前記ネットワークノードが、前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を設定する設定情報を前記遠隔ユーザ装置に送信することと、
前記ネットワークノードが、前記無線状態の測定報告を前記遠隔ユーザ装置から受信することと、を有する
通信制御方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記設定情報は、前記無線状態の測定報告のトリガ条件を含む
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項3】
前記トリガ条件は、サイドリンクの無線状態と比較すべき閾値を含む
請求項2に記載の通信制御方法。
【請求項4】
中継ユーザ装置を介してネットワークノードとの間の通信を行う遠隔ユーザ装置であって、
前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を設定する設定情報を前記ネットワークノードから受信する受信部と、
前記無線状態の測定報告を前記ネットワークノードに送信する送信部と、を備える
遠隔ユーザ装置。
【請求項5】
ネットワークノードと、中継ユーザ装置を介して前記ネットワークノードとの間の通信を行う遠隔ユーザ装置とを有するシステムであって、
前記ネットワークノードは、前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を設定する設定情報を前記遠隔ユーザ装置に送信し、
前記遠隔ユーザ装置は、前記無線状態の測定報告を前記ネットワークノードに送信する
システム。
【請求項6】
中継ユーザ装置を介してネットワークノードとの間の通信を行う遠隔ユーザ装置を制御するプロセッサであって、
前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を設定する設定情報を前記ネットワークノードから受信する処理と、
前記無線状態の測定報告を前記ネットワークノードに送信する処理と、を実行する
プロセッサ。
【請求項7】
中継ユーザ装置を介してネットワークノードとの間の通信を行う遠隔ユーザ装置を制御するためのプログラムであって、
前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を設定する設定情報を前記ネットワークノードから受信する処理と、
前記無線状態の測定報告を前記ネットワークノードに送信する処理と、を前記遠隔ユーザ装置に実行させる
プログラム。
【請求項8】
中継ユーザ装置を介して遠隔ユーザ装置との間の通信を行うネットワークノードであって、
前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を設定する設定情報を前記遠隔ユーザ装置に送信する送信部と、
前記無線状態の測定報告を前記遠隔ユーザ装置から受信する受信部と、を備える
ネットワークノード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムに用いる通信制御方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)規格に基づく移動通信システムにおいて、ユーザ装置を中継ノードとして用いるサイドリンク中継の技術が検討されている。サイドリンク中継は、中継ユーザ装置(Relay UE)と呼ばれる中継ノードが、基地局と遠隔ユーザ装置(Remote UE)との間の通信に介在し、この通信に対する中継を行う技術である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP寄書「RP-193253」、インターネット<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/TSG_RAN/TSGR_86/Docs/RP-193253.zip>
【発明の概要】
【0004】
第1の態様に係る通信制御方法は、基地局と遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる方法である。前記通信制御方法は、前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の接続を確立することと、前記遠隔ユーザ装置と前記基地局との間の接続を確立するためのランダムアクセスプロシージャを行うこととを有する。前記ランダムアクセスプロシージャを行うことは、前記ランダムアクセスプロシージャにおいてMAC(Medium Access Control)レイヤが行う少なくとも一部の動作を前記遠隔ユーザ装置の代わりに前記中継ユーザ装置が行う代理動作を含む。
【0005】
第2の態様に係る通信制御方法は、基地局と遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる方法である。前記通信制御方法は、前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の接続を確立することと、前記遠隔ユーザ装置が前記基地局と接続するためのRRC(Radio Resource Control)メッセージを前記遠隔ユーザ装置から前記中継ユーザ装置を介して前記基地局に送信することとを有する。前記RRCメッセージを送信することは、前記中継ユーザ装置を介して前記RRCメッセージが送信されたことを示す情報を含む前記RRCメッセージを送信することを含む。
【0006】
第3の態様に係る通信制御方法は、基地局と遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる方法である。前記通信制御方法は、前記遠隔ユーザ装置が、前記基地局との通信制御に用いる第1RRC(Radio Resource Control)メッセージを、第1シグナリング無線ベアラ上で前記中継ユーザ装置を介して前記基地局と送受信することと、前記遠隔ユーザ装置が、前記中継ユーザ装置との通信制御に用いる第2RRCメッセージを、前記第1シグナリング無線ベアラと異なる第2シグナリング無線ベアラ上で前記中継ユーザ装置と送受信することとを有する。
【0007】
第4の態様に係る通信制御方法は、基地局と遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる方法である。前記通信制御方法は、前記遠隔ユーザ装置が前記中継ユーザ装置を介して前記基地局からRRC(Radio Resource Control)メッセージを受信することと、前記遠隔ユーザ装置が、前記RRCメッセージの内容を前記中継ユーザ装置に通知する通知動作を行うこととを有する。
【0008】
第5の態様に係る通信制御方法は、基地局と遠隔ユーザ装置との間の通信を中継するための中継ユーザ装置を用いる方法である。前記通信制御方法は、前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線リンクを特定するリンク特定情報を、前記遠隔ユーザ装置又は前記中継ユーザ装置から基地局が受信することと、前記基地局が、前記リンク特定情報に基づいて、前記遠隔ユーザ装置と前記中継ユーザ装置との間の無線状態の測定を制御することとを有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
一実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成を示す図である。
一実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。
ユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
一実施形態に係る移動通信システムにおける想定シナリオを示す図である。
一実施形態に係る想定シナリオにおけるプロトコルスタックの一例を示す図である。
一実施形態に係るPC5 RRCレイヤを有するプロトコルスタックの一例を示す図である。
一実施形態に係るPC5 RRCレイヤを有するプロトコルスタックの他の例を示す図である。
一実施形態に係る遠隔UEとgNBとのRRC接続の確立動作の動作パターン1を示す図である。
一実施形態に係る遠隔UEとgNBとのRRC接続の確立動作の動作パターン2を示す図である。
一実施形態に係るgNBから遠隔UEへのRRCメッセージに関する動作パターン1を示す図である。
一実施形態に係るgNBから遠隔UEへのRRCメッセージに関する動作パターン1を示す図である。
一実施形態に係るシグナリング無線ベアラを示す図である。
一実施形態に係る遠隔UEと中継UEとの間の無線状態の測定動作の動作パターン1を示す図である。
一実施形態に係る遠隔UEと中継UEとの間の無線状態の測定動作の動作パターン2を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
背景技術における中継ユーザ装置は、基地局及び遠隔ユーザ装置が中継ユーザ装置を介して送受信するRRCメッセージの内容を解釈できない。すなわち、基地局と遠隔ユーザ装置との間のRRC接続の観点からは、中継ユーザ装置は透過的である。しかしながら、従来の移動通信システムでは、このような新たなシナリオを考慮していないため、中継ユーザ装置を用いる通信を適切に制御できない懸念がある。
(【0011】以降は省略されています)
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