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公開番号
2024180064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099495
出願日
2023-06-16
発明の名称
部品搭載装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H05K
13/04 20060101AFI20241219BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】基板支持手段が傾くことを抑制する。
【解決手段】部品を基板に搭載する部品搭載装置は、基板の向かい合う一対の両側縁部に対して下側から接触して基板を支持する基板支持手段と、所定の高さにおいて基板支持手段に対して下方から接触して、所定の高さ以上の高さにおいては基板支持手段と一体となって基板支持手段を昇降させる昇降手段と、基板支持手段と昇降手段との間の異物の存在を規制する規制手段とを備える。
【選択図】図6A
特許請求の範囲
【請求項1】
部品を基板に搭載する部品搭載装置であって、
前記基板の向かい合う一対の両側縁部に対して下側から接触して前記基板を支持する基板支持手段と、
所定の高さにおいて前記基板支持手段に対して下方から接触して、前記所定の高さ以上の高さにおいては前記基板支持手段と一体となって前記基板支持手段を昇降させる昇降手段と、
前記基板支持手段と前記昇降手段との間の異物の存在を規制する規制手段と、を備えた部品搭載装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記昇降手段は、前記基板支持手段に向かって立設し、前記基板支持手段と一体となって昇降する際に前記基板支持手段を下方から支持する立設部をさらに備え、
前記規制手段は、前記立設部の上部に設けられ、
前記立設部の上部における前記基板支持手段と接触する第1接触面は、前記第1接触面と接触する前記部品の第2接触面の面積よりも小さい、
請求項1に記載の部品搭載装置。
【請求項3】
前記立設部は、前記立設部が前記基板支持手段に向かう方向の途中から前記立設部の上面に向かって傾斜する傾斜面を備えた、
請求項2に記載の部品搭載装置。
【請求項4】
前記昇降手段は、前記基板の下面の任意の位置を支持するサポートピンを配置可能な下受けプレートをさらに備え、
前記傾斜面は、前記下受けプレートから離れる方向に向かって傾斜する、
請求項3に記載の部品搭載装置。
【請求項5】
前記規制手段は、
空圧を供給する空圧供給部と、
第1端が前記空圧供給部と接続され、前記空圧供給部から供給された前記空圧を第2端に向かって伝達する空圧伝達路と、を有し、
前記空圧伝達路の前記第2端から供給される前記空圧は、前記基板支持手段と前記昇降手段との間に供給される、
請求項1に記載の部品搭載装置。
【請求項6】
前記空圧供給部は、
前記基板支持手段と前記昇降手段が一体となって上昇する前に、前記空圧伝達路の前記第1端に前記空圧を供給する、
請求項5に記載の部品搭載装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、部品搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
基板に部品を搭載する部品搭載装置は、基板を搬送して作業位置に位置決めする基板搬送装置を備えている。基板搬送装置は、基板を搬送する2つのコンベアから成る搬送レーンと、基板をクランプするための機構として、2つのコンベアの下方を昇降する昇降体と、上昇する昇降体によって下端のポスト部材が押し上げられることで上昇して基板の両端を下方から押し上げる2つの可動クランパと、可動クランパによって押し上げられた基板の上面の両端が押付けられる2つの固定クランパを備えている(例えば、下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-103334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、可動クランパが傾くと、可動クランパと固定クランパとで基板を水平にクランプすることができず、基板に傾きが生じる。その結果、部品搭載装置は、基板に正しく部品を搭載することができない。
【0005】
本開示の目的は、可動クランパが傾くことを抑制する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る部品搭載装置は、部品を基板に搭載する部品搭載装置であって、前記基板の向かい合う一対の両側縁部に対して下側から接触して前記基板を支持する基板支持手段と、所定の高さにおいて前記基板支持手段に対して下方から接触して、前記所定の高さ以上の高さにおいては前記基板支持手段と一体となって前記基板支持手段を昇降させる昇降手段と、前記基板支持手段と前記昇降手段との間の異物の存在を規制する規制手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、可動クランパが傾くことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る部品搭載装置1の構成例を示す斜視図
実施の形態1に係る昇降部が下降しているときの、昇降部、可動クランパ及び固定クランパの構成例を示す側面図
実施の形態1に係る昇降部が上昇しているときの、昇降部、可動クランパ及び固定クランパの構成例を示す側面図
実施の形態1に係る昇降部、可動クランパ及び固定クランパの構成例を示す斜視図
実施の形態1に係る昇降部が下降しているときの、昇降部、可動クランパ及び固定クランパの構成例を示す拡大断面図
実施の形態1に係る昇降部が上昇しているときの、昇降部、可動クランパ及び固定クランパの構成例を示す拡大断面図
第1の壁プレートと第2のボルトとの間に異物が存在する場合を示す側面図
実施の形態1に係る第1の壁プレートの第1の構成例を示す拡大断面図
実施の形態1に係る第1の壁プレートの第2の構成例を示す拡大断面図
実施の形態1に係る部品搭載装置の変形例を示す図
実施の形態1に係る制御装置の機能を説明するためのブロック図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
【0010】
(実施の形態1)
<部品搭載装置の構成>
図1は、実施の形態1に係る部品搭載装置1の構成例を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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