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公開番号
2024179825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099034
出願日
2023-06-16
発明の名称
撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
5/00 20210101AFI20241219BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】あおり撮影の際に振動が加わっても、あおり角制御の誤動作を抑制した撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置であって、撮像素子を備えた撮像部と、撮像素子の光軸に直交する面に対して撮像素子を回転駆動させる第1の駆動機構と、撮像部を第1の駆動機構の回転軸と平行な軸周りに回転駆動させる第2の駆動機構と、撮像装置の振動を検出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づき、撮像装置の傾きを判定する傾き判定手段と、検出手段の検出結果が第1の閾値以上であった場合、撮像装置の傾きが変化したと判定し、検出手段の検出結果が第1の閾値未満であった場合、撮像装置の傾きが変化していないと判定する第1の判定手段と、第1の判定手段が撮像装置の傾きが変化したと判定した場合に、傾き判定手段の判定結果に応じて、第1の駆動機構と第2の駆動機構の回転量を決定する決定手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子を備えた撮像部と、
前記撮像素子の光軸に直交する面に対して前記撮像素子を回転駆動させる第1の駆動機構と、
前記撮像部を前記第1の駆動機構の回転軸と平行な軸周りに回転駆動させる第2の駆動機構と、
撮像装置の振動を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づき、前記撮像装置の傾きを判定する傾き判定手段と、
前記検出手段の検出結果が第1の閾値以上であった場合、前記撮像装置の傾きが変化したと判定し、前記検出手段の検出結果が前記第1の閾値未満であった場合、前記撮像装置の傾きが変化していないと判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段が前記撮像装置の傾きが変化したと判定した場合に、前記傾き判定手段の判定結果に応じて、前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構の回転量を決定する決定手段と、を有する、
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
フォーカスレンズを有し、
前記決定手段は、前記傾き判定手段の判定結果に応じて前記フォーカスレンズの駆動量を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記検出手段は、角加速度センサであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記傾き判定手段は、前記角加速度センサから出力される検出結果に基づき、前記撮像装置の傾きを判定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の閾値は、前記撮像装置の前側におけるあおり深度から決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像装置の傾きの大きさが第2の閾値を超えたか否かを判定する第2の判定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第2の判定手段による判定の結果、前記撮像装置の傾きの大きさが第2の閾以上であった場合、前記第2の駆動機構は前記撮像装置の傾きの大きさに応じた回転駆動を行い、前記撮像装置の傾きの大きさが前記第2の閾未満であった場合、前記第1の駆動機構は前記撮像装置の傾きの大きさに応じた回転駆動を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2の閾値は、前記撮像素子の少なくとも回転可能な範囲から決定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構の回転量は、前記第2の判定手段による判定結果から決定することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記傾き判定手段は、前記検出手段が前記検出結果を出力するタイミングと前記撮像装置の撮像タイミングとの時間差に基づいて、前記検出手段の検出結果を補正することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像装置に振動が加わると、その振動により被写体像のブレやボケが生じて画質が劣化する。このため、PANやTILT回転などの駆動機構を有する撮像装置では、振動に対して駆動機構を制御することで、振動による画角変動を抑制する防振技術である、PT(PAN TILT)防振が知られている。
【0003】
一方、所定の画角内における距離の異なる広い範囲に対して焦点の合った被写体画像を得る、いわゆるあおり撮影が知られている。また、あおり撮影可能な撮像装置がPANやTILTの駆動機構を有する場合、焦点のあった状態を維持するために、振動による焦点ずれを抑制する防振技術がある。例えば特許文献1には、PANやTILTの駆動機構の駆動状態に応じて、自動的にあおり角を制御することを可能とする撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-161898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1で示した撮像装置では、振動に応じたPT防振とPTの駆動状態に応じたあおり角制御を独立して駆動すると、あおり角の制御が誤作動する場合がある。例えば、PT防振によって画角変動が抑えられているにもかかわらず、あおり角が変動することによって、被写体のボケ(焦点ずれ)が悪化する。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑み、あおり撮影の際に振動が加わっても、あおり角制御の誤動作を抑制した撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての撮像装置は、撮像素子を備えた撮像部と、前記撮像素子の光軸に直交する面に対して前記撮像素子を回転駆動させる第1の駆動機構と、前記撮像部を前記第1の駆動機構の回転軸と平行な軸周りに回転駆動させる第2の駆動機構と、撮像装置の振動を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記撮像装置の傾きを判定する傾き判定手段と、前記検出手段の検出結果が第1の閾値以上であった場合、前記撮像装置の傾きが変化したと判定し、前記検出手段の検出結果が前記第1の閾値未満であった場合、前記撮像装置の傾きが変化していないと判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段が前記撮像装置の傾きが変化したと判定した場合に、前記傾き判定手段の判定結果に応じて、前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構の回転量を決定する決定手段と、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、あおり撮影の際に振動が加わっても、あおり角制御の誤動作を抑制した撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1における撮像装置のハードウェア構成図である。
実施形態1における撮像装置の概略構成図である。
実施形態1における撮像装置の機能ブロック図である。
実施形態1におけるあおり撮影の説明図である。
実施形態1における撮像装置に振動が加わって、矢印Rの方向に撮像装置100の傾きが変化する様子を示す模式図である。
実施形態1における図5の撮像時におけるレンズユニットと撮像素子との位置関係を示す模式図である。
実施形態1における回転駆動制御後のピント面を示す模式図である。
実施形態1におけるあおり角制御前後のピント面を示す模式図である。
実施形態1におけるフォーカスレンズ制御後のピント面を示す模式図である。
実施形態1における処理を実現するフローチャートである。
実施形態2におけるあおり撮影における被写界深度の説明図である。
実施形態2における撮像装置100に振動が加わり、高さが変化する場合の説明図である。
実施形態2における処理を実現するフローチャートである。
実施形態2における処理を実現するフローチャートである。
実施形態2における、あおり撮影における被写界深度の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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