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公開番号2024179399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098221
出願日2023-06-15
発明の名称発熱素子の放熱構造および熱媒体ヒータ
出願人サンデン株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類H01L 23/34 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発熱素子周辺の設計自由度を向上する発熱素子の放熱構造および熱媒体ヒータを提供すること。
【解決手段】基板30に実装される発熱素子40を配置する筐体20を備え、筐体20に対して発熱素子40の発熱を放熱させる発熱素子40の放熱構造であって、筐体20は、基板30側に面する基板対向面20aにおいて開口し、基板30から遠ざかる側に向けて凹設されたポケット21を有し、発熱素子40は、そのリード突出面41aを基板30側に向けた状態で、ポケット21内に配置されている発熱素子40の放熱構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板に実装される発熱素子を配置する筐体を備え、前記筐体に対して前記発熱素子の発熱を放熱させる発熱素子の放熱構造であって、
前記筐体は、前記基板側に面する基板対向面において開口し、前記基板から遠ざかる側に向けて凹設されたポケットを有し、
前記発熱素子は、そのリード突出面を前記基板側に向けた状態で、前記ポケット内に配置されていることを特徴とする発熱素子の放熱構造。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記ポケット内には、放熱充填剤が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の発熱素子の放熱構造。
【請求項3】
請求項1に記載の発熱素子の放熱構造を備えた熱媒体ヒータであって、
前記筐体内に設けられた熱媒体流路と、前記熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱するためのヒータとを備え、
前記ポケットは、前記基板に対して垂直な基板垂直方向に対して直交する横方向において、前記熱媒体流路の側方に設けられていることを特徴とする熱媒体ヒータ。
【請求項4】
前記ポケットは、前記横方向における前記熱媒体流路を挟んだ両側にそれぞれ設けられ、
前記各ポケットに、前記発熱素子がそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項3に記載の熱媒体ヒータ。
【請求項5】
前記筐体に対して前記発熱素子を固定するための固定部材を更に備え、
前記固定部材は、前記横方向において前記ポケットを挟んで前記熱媒体流路の反対側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の熱媒体ヒータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱素子の放熱構造および熱媒体ヒータに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基板に実装されるIGBT等の発熱素子を配置する筐体を備え、筐体に対して発熱素子の発熱を放熱させる発熱素子の放熱構造として、特許文献1に開示されるものが公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案公告第211788988号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1に開示される発熱素子の放熱構造では、発熱素子周辺の設計自由度について改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、発熱素子周辺の設計自由度を向上する発熱素子の放熱構造および熱媒体ヒータを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の発熱素子の放熱構造は、基板に実装される発熱素子を配置する筐体を備え、前記筐体に対して前記発熱素子の発熱を放熱させる発熱素子の放熱構造であって、前記筐体は、前記基板側に面する基板対向面において開口し、前記基板から遠ざかる側に向けて凹設されたポケットを有し、前記発熱素子は、そのリード突出面を前記基板側に向けた状態で、前記ポケット内に配置されていることにより、前記課題を解決するものである。
本発明の熱媒体ヒータは、前記発熱素子の放熱構造を備えた熱媒体ヒータであって、前記筐体内に設けられた熱媒体流路と、前記熱媒体流路を流れる熱媒体を加熱するためのヒータとを備え、前記ポケットは、前記基板に対して垂直な基板垂直方向に対して直交する横方向において、前記熱媒体流路の側方に設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡素な構成で、発熱素子周辺の設計自由度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る熱媒体ヒータを断面視して示す説明図。
各部の配置関係を基板垂直方向に見て示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の一実施形態に係る熱媒体ヒータ10について、図面に基づいて説明する。
【0010】
まず、熱媒体ヒータ10は、自動車等の車両に搭載される空調装置に組み込まれ、クーラント(水)等の熱媒体を加熱するものであり、以下に説明する、発熱素子40の発熱を放熱させる発熱素子40の放熱構造を備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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