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公開番号
2024177988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096444
出願日
2023-06-12
発明の名称
画像読取装置及びその制御方法、並びにプログラム
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241217BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】手間及び負荷を増大させることなく、読取画像の画像データの送信による機密情報の流出をより効率的に防ぐ。
【解決手段】画像読取装置は、複数の送信先にそれぞれ対応する、画像データを送信するための複数の送信方法を設定する。画像読取装置は、原稿の画像を読み取って読取画像の画像データを生成し、生成した画像データのデータ量に応じて送信先を切り替えるための切替条件に従って、複数の送信先のうちで当該画像データの送信先を決定する。画像読取装置は更に、当該画像データを、決定された送信先に対応する送信方法に従って当該送信先へ送信する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
画像読取装置であって、
複数の送信先にそれぞれ対応する、画像データを送信するための複数の送信方法を設定する設定手段と、
原稿の画像を読み取って読取画像の画像データを生成する読取手段と、
前記読取手段によって生成された前記画像データのデータ量に応じて送信先を切り替えるための切替条件に従って、前記複数の送信先のうちで当該画像データの送信先を決定する決定手段と、
前記読取手段によって生成された前記画像データを、前記決定手段によって決定された送信先に対応する送信方法に従って当該送信先へ送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記送信方法は、画像データの送信に使用される通信プロトコルを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記送信方法は、画像データの送信に使用される送信先のアドレスを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記送信方法は、画像データの送信に使用される通信経路を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記送信方法は、電子メールにより画像データの送信する送信方法であり、
前記送信先のアドレスは、電子メールアドレスである、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記送信先のアドレスは、画像データが格納されるサーバ装置のURLである、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記設定手段は、ユーザの操作に従って、前記複数の送信方法の設定と前記切替条件の設定とを行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記送信手段は、前記画像データの保存場所にアクセスするためのリンクを前記送信先へ送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記複数の送信先は、第一送信先及び第二送信先を含み、
前記第一送信先は、前記画像読取装置を操作する操作ユーザであり、
前記第二送信先は、前記操作ユーザ以外の、前記読取画像を確認するユーザであり、
前記切替条件は、前記画像データのデータ量に応じて、前記画像データの送信先を前記第一送信先を前記第二送信先に切り替えるための条件である、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記切替条件は、前記画像データのデータ量が閾値データ量以上であるか否かに応じて、前記画像データの送信先を前記第一送信先から前記第二送信先に切り替えるように定められる、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置及びその制御方法、並びにプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
画像読取装置によって原稿の画像を読み取って読取画像の画像データを生成することで、原稿の画像に対応する画像データの電子的な保管又は当該画像データを用いた情報処理が可能になる。また、ADF(Auto Document Feeder)を備えた原稿読取装置を使用した場合、大量の原稿の画像をより効率的に読み取って画像データを生成することが可能である。このような画像読取装置では、読取画像の画像データに関して、外部装置への誤送信等による機密情報の流出を防止できることが求められる。
【0003】
例えば、特許文献1には、読み取られた原稿に機密情報が含まれている場合に画像データを送信せず、パスワード等によるアクセス管理が行われている場所に画像データを格納し、画像データの格納場所のアドレスのみを操作者に送信する技術が記載されている。原稿に機密情報が含まれているかの判定には、社外秘等の特定の文字列又は特定のパターンの有無を判定することによって行われている。
【0004】
また、特許文献2には、複写機において、操作者の権限では複写を許可されていない原稿について、管理システムに複写の許可を要求する技術が記載されている。複写を許可されている原稿であるかの判定は、特定の地紋又はバーコードの有無を判定することによって行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-195005号公報
特開2007-212563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の従来技術では、情報流出からの保護対象の原稿に、特定の文字列又はパターンを予め印刷しておく必要がある。多数の原稿を保護対象とする場合、これには手間がかかりうる。一方で、保護対象の機密情報を含まない原稿に対しても特定の文字列又はパターンを印刷した場合、機密情報を含む原稿であるとの判定が不必要に行われることで、画像読取装置の操作ユーザによる画像データの取得に余計な手間がかかりうる。また、管理システムにおける判定処理による負荷も増大しうる。
【0007】
そこで、本発明は、手間及び負荷を増大させることなく、読取画像の画像データの送信による機密情報の流出をより効率的に防ぐための技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る画像読取装置は、複数の送信先にそれぞれ対応する、画像データを送信するための複数の送信方法を設定する設定手段と、原稿の画像を読み取って読取画像の画像データを生成する読取手段と、前記読取手段によって生成された前記画像データのデータ量に応じて送信先を切り替えるための切替条件に従って、前記複数の送信先のうちで当該画像データの送信先を決定する決定手段と、前記読取手段によって生成された前記画像データを、前記決定手段によって決定された送信先に対応する送信方法に従って当該送信先へ送信する送信手段と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、手間及び負荷を増加させることなく、読取画像の画像データの送信による機密情報の流出をより効率的に防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像読取装置100の概略的な構成例を示す断面図。
画像読取ユニット104の概略的な構成例を示す断面図。
画像読取装置100のハードウェア構成例を示すブロック図。
画像読取システムの構成例を示す図。
画像読取装置100の機能構成例を示すブロック図。
画像読取システムにおける処理のシーケンスの例を示すシーケンス図。
端末200において表示される読取設定用の設定画面の例を示す図。
読取中画面の例を示す図。
送信方法の設定のための設定画面の例を示す図。
画像読取装置100において実行される画像読取処理の手順の例を示すフローチャート。
読取画像情報の例を示す図。
読取画像の画像データの送信先を決定する処理(S1005)の手順の例を示すフローチャート(第1実施形態)。
読取画像の画像データの送信先を決定する処理(S1005)の手順の例を示すフローチャート(第2実施形態)。
読取画像の画像データの送信先を決定する処理(S1005)の手順の例を示すフローチャート(第3実施形態)。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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