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公開番号2024176943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095839
出願日2023-06-09
発明の名称車載スマート制御装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類B60R 11/02 20060101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の安全な運転状態を維持しつつ、携帯端末の利用による各種車両装備の操作を可能にすること。
【解決手段】車両装備の操作要求を所望の携帯端末40からの入力について受付可能な要求入力部11と、車両側の所定のセンサ35~38から車両の走行環境に関するデータを取得可能な環境データ入力部12と、所望の車両装備を制御可能な機器制御部13と、前記要求入力部に入力された操作要求について車両装備操作の実行可否を判定する操作判定部14とを備え、前記操作判定部は取得した車両の走行環境に基づいて操作の実行可否を判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両装備に対する操作要求を携帯端末からの入力について受付可能な要求入力部と、
車両側の所定のセンサから車両の走行環境に関するデータを取得可能な環境データ入力部と、
所望の車両装備を制御可能な機器制御部と、
前記要求入力部に入力された操作要求について、車両装備操作の実行可否を判定する操作判定部と、を備え、
前記操作判定部は、前記環境データ入力部が取得した車両の走行環境に基づいて操作の実行可否を判定する、
車載スマート制御装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記操作判定部は、前記環境データ入力部が取得した車両の走行環境のデータに基づき自車両の走行速度を把握し、走行速度の違いを含む条件で判定を実施する、
請求項1に記載の車載スマート制御装置。
【請求項3】
複数種類の車両装備のそれぞれと、操作要求の種類と、車両の走行環境のシーンを特定するための条件との関係を表す事前に定めたデータを保持する判定テーブルを有する、
請求項1に記載の車載スマート制御装置。
【請求項4】
前記操作判定部は、前記環境データ入力部が取得した車両の走行環境のデータに基づき自車両の走行環境のシーン毎に危険度の高低を把握し、危険度の高低に従って操作の実行可否を判定する、
請求項1に記載の車載スマート制御装置。
【請求項5】
前記環境データ入力部は自車両の走行速度、降雨状況、環境の照度、及びタイヤの空気圧のうち少なくとも2つのデータを取得し、
前記操作判定部は、前記環境データ入力部が取得した複数の走行環境のデータに基づいて車両の走行環境のシーンを特定し、シーンに応じて判定を実施する、
請求項1に記載の車載スマート制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載スマート制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、車両上で例えばスマートフォンのようなスマートデバイスを運転者やその他の乗員が利用する機会が増えている。また、車両上でスマートデバイスを便利に利用するための様々な技術開発も進められている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されている車両アクセス制限装置は、携帯通信端末(1)からの操作指示に基づき、車両装備品(テールゲート、ドアロック機構、ヘッドランプ、及び、ハザードランプ)を作動制御する車両装備品制御部(17)と、車両装備品制御部(17)に対し、前記車両装備品に対する作動制御を禁止する禁止指令を行うことを可能とする車両装備品作動禁止指令部(16)とを備えている。この構成により、車両アクセス制限装置は、悪意あるハッカー等からの不正アクセスを抑制し、車両(2)への影響を低減させるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/188748号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術を利用すれば、第三者からの不正アクセスによる操作指示に対して、車両装備品が作動するのを制限可能になる。しかし、自車両の運転者など正規のユーザが携帯通信端末から操作指示を出した場合には、車両装備品の作動を制限できない。
【0006】
したがって、例えばテールゲート、ドアロック機構、ヘッドランプ、ハザードランプなど、特定の車両装備品に対して操作することが危険な車両の運転状況であったり、運転者等の正規ユーザが意図していない入力操作を携帯通信端末が誤って検知したような場合であっても、車両装備品が作動してしまう可能性がある。そのため、自車両の乗員が車両上で、又はその近傍で携帯通信端末を利用する場合には、車両の安全な運転状態に悪影響を及ぼす可能性が懸念される。一方、乗員の利便性の観点からは、車両上で、又はその近傍でスマートフォンのような携帯通信端末を利用して各種車両装備を操作可能にすることは望ましいことである。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の安全な運転状態を維持しつつ、携帯端末の利用による各種車両装備の操作を可能にする車載スマート制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
【0009】
車両装備に対する操作要求を携帯端末からの入力について受付可能な要求入力部と、
車両側の所定のセンサから車両の走行環境に関するデータを取得可能な環境データ入力部と、
所望の車両装備を制御可能な機器制御部と、
前記要求入力部に入力された操作要求について、車両装備操作の実行可否を判定する操作判定部と、を備え、
前記操作判定部は、前記環境データ入力部が取得した車両の走行環境に基づいて操作の実行可否を判定する、
車載スマート制御装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明の車載スマート制御装置によれば、車両の安全な運転状態を維持しつつ、携帯端末の利用による各種車両装備の操作が可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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