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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024176822
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095642
出願日
2023-06-09
発明の名称
フルオロシリコーン化合物
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08L
83/06 20060101AFI20241212BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】優れた離型性を有するフルオロシリコーン化合物の提供。
【解決手段】式(I)[式中、各符号は、明細書に記載の通りである]で表されるフルオロシリコーン化合物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024176822000014.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">52</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">138</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I):
TIFF
2024176822000012.tif
52
138
[式中:
R
A
は、CF
3
-、CF
3
O-、CF
3
NH-、CF
3
CH
2
NH-、(CF
3
)
2
N-、(CF
3
CH
2
)
2
N-、CF
3
S-、CF
3
C(=O)-、CF
3
CH
2
C(=O)-、CF
3
C(=O)O-、CF
3
CH
2
OC(=O)-、CF
3
CONH-、CF
3
CH
2
CONH-、CF
3
NHCO-、CF
3
CH
2
NHCO-、CF
3
CON(CF
3
)-、CF
3
CH
2
CON(CF
3
)-、CF
3
CON(CH
2
CF
3
)-、CF
3
CH
2
CON(CH
2
CF
3
)-、(CF
3
)
2
NCO-又は(CF
3
CH
2
)
2
NCO-であり、
R
1
、R
2
、R
4
、R
5
、R
6
、R
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
R
A
は、CF
3
O-、CF
3
NH-、又は(CF
3
)
2
N-である、請求項1に記載のフルオロシリコーン化合物。
【請求項3】
R
1
、R
2
、R
4
、R
5
、R
6
、R
7
、R
8
およびR
9
は、それぞれ独立して、C
1-4
アルキル基である、請求項1に記載のフルオロシリコーン化合物。
【請求項4】
R
3
およびR
10
は、それぞれ独立して、C
1-4
アルキル基である、請求項1に記載のフルオロシリコーン化合物。
【請求項5】
Xは、
-(Ar)
a1
-(CFH)
b1
-(CH
2
)
c1
-(O)
d1
-
[式中:
Arは、フッ素原子またはR
A
により置換されていてもよい2価の芳香族基であり、
a1は、0~10の整数であり、
b1は、0~200の整数であり、
c1は、0~200の整数であり、
d1は、0~10の整数であり、
符号a1、b1、c1、及びd1を付して括弧でくくられた各繰り返し単位の存在順序は任意である。]
で表される基である、請求項1に記載のフルオロシリコーン化合物。
【請求項6】
Xは、
-(Ar)
a1
-(O)
d1
-(CH
2
)
c1
-
[式中:
Arは、フッ素原子またはR
A
により置換されていてもよい2価の芳香族基、好ましくは非置換の2価の芳香族基であり、
a1は、0または1であり、
c1は、1~36の整数であり、
d1は、0または1である。]
で表される基である、請求項1に記載のフルオロシリコーン化合物。
【請求項7】
Yは、アルキレン基、またはアルキレンオキシアルキレン基である、請求項1に記載のフルオロシリコーン化合物。
【請求項8】
R
Si
は、下記式(S1)、(S2)、(S3)、(S4)または(S5):
TIFF
2024176822000013.tif
85
100
[式中:
R
11
は、それぞれ独立して、水酸基または加水分解性基であり、
R
12
は、それぞれ独立して、1価の有機基であり、
n1は、(SiR
11
n1
R
12
3-n1
)単位毎にそれぞれ独立して、0~3の整数であり、
X
11
は、それぞれ独立して、単結合または2価の有機基であり、
R
13
は、それぞれ独立して、水素原子または1価の有機基であり、
tは、それぞれ独立して、2以上の整数であり、
R
14
は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子または-X
11
-SiR
11
n1
R
12
3-n1
であり、
R
15
は、それぞれ独立して、単結合、酸素原子、炭素数1~6のアルキレン基または炭素数1~6のアルキレンオキシ基であり、
R
a1
は、それぞれ独立して、-Z
1
-SiR
21
p1
R
22
q1
R
23
r1
であり;
Z
1
は、それぞれ独立して、2価の有機基であり、
R
21
は、それぞれ独立して、-Z
1’
-SiR
21’
p1’
R
22’
q1’
R
23’
r1’
であり;
R
22
は、それぞれ独立して、水酸基または加水分解性基であり、
R
23
は、それぞれ独立して、1価の有機基であり、
p1は、それぞれ独立して、0~3の整数であり、
q1は、それぞれ独立して、0~3の整数であり、
r1は、それぞれ独立して、0~3の整数であり、
Z
1’
は、それぞれ独立して、2価の有機基であり、
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載のフルオロシリコーン化合物を含む離型組成物。
【請求項10】
さらに、水および有機溶媒から選択された少なくとも1種である液状媒体を含む、請求項9に記載の離型組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フルオロシリコーン化合物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、含フッ素基を有するシリコーン化合物が知られており、例えば、種々のゴムおよび樹脂の成形用の離型剤として用いられている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-541498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、優れた離型性を有するフルオロシリコーン化合物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1] 式(I):
TIFF
2024176822000001.tif
52
138
[式中:
R
A
は、CF
3
-、CF
3
O-、CF
3
NH-、CF
3
CH
2
NH-、(CF
3
)
2
N-、(CF
3
CH
2
)
2
N-、CF
3
S-、CF
3
C(=O)-、CF
3
CH
2
C(=O)-、CF
3
C(=O)O-、CF
3
CH
2
OC(=O)-、CF
3
CONH-、CF
3
CH
2
CONH-、CF
3
NHCO-、CF
3
CH
2
NHCO-、CF
3
CON(CF
3
)-、CF
3
CH
2
CON(CF
3
)-、CF
3
CON(CH
2
CF
3
)-、CF
3
CH
2
CON(CH
2
CF
3
)-、(CF
3
)
2
NCO-又は(CF
3
CH
2
)
2
NCO-であり、
R
1
、R
2
、R
4
、R
5
、R
6
、R
【発明の効果】
【0006】
本開示のフルオロシリコーン化合物によれば、優れた離型性を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本明細書において用いられる場合、「1価の有機基」とは、炭素を含有する1価の基を意味する。1価の有機基としては、特に限定されないが、炭化水素基、または、その誘導体であり得る。炭化水素基の誘導体とは、炭化水素基の末端、または、分子鎖中に、1つまたはそれ以上のN、O、S、Si、アミド、スルホニル、シロキサン、カルボニル、カルボニルオキシ等を有している基を意味する。
【0008】
本明細書において用いられる場合、「2価の有機基」としては、特に限定されるものではないが、炭化水素基からさらに1個の水素原子を脱離させた2価の基が挙げられる。
【0009】
本明細書において用いられる場合、「炭化水素基」とは、炭素および水素を含む基であって、分子から1個の水素原子を脱離させた基を意味する。かかる炭化水素基としては、特に限定されるものではないが、炭素原子数1~20の炭化水素基、例えば、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基等が挙げられる。上記「脂肪族炭化水素基」は、直鎖状、分枝鎖状、または、環状のいずれであってもよく、飽和、または、不飽和のいずれであってもよい。また、炭化水素基は、1つまたはそれ以上の環構造を含んでいてもよい。かかる炭化水素基は、1つまたはそれ以上の置換基により置換されていてもよい。尚、かかる炭化水素基は、その末端、または、分子鎖中に、1つまたはそれ以上のN、O、S、Si、アミド、スルホニル、シロキサン、カルボニル、カルボニルオキシ等を有していてもよい。
【0010】
本明細書において用いられる場合、「炭化水素基」の置換基としては、特に限定されないが、例えば、ハロゲン原子;1個またはそれ以上のハロゲン原子により置換されていてもよい、C
1-6
アルキル基、C
2-6
アルケニル基、C
2-6
アルキニル基、C
3-10
シクロアルキル基、C
3-10
不飽和シクロアルキル基、5~10員のヘテロシクリル基、5~10員の不飽和ヘテロシクリル基、C
6-10
アリール基および5~10員のヘテロアリール基から選択される1個またはそれ以上の基が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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