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公開番号2024176950
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095852
出願日2023-06-09
発明の名称耐熱性重合体
出願人旭有機材株式会社
代理人個人,個人
主分類C08G 8/04 20060101AFI20241212BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】優れた耐熱性を発揮できるノボラック型フェノール樹脂である耐熱性重合体を提供する。
【解決手段】本耐熱性重合体は、C1~5のアルキレン基及び/又は式(3)の構造を介して接続されたジヒドロキシビフェニル又はその誘導体をベースとするユニットを少なくとも有し、式(3)において、R41、R42は、少なくとも一部が置換基R04であり、置換基R04は、C1~5のアルキル基、アリール基から選ばれる。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
炭素数1~5のアルキレン基及び/又は下記式(3)で表される構造を介して互いに接続されたユニットを有し、
前記ユニットは、下記式(1)で表される第1ユニット、及び、下記式(2)で表される第2ユニットのうちの少なくとも前記第2ユニットを含み、
TIFF
2024176950000011.tif
105
153
前記式(1)中のR
11
、前記式(2)中のR
21
、前記式(2)中のR
31
は、少なくとも一部が置換基R
01
であり、
前記置換基R
01
は、炭素数1~5のアルキル基、アリール基からなる群より選ばれる基であり、
前記式(1)中のR
12
、前記式(2)中のR
22
、前記式(2)中のR
32
は、少なくとも一部が置換基R
02
であり、
前記置換基R
02
は、炭素数1~5のアルキル基、炭素数2~10のアルコキシアルキル基からなる群より選ばれ、
前記式(3)中のR
41
、前記式(3)中のR
42
は、少なくとも一部が置換基R
04
であり、
前記置換基R
04
は、炭素数1~5のアルキル基、アリール基からなる群より選ばれることを特徴とする耐熱性重合体。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記第1ユニットの数をnとして、前記第2ユニットの数をmとした場合に、0.05≦m/(n+m)≦1を満たす請求項1に記載の耐熱性重合体。
【請求項3】
平均重量分子量が、2500以上である請求項1に記載の耐熱性重合体。
【請求項4】
ガラス転移温度が、85℃以上である請求項1に記載の耐熱性重合体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耐熱性重合体に関する。更に詳しくは、ノボラック型フェノール樹脂に属する耐熱性重合体に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
フェノール類とアルデヒド類とを用いて得られるノボラック型フェノール樹脂は、従来、様々な分野において樹脂原料として利用されている。例えば、電子部品製造における封止剤、ドライレジスト、ウェットレジスト、繊維強化材料を製造する際の繊維集束剤、繊維強化材料のマトリックス材、各種の熱硬化性樹脂、建設資材用硬化樹脂、ウレタンフォーム、エポキシ樹脂組成物、塗料等が挙げられる。これらの原料成分として利用する際は、一般に、より高い耐熱性が要求されるという実情がある。
例えば、下記特許文献1には、ノボラック型フェノール樹脂の耐熱性能を向上させる目的でサリチルアルデヒド等のモノヒドロキシ芳香族アルデヒドを利用できることの開示がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-107925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の通り、ノボラック型フェノール樹脂はその用途が非常に幅広く多岐にわたるため、アルデヒド類の交換以外にもより多くの耐熱性向上策が求められる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、優れた耐熱性を発揮できるノボラック型フェノール樹脂である耐熱性重合体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
即ち、本発明には、以下の発明が包含される。
[1]炭素数1~5のアルキレン基及び/又は下記式(3)で表される構造を介して互いに接続されたユニットを有し、
前記ユニットは、下記式(1)で表される第1ユニット、及び、下記式(2)で表される第2ユニットのうちの少なくとも前記第2ユニットを含み、
TIFF
2024176950000001.tif
105
153
前記式(1)中のR
11
、前記式(2)中のR
21
、前記式(2)中のR
31
は、少なくとも一部が置換基R
01
であり、
前記置換基R
01
は、炭素数1~5のアルキル基、アリール基からなる群より選ばれる基であり、
前記式(1)中のR
12
、前記式(2)中のR
22
、前記式(2)中のR
32
は、少なくとも一部が置換基R
02
であり、
前記置換基R
02
は、炭素数1~5のアルキル基、炭素数2~10のアルコキシアルキル基からなる群より選ばれ、
前記式(3)中のR
41
、前記式(3)中のR
42
は、少なくとも一部が置換基R
04
であり、
前記置換基R
04
は、炭素数1~5のアルキル基、アリール基からなる群より選ばれることを特徴とする耐熱性重合体。
[2]前記第1ユニットの数をnとして、前記第2ユニットの数をmとした場合に、0.05≦m/(n+m)≦1を満たす上記[1]に記載の耐熱性重合体。
[3]平均重量分子量が、2500以上である上記[1]又は[2]に記載の耐熱性重合体。
[4]ガラス転移温度が、85℃以上である上記[1]乃至上記[3]のうちのいずれかに記載の耐熱性重合体。
【発明の効果】
【0006】
本発明の耐熱性重合体によれば、優れた耐熱性を得ることができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について具体的な実施形態に基づき説明する。但し、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態はあくまでも説明のために便宜的に示す例示に過ぎず、本発明は如何なる意味でもこれらに限定されるものではなく、目的、用途に応じて本発明を種々変更することができる。また、本明細書中で引用した全ての刊行物、特許及び特許出願をそのまま参考として本明細書中にとり入れるものとする。
また、本明細書では「XX~YY」の記載は「XX以上YY以下」を意味するものとする。更に、本明細書で例示する化合物では、表記法が複数ある化合物名の一部にCAS登録番号を併記する場合があるが、CAS登録番号は異性体態等により異なるため、併記した化合物名のうちの一例を表すものであり、化合物名とCAS登録番号とが1対1で対応するものではない。
【0008】
[1]耐熱性重合体
本耐熱性重合体は、炭素数1~5のアルキレン基及び/又は下記式(3)で表される構造を介して互いに接続されたユニットを有し、
ユニットは、下記式(1)で表される第1ユニット、及び、下記式(2)で表される第2ユニットのうちの少なくとも第2ユニットを含む。
TIFF
2024176950000002.tif
105
153
但し、式(1)中のR
11
、式(2)中のR
21
、式(2)中のR
31
は、少なくとも一部が置換基R
01
であり(即ち、R
11
、R
21
及びR
31
は、各々独立に、その少なくとも一部が置換基R
01
である)、置換基R
01
は、炭素数1~5のアルキル基、アリール基からなる群より選ばれる基である。
また、式(1)中のR
12
、式(2)中のR
22
、式(2)中のR
32
は、少なくとも一部が置換基R
02
であり(即ち、R
12
、R
22
及びR
32
は、各々独立に、その少なくとも一部が置換基R
02
である)、置換基R
02
は、炭素数1~5のアルキル基、炭素数2~10のアルコキシアルキル基からなる群より選ばれる。
更に、式(3)中のR
41
、前記式(3)中のR
42
は、少なくとも一部が置換基R
04
であり、置換基R
04
は、炭素数1~5のアルキル基、アリール基からなる群より選ばれる。
【0009】
耐熱性重合体は、どのようにして得たものであってもよいが、例えば、フェノール系化合物(芳香環とフェノール性ヒドロキシ基とを有する化合物)とアルデヒド系化合物とを各単量体とした共重合体(ノボラック樹脂)として得ることができる。即ち、第1ユニット及び第2ユニットは、フェノール系化合物に由来する構成単位であり、炭素数1~5のアルキレン基はアルデヒド系化合物に由来する構成単位とすることができる。
フェノール系化合物は、フェノール性ヒドロキシ基を有する化合物である。即ち、フェノール性ヒドロキシ基は、芳香環を構成する炭素原子であって、当該ヒドロキシ基以外の置換基を有さない炭素原子に結合されたヒドロキシ基である。アルデヒド系化合物は、アルデヒド基(-CHO)を有する化合物である。
【0010】
ユニット同士を接続する基(以下、単に「ユニット接続基」ともいう)は、炭素数1~5のアルキレン基及び/又は式(3)で表される構造である(後述する式(7)中のR

、式(8)中のR

、式(8)中のR

)。
即ち、ユニット接続基となるアルキレン基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基(n-プロピレン基、イソプロピレン基など)、ブチレン基(n-ブチレン基、1-メチルプロピレン基、2-メチルプロピレン基、1,1-ジメチルエチレン基、1,2-ジメチルエチレン基など)、ペンチレン基(n-ペンチレン基、1-メチルブチレン基、2-メチルブチレン基、1,1-ジメチルプロピレン基、1,2-ジメチルプロピレン基、1,3-ジメチルプロピレン基、1-メチル-2,2-ジメチルエチレン基など)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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