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公開番号
2025092234
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207990
出願日
2023-12-08
発明の名称
組成物
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08L
101/14 20060101AFI20250612BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】熱伝導性が優れる組成物を提供する。
【解決手段】繊維と、
無機窒化物及び無機酸化物からなる群から選ばれる無機物がボロン酸化合物で表面修飾されてなる第1表面修飾無機物、又は、上記無機物が酸化剤で処理されてなる第2表面修飾無機物と、
水溶性樹脂と、を含む組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
繊維と、
無機窒化物及び無機酸化物からなる群から選ばれる無機物がボロン酸化合物で表面修飾されてなる第1表面修飾無機物、又は、前記無機物が酸化剤で処理されてなる第2表面修飾無機物と、
水溶性樹脂と、を含む組成物。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
繊維と、
無機窒化物及び無機酸化物からなる群から選ばれる少なくとも1つを含み、水との接触角が110°以下を示す特定無機物と、
水溶性樹脂と、を含む組成物。
【請求項3】
空隙率が20%未満である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記繊維が、アラミド繊維及びセルロース繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
前記第1表面修飾無機物及び前記第2表面修飾無機物の合計含有量が、前記組成物の全体積に対して、1~70体積%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記第1表面修飾無機物及び前記第2表面修飾無機物の合計含有量が、前記組成物の全体積に対して、5~30体積%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記特定無機物の含有量が、前記組成物の全体積に対して、1~70体積%である、請求項2に記載の組成物。
【請求項8】
前記特定無機物の含有量が、前記組成物の全体積に対して、5~30体積%である、請求項2に記載の組成物。
【請求項9】
前記水溶性樹脂が、水酸基、オキシアルキレン基、カルボキシ基、及びアミド基からなる群から選ばれる基の少なくとも1種を有する繰り返し単位を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項10】
シート状である、請求項1又は2に記載の組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
変圧器、モータ、及び発電機等の電子機器においては、電子機器の寿命や信頼性の点で、動作時に発生する熱が効率的に外部に放熱できることが求められている。例えば、モーターの放熱性を高める方法として、モーターを構成する部材であるステータコアに形成されたスロット内に配置されるコイル導体を熱伝導性電気絶縁紙で覆う方法等が知られている。
【0003】
上記熱伝導性電気絶縁紙として、例えば、特許文献1では、アラミド繊維と、アラミドパルプと、バインダー材料と、窒化ホウ素及び炭酸カルシウムを含む熱伝導性充填剤の相乗的ブレンドと、を含む熱伝導性電気絶縁紙が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6920421号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らは、特許文献1に記載された熱伝導性電気絶縁紙の特性について検討したところ、熱伝導性を更に改善する余地があることを明らかとした。
【0006】
そこで、本発明は、熱伝導性が優れる組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の構成により課題を解決できることを見出した。
【0008】
(1) 繊維と、
無機窒化物及び無機酸化物からなる群から選ばれる無機物がボロン酸化合物で表面修飾されてなる第1表面修飾無機物、又は、上記無機物が酸化剤で処理されてなる第2表面修飾無機物と、
水溶性樹脂と、を含む組成物。
(2) 繊維と、
無機窒化物及び無機酸化物からなる群から選ばれる少なくとも1つを含み、水との接触角が110°以下を示す特定無機物と、
水溶性樹脂と、を含む組成物。
(3) 空隙率が20%未満である、(1)又は(2)に記載の組成物。
(4) 繊維が、アラミド繊維及びセルロース繊維からなる群から選ばれる少なくとも1種を含む、(1)~(3)のいずれかに記載の組成物。
(5) 第1表面修飾無機物及び第2表面修飾無機物の合計含有量が、組成物の全体積に対して、1~70体積%である、(1)に記載の組成物。
(6) 第1表面修飾無機物及び第2表面修飾無機物の合計含有量が、組成物の全体積に対して、5~30体積%である、(1)に記載の組成物。
(7) 特定無機物の含有量が、組成物の全体積に対して、1~70体積%である、(2)に記載の組成物。
(8) 特定無機物の含有量が、組成物の全体積に対して、5~30体積%である、(2)に記載の組成物。
(9) 水溶性樹脂が、水酸基、オキシアルキレン基、カルボキシ基、及びアミド基からなる群から選ばれる基の少なくとも1種を有する繰り返し単位を含む、(1)~(8)のいずれかに記載の組成物。
(10) シート状である、(1)~(9)のいずれかに記載の組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、熱伝導性が優れる組成物を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。
本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む範囲を意味する。
また、本明細書において、ある成分が2種以上存在する場合、その成分の「含有量」は、それら2種以上の成分の合計含有量を意味する。
本明細書において、段階的に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本明細書に記載されている数値範囲において、ある数値範囲で記載された上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
本明細書において、2以上の好ましい態様の組み合わせは、より好ましい態様である。
(【0011】以降は省略されています)
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