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公開番号2025161210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064206
出願日2024-04-11
発明の名称医療業務支援装置、方法およびプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G16H 50/00 20180101AFI20251017BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】医療業務支援装置、方法およびプログラムにおいて、医療行為の結果に影響を与える要因を確認できるようにする。
【解決手段】プロセッサは、医療行為に関わる日時および医療行為に関する指標値に関連する情報を含む行為情報であって、指標値の増減の分析対象となる基準対象期間および指標値の増減の比較対象となる比較対象期間に日時が含まれる行為情報を取得し、比較対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値に対する、基準対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値の差分を少なくとも1つの項目についての複数の項目値毎に導出し、基準対象期間における行為情報に基づく第2統計値および差分に基づいて、基準対象期間の比較対象期間に対する指標値の増減への影響度を項目についての項目値毎に導出し、項目に含まれる少なくとも1つの項目値についての影響度を表示するための表示処理を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
医療行為に関わる日時および前記医療行為に関する指標値に関連する情報を含む行為情報であって、前記指標値の増減の分析対象となる基準対象期間、および前記指標値の増減の比較対象となる比較対象期間に前記日時が含まれる行為情報を取得し、
前記比較対象期間における前記指標値に関連する情報の第1統計値に対する、前記基準対象期間における前記指標値に関連する情報の第1統計値の差分をあらかじめ定められた少なくとも1つの項目についての複数の項目値毎に導出し、
前記基準対象期間における前記行為情報に基づく第2統計値および前記差分に基づいて、前記基準対象期間の前記比較対象期間に対する前記指標値の増減への影響度を前記少なくとも1つの項目についての前記項目値毎に導出し、
前記少なくとも1つの項目に含まれる前記少なくとも1つの項目値についての前記影響度を表示するための表示処理を行う医療業務支援装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記医療行為は、問診、検査、治療、および看護の少なくとも1つを含む請求項1に記載の医療業務支援装置。
【請求項3】
前記指標値は、前記医療行為の失敗の有無、前記医療行為に関する時間、前記医療行為により発生する放射線量の指標値、および前記医療行為により取得される画像に基づく指標値の少なくとも1つを含む請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
【請求項4】
前記医療行為に関わる日時は、前記医療行為の開始日時、前記医療行為の終了日時、前記医療行為の予約日時、前記医療行為の受付日時、および前記医療行為を実施する際の呼び出し日時の少なくとも1つを含む請求項1に記載の医療業務支援装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記項目値毎の前記影響度を昇順または降順で表示するための表示処理を行う請求項1に記載の医療業務支援装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記影響度が大きいまたは小さいあらかじめ定められた数の項目値についての前記影響度を、他の項目値についての前記影響度と区別して表示するための表示処理を行う請求項5に記載の医療業務支援装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記影響度を導出した項目である第1項目とは異なる第2項目の指定を受け付け、
前記第2項目に含まれる少なくとも1つの項目値について、前記複数の項目値を前記影響度に応じた順序で表示するための表示処理を行う請求項1に記載の医療業務支援装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記影響度に加えて、前記基準対象期間における前記第1統計値を前記項目値毎に表示するための表示処理を行う請求項1に記載の医療業務支援装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記影響度、前記第1統計値および前記第2統計値の少なくとも1つをグラフにより表示するための表示処理を行う請求項8に記載の医療業務支援装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記差分を複数の項目のそれぞれについての前記複数の項目値毎に導出し、
前記影響度を前記複数の項目のそれぞれについての前記複数の項目値毎に導出し、
前記複数の項目のそれぞれについて、前記複数の項目のそれぞれに含まれる少なくとも1つの項目値についての前記影響度を表示するための表示処理を行う請求項1に記載の医療業務支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、医療業務支援装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
医療機関では、患者に対して、問診、診断、検査、治療および看護等の様々な医療行為が行われる。このような医療行為の結果を分析するための各種手法が提案されている。例えば、特許文献1においては、放射線画像を用いた検査を行うに際し、放射線画像の撮影時における失敗(写損という)の判定理由と写損を是正するための情報とを提供する手法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-106605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
写損は様々な理由により生じるが、特許文献1に記載された手法では、個別の写損の判定理由を提供するものである。このため、月単位等のある期間を考えた場合、その期間において統計的にどのような理由または属性が写損発生の主要因となっているかを確認することができない。
【0005】
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、医療行為の結果に影響を与える統計的な要因を確認できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示による医療業務支援装置は、少なくとも1つのプロセッサを備え、
プロセッサは、医療行為に関わる日時および医療行為に関する指標値に関連する情報を含む行為情報であって、指標値の増減の分析対象となる基準対象期間、および指標値の増減の比較対象となる比較対象期間に日時が含まれる行為情報を取得し、
比較対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値に対する、基準対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値の差分をあらかじめ定められた少なくとも1つの項目についての複数の項目値毎に導出し、
基準対象期間における行為情報に基づく第2統計値および差分に基づいて、基準対象期間の比較対象期間に対する指標値の増減への影響度を少なくとも1つの項目についての項目値毎に導出し、
少なくとも1つの項目に含まれる少なくとも1つの項目値についての影響度を表示するための表示処理を行う。
【0007】
本開示による医療業務支援方法は、医療行為に関わる日時および医療行為に関する指標値に関連する情報を含む行為情報であって、指標値の増減の分析対象となる基準対象期間、および指標値の増減の比較対象となる比較対象期間に日時が含まれる行為情報を取得し、
比較対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値に対する、基準対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値の差分をあらかじめ定められた少なくとも1つの項目についての複数の項目値毎に導出し、
基準対象期間における行為情報に基づく第2統計値および差分に基づいて、基準対象期間の比較対象期間に対する指標値の増減への影響度を少なくとも1つの項目についての項目値毎に導出し、
少なくとも1つの項目に含まれる少なくとも1つの項目値についての影響度を表示するための表示処理を行う。
【0008】
本開示による医療業務支援プログラムは、医療行為に関わる日時および医療行為に関する指標値に関連する情報を含む行為情報であって、指標値の増減の分析対象となる基準対象期間、および指標値の増減の比較対象となる比較対象期間に日時が含まれる行為情報を取得する手順と、
比較対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値に対する、基準対象期間における指標値に関連する情報の第1統計値の差分をあらかじめ定められた少なくとも1つの項目についての複数の項目値毎に導出する手順と、
基準対象期間における行為情報に基づく第2統計値および差分に基づいて、基準対象期間の比較対象期間に対する指標値の増減への影響度を少なくとも1つの項目についての項目値毎に導出する手順と、
少なくとも1つの項目に含まれる少なくとも1つの項目値についての影響度を表示するための表示処理を行う手順とをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、医療行為の結果に影響を与える統計的な要因を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態による医療業務支援装置を適用した医療情報システムの概要を示す斜視図
行為情報を示す図
本開示の実施形態による医療業務支援装置のハードウェア構成を示す図
本開示の実施形態による医療業務支援装置の機能的な構成を示す図
表示画面を示す図
表示画面を示す図
表示画面を示す図
本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
表示画面の影響度表示領域の表示の他の例を示す図
影響度の補正を説明するための図
メイン画面の表示の他の例を示す図
本開示の実施形態による医療業務支援装置を適用した医療情報システムの他の概要を示す斜視図
メイン画面の表示の他の例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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