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公開番号2025159033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025131479,2021158359
出願日2025-08-06,2021-09-28
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G16H 50/30 20180101AFI20251009BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】疾病の重症化を予防できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを得る。
【解決手段】情報処理装置10は、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、ユーザから経時的に測定されたバイタル情報を取得し、バイタル情報に瞬間的に発現する異常傾向に基づいて、疾病に罹患した場合の重症化リスクの度合を導出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
ユーザから経時的に測定されたバイタル情報を取得し、
前記バイタル情報に瞬間的に発現する異常傾向に基づいて、疾病に罹患した場合の重症化リスクの度合を導出する
情報処理装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記異常傾向は、前記ユーザが有する基礎疾患に関するものであり、
前記疾病は、前記基礎疾患とは異なる疾病である
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記異常傾向は、前記バイタル情報の測定期間において、前記バイタル情報が正常である期間が、前記バイタル情報が異常である期間より長い現象である
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記ユーザの前記バイタル情報を経時的にモニタリングして取得する
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記疾病は、感染症であり、
前記ユーザは、前記感染症の検査を受け、検査結果が陰性だった者、又は前記感染症の検査を未実施の者である
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記疾病は、感染症であり、
前記ユーザは、前記感染症の検査を受け、検査結果が陽性だった者である
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記ユーザの属性を示す属性情報を取得し、
前記バイタル情報及び前記属性情報に基づいて、前記重症化リスクの度合を導出する
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記属性情報は、前記ユーザの年齢、性別及び既往歴のうち少なくとも1つを示す
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記属性情報ごとに異なる、予め定められた複数の閾値を用いて、前記バイタル情報に異常傾向があるか否かを判定する
請求項7又は請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記ユーザから測定された異なる複数の種類のバイタル情報を取得し、
前記複数の種類のバイタル情報に基づいて、前記重症化リスクの度合を導出する
請求項1から請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザが各種疾病に罹患した場合の重症化リスクを推定する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの生体情報に基づいて、各種疾患(例えばターミナルケア、糖尿病重症化低血糖症、慢性心不全、狭心症及び心筋梗塞等)について、重症化予測を実行することが記載されている。
【0003】
また例えば、特許文献2には、ユーザの年齢、性別、容体(例えば発熱等の症状)、既往症、投薬歴、予防接種歴、検査結果等の属性情報に応じて、感染症への感染リスクを評価することが記載されている。また、感染リスクを、感染の可能性、感染後の発症の可能性、及び重症化の可能性の高いほど高くすることで、優先的に診察すべきユーザを特定し、感染症の発生の拡大を抑えることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-021509号公報
特開2019-160015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年流行している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染した場合の症状の度合に個人差があり、特に基礎疾患(例えば糖尿病、並びに慢性の呼吸器、心臓、腎臓及び肝臓の病気)を有する者は重症化リスクが高い傾向にあることが知られている。基礎疾患を有すると診断済みであり、自覚しているユーザに関しては、ユーザ自身による感染予防の徹底、及び感染後の優先診療等により感染症の重症化対策がとれるといえる。換言すれば、感染症の重症化対策をとるためには、ユーザが基礎疾患を有するか否かを予め診断しておくことが求められるといえる。
【0006】
一方、世間には、基礎疾患が有るとの診断には至らないものの、基礎疾患になる予兆がある(いわゆる「予備群」及び「未病」の状態の)ユーザがいると考えられる。また、慢性的に容体が悪いわけではないため基礎疾患が有るとは診断されないものの、一時的に基礎疾患の罹患者と同等に容体が悪化するユーザもいると考えられる。また、基礎疾患が有ると診断される容体にもかかわらず、自覚症状が無い等の理由により診断を受けていないユーザもいると考えられる。これらのユーザに関しても、感染症の重症化リスクは、基礎疾患を有すると診断済みのユーザと同等であると考えられる。
【0007】
そこで、事前の診断によらず一時的な容体の変化も考慮して、感染症の重症化リスクを導出することで、感染症の重症化を予防できる技術が望まれている。しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術では、事前の診断によらず一時的な容体の変化も考慮して、感染症の重症化リスクを導出することはできない。
【0008】
本開示は、疾病の重症化を予防できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の態様は、情報処理装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、ユーザから経時的に測定されたバイタル情報を取得し、バイタル情報に瞬間的に発現する異常傾向に基づいて、疾病に罹患した場合の重症化リスクの度合を導出する。
【0010】
上記第1の態様において、異常傾向は、ユーザが有する基礎疾患に関するものであり、疾病は、基礎疾患とは異なる疾病であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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