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公開番号2024176310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094766
出願日2023-06-08
発明の名称床パネル
出願人岐阜プラスチック工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 3/12 20060101AFI20241212BHJP(積層体)
要約【課題】せん断力などの荷重に対する剛性を高めることができる床パネルを提供する。
【解決手段】床パネル30は、柱状の複数のセルSが板厚方向と交差する方向に並設されるコア層110と、コア層110の板厚方向における両面にそれぞれ接合される2つのスキン層120,130と、を有する複数の中空板材100であって、板厚方向に積層される複数の中空板材100と、板厚方向に隣り合う2つの中空板材100を接合する接合層81,82と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
板状をなす床パネルであって、
柱状の複数のセルが板厚方向と交差する方向に並設されるコア層と、前記コア層の前記板厚方向における両面にそれぞれ接合される2つのスキン層と、を有する複数の中空板材であって、前記板厚方向に積層される複数の中空板材と、
前記板厚方向に隣り合う2つの前記中空板材を接合する接合層と、を備える
床パネル。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記板厚方向に隣り合う2つの前記中空板材において、一方の前記中空板材の前記コア層を構成する前記複数のセル及び他方の前記中空板材の前記コア層を構成する前記複数のセルは、前記板厚方向に対してずれて位置する
請求項1に記載の床パネル。
【請求項3】
前記板厚方向に隣り合う2つの前記中空板材において、一方の前記中空板材の前記コア層を構成する前記複数のセル及び他方の前記中空板材の前記コア層を構成する前記複数のセルは、大きさが異なる
請求項2に記載の床パネル。
【請求項4】
前記複数の中空板材と前記接合層とを含んで構成される構造体を積層構造体とし、前記接合層を第1接合層としたとき、
前記積層構造体の前記板厚方向における両面を覆う金属製の金属カバーと、
前記積層構造体の前記板厚方向における両面と前記金属カバーとを接合する第2接合層と、を備える
請求項1~請求項3の何れか一項に記載の床パネル。
【請求項5】
板状をなす床パネルであって、
柱状の複数のセルが板厚方向と交差する方向に並設されるコア層と、前記コア層の前記板厚方向における両面にそれぞれ接合される2つのスキン層と、を有する第1中空板材及び第2中空板材と、
前記板厚方向において、前記第1中空板材及び前記第2中空板材の間に積層される発泡樹脂製又は木製の基材と、
前記第1中空板材と前記基材とを接合する第1接合層と、
前記第2中空板材と前記基材とを接合する第2接合層と、を備える
床パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床パネルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部に中空構造を有する中空構造体が記載されている。この中空構造体は、軽量かつ強度に優れている点で、建物の床に敷設される床パネルとして使用されることがある。具体的には、床パネルは、複数の支持脚を介して、建物の実際の床との間に間隔をあけた状態で配置される。こうして、複数の床パネルは、建物の床とともに、いわゆる二重床を構成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-140958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような床パネルに機器及び家具が設置される場合、床パネルの板厚方向に対してせん断力などの荷重が作用する。このため、床パネルは、せん断力などの荷重に対する剛性を高めることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段について記載する。
上記課題を解決する床パネルは、板状をなす床パネルであって、柱状の複数のセルが板厚方向と交差する方向に並設されるコア層と、前記コア層の前記板厚方向における両面にそれぞれ接合される2つのスキン層と、を有する複数の中空板材であって、前記板厚方向に積層される複数の中空板材と、前記板厚方向に隣り合う2つの前記中空板材を接合する接合層と、を備える。
【0006】
上記課題を解決する床パネルは、板状をなす床パネルであって、柱状の複数のセルが板厚方向と交差する方向に並設されるコア層と、前記コア層の前記板厚方向における両面にそれぞれ接合される2つのスキン層と、を有する第1中空板材及び第2中空板材と、前記板厚方向において、前記第1中空板材及び前記第2中空板材の間に積層される発泡樹脂製又は木製の基材と、前記第1中空板材と前記基材とを接合する第1接合層と、前記第2中空板材と前記基材とを接合する第2接合層と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
床パネルは、せん断力などの荷重に対する剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、二重床構造の側面図である。
図2は、床パネルの分解斜視図である。
図3は、床パネルの断面図である。
図4(a)は中空板材の断面斜視図であり、図4(b)はβ-β線の断面模式図であり、図4(c)はγ-γ線の断面模式図である。
図5(a)はコア層を構成するシート材の部分斜視図であり、図5(b)は同シート材の折り込み途中の状態を示す部分斜視図であり、図5(c)は同シート材を折り込んだ状態を示す部分斜視図である。
図6は、変更例の床パネルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、床パネルの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<本実施形態の構成>
図1に示すように、二重床構造10は、複数の支持脚20と、複数の床パネル30と、を備える。二重床構造10は、例えば、オフィス及びサーバールームなどの床FLの上に構成される。
【0010】
<支持脚20>
支持脚20は、板状をなす基部21と、棒状をなす支柱22と、板状をなす台座23と、を備える。基部21は、建物の床FLに固定される部位である。建物の床FLに対する基部21の固定には、接着剤を用いてもよいし、ボルトなどの締結部材を用いてもよい。支柱22は、基部21から上方に延びている。支柱22は、長さを調整可能であることが好ましい。台座23は、支柱22の先端に固定されている。台座23の板厚方向は、支柱22の軸方向と一致している。台座23は、円板状をなしていてもよいし、矩形板状をなしていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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