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公開番号
2024176258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094692
出願日
2023-06-08
発明の名称
電気融着継手
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
47/03 20060101AFI20241212BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】インジケータを設けつつ、電気融着継手としての性能を確保する。
【解決手段】接続相手の樹脂管80が挿入される熱可塑性の樹脂管10の内周面に螺旋状で形成された切欠き溝に電熱線21が挿入された融着部20を備える電気融着継手1であって、融着部20は、電気融着継手1の軸方向の少なくとも一方の端部側に、電熱線21に通電可能に設けられ、融着部20において、電気融着継手1の開口部側から開口部の逆側の開口部側への往路方向へ螺旋が進行する往路と往路方向と逆方向の復路とが1本の電熱線21で形成され、樹脂管10の外周面には、インジケータ40が設けられ、インジケータ40は、樹脂管10のうち、融着部20が設けられた範囲のうち、樹脂管10の管軸O方向において、範囲の中央よりも樹脂管10の端面11d側に配置されている、電気融着継手1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
接続相手の樹脂管が挿入される熱可塑性の樹脂管の内周面に螺旋状で形成された切欠き溝に電熱線が挿入された融着部を備える電気融着継手であって、
前記融着部は、前記電気融着継手の軸方向の少なくとも一方の端部側に、前記電熱線に通電可能に設けられ、
前記融着部において、前記電気融着継手の開口部側から前記開口部の逆側の開口部側への往路方向へ螺旋が進行する往路と前記往路方向と逆方向の復路とが1本の電熱線で形成され、
前記樹脂管の外周面には、インジケータが設けられ、
前記インジケータは、前記樹脂管のうち、前記融着部が設けられた範囲のうち、前記樹脂管の管軸方向において、前記範囲の中央よりも前記樹脂管の端面側に配置されている、電気融着継手。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記樹脂管には、前記電熱線の両端それぞれ接続される2つのターミナルが設けられ、
前記2つのターミナルは、前記管軸方向に並んで配置され、
前記インジケータは、前記管軸方向において前記2つのターミナルの間に配置されている、請求項1に記載の電気融着継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気融着継手に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、下記特許文献1に記載の電気融着継手が知られている。この電気融着継手は、接続相手の樹脂管が挿入される熱可塑性の樹脂管の内周面に螺旋状で形成された切欠き溝に電熱線が挿入された融着部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第93/14342号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の電気融着継手において、インジケータを設けつつ、電気融着継手としての性能を確保することが望まれている。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、インジケータを設けつつ、電気融着継手としての性能を確保することができる電気融着継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係る電気融着継手は、接続相手の樹脂管が挿入される熱可塑性の樹脂管の内周面に螺旋状で形成された切欠き溝に電熱線が挿入された融着部を備える電気融着継手であって、前記融着部は、前記電気融着継手の軸方向の少なくとも一方の端部側に、前記電熱線に通電可能に設けられ、前記融着部において、前記電気融着継手の開口部側から前記開口部の逆側の開口部側への往路方向へ螺旋が進行する往路と前記往路方向と逆方向の復路とが1本の電熱線で形成され、前記樹脂管の外周面には、インジケータが設けられ、前記インジケータは、前記樹脂管のうち、前記融着部が設けられた範囲のうち、前記樹脂管の管軸方向において、前記範囲の中央よりも前記樹脂管の端面側に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の電気融着継手では、インジケータを設けつつ、電気融着継手としての性能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る電気融着継手の断面図である。
図1の矢視II方向からみた正面図である。
図1の矢視III方向からみた正面図である。
図1のIV-IV線に沿って破断した断面図である。
本発明の一実施形態に係る電気融着継手の製造方法を説明するフローチャートである。
電気融着継手の製造方法における継手セット工程で第1固定部と第2固定部との間隔を広げて樹脂管を配置可能にする説明図である。
継手セット工程において樹脂管を第1固定部に仮止めする説明図である。
継手セット工程において樹脂管を第1固定部と第2固定部とに固定する説明図である。
電気融着継手の製造方法におけるワイヤー埋込部切削埋込工程で用いる電熱線埋め込み部の説明図である。
ワイヤー埋込部切削埋込工程において第1樹脂管部の内周面に第1電熱線を埋め込む説明図である。
電気融着継手における変形例1(1)の側面図である。
変形例1(1)の第1樹脂管部に第1固定痕を設ける説明図である。
電気融着継手における変形例1(2)の側面図である。
電気融着継手における変形例2の側面図である。
図14の矢視XV方向からみた平面図である。
電気融着継手における変形例3(1)の第1電熱線を示す正面図である。
電気融着継手における変形例3(2)の第1電熱線を示す正面図である。
電気融着継手における変形例3(3)の第1電熱線を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る電気融着継手および電気融着継手の製造方法の一実施形態を、図1から図18を参照しながら説明する。
【0010】
<電気融着継手>
図1に示すように、電気融着継手1は、接続相手の樹脂管が挿入される熱可塑性の樹脂管の内周面に融着部を備えている。融着部は、樹脂管の内周面に螺旋状で形成された切欠き溝に電熱線が挿入されている。具体的には、電気融着継手1は、熱可塑性の樹脂管10と、第1融着部(融着部)20と、2つの第1ターミナル(ターミナル)30,31と、第1インジケータ(インジケータ)40と、第2融着部(融着部)50と、2つの第2ターミナル(ターミナル)60,61と、第2インジケータ(インジケータ)70と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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