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公開番号
2024175653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2024062514
出願日
2024-04-09
発明の名称
ベルトシステムを有する車両座席
出願人
グラマー アクツィエンゲゼルシャフト
,
GRAMMER Aktiengesellschaft
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
B60R
22/26 20060101AFI20241211BHJP(車両一般)
要約
【課題】ベルト要素の良好なベルトガイダンスおよび偏向を可能にし、車両座席に座っている人の快適性を著しく改善することができる車両座席を提供すること。
【解決手段】ベルトシステム2が、ベルト要素3と、ベルト要素3を巻き取りおよび繰り出すように設けられ設計された巻取りおよび繰出し機構とを有し、ベルトシステム2が、偏向要素6を有する偏向ユニット5を有し、偏向要素6が、ベルト要素3を人の方向に偏向させるように設けられ設計され、偏向ユニット5が、車両座席1に配置されたスペーサ要素を有し、偏向要素6が、ベルト要素3を人の方向に偏向させるように設けられ設計され、ベルト要素3を人の方向に偏向させ、偏向ユニット5が、車両座席1に配置されたスペーサ要素を有し、偏向要素6が車両座席1から離間するようにスペーサ要素7に配置され、スペーサ要素7が弾性変形可能である、車両座席1に関する。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
ベルトシステム(2)を有する車両座席(1)であって、前記ベルトシステム(2)が、ベルト要素(3)と、前記ベルト要素(3)を巻き取りおよび繰り出すように設けられ設計された巻取りおよび繰出し機構(4)とを有し、前記ベルトシステム(2)が、偏向要素(6)を有する偏向ユニット(5)を有し、前記偏向要素(6)が、前記ベルト要素(3)を人の方向に偏向させるように設けられ設計される、車両座席(1)において、
前記偏向ユニット(5)が、前記車両座席(1)に配置されたスペーサ要素(7)を有し、前記偏向要素(6)が、前記偏向要素(6)が前記車両座席(1)から離間するように前記スペーサ要素(7)に配置され、前記スペーサ要素(7)が弾性変形可能であることを特徴とする、車両座席(1)。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記弾性変形可能なスペーサ要素(7)が、少なくとも2つの層(9)を有する層状設計を有することを特徴とする、請求項1に記載の車両座席(1)。
【請求項3】
各層(9)が板ばね要素であることを特徴とする、請求項2に記載の車両座席(1)。
【請求項4】
前記弾性変形可能なスペーサ要素(7)が、前記スペーサ要素(7)が所定の臨界角(10)まで変形されるとき、前記スペーサ要素(7)の変形が弾性的であり、前記臨界角(10)以降、前記スペーサ要素(7)の変形が塑性的であるように設計されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の車両座席(1)。
【請求項5】
前記スペーサ要素(7)が細長く、第1の端部(11)および第2の端部(12)を有し、前記第1の端部(11)が前記車両座席(1)に接続され、前記偏向要素(6)が前記第2の端部(12)に配置されることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の車両座席(1)。
【請求項6】
前記弾性変形可能なスペーサ要素(7)が、前記車両座席(1)に対して変位可能および/または回転可能であるように配置されることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の車両座席(1)。
【請求項7】
前記弾性変形可能なスペーサ要素(7)が、1つまたは複数の金属および/または金属合金から作製され、前記スペーサ要素(7)が、好ましくは耐食性ばね鋼から作製されることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の車両座席(1)。
【請求項8】
前記偏向要素(6)が、前記弾性変形可能なスペーサ要素(7)に回転可能に接続されることを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の車両座席(1)。
【請求項9】
前記車両座席(1)が背もたれ(RL)を有し、前記弾性変形可能なスペーサ要素(7)が、好ましくは前記スペーサ要素(7)が前記背もたれ(RL)の後部(13)、前記背もたれ(RL)の側部(14)および/または前記背もたれ(RL)の上部(15)に配置されるように、前記背もたれ(RL)に接続されることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の車両座席(1)。
【請求項10】
前記巻取りおよび繰出し機構(4)が、前記背もたれ(RL)の背面、好ましくは前記車両座席(1)の座部(ST)および/または車両座席ベース(UT)に配置されることを特徴とする、請求項9に記載の車両座席(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトシステムを有する車両座席に関し、ベルトシステムは、ベルト要素と、ベルト要素を巻き取りおよび繰り出すように設けられ設計された巻取りおよび繰出し機構とを有し、ベルトシステムは、偏向要素を有する偏向ユニットを有し、偏向要素は、ベルト要素を人の方向に偏向させるように設けられ設計される。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
このようなシステムは、最新技術から周知であるが、車両座席または車両座席の比較的近くに接続されているため、偏向または人間工学的なベルトガイダンスが背の高い運転者および背の低い運転者に一様に提供されないという基本的な欠点を有する。さらに、ベルト偏向器またはベルトガイドは比較的剛性であるため、車両座席に座っている人の小さな移動に追従することができないことが最新技術から知られている。
【発明の概要】
【0003】
したがって、本発明の課題は、ベルト要素の良好なベルトガイダンスおよび偏向を可能にし、車両座席に座っている人の快適性を著しく改善することができる車両座席を提供することである。
【0004】
この根本的な課題は、請求項1の特徴を有するベルトシステムを有する車両座席によって解決される。
【0005】
本発明の中心的な着想は、ベルトシステムを有する車両座席を提供することに関し、ベルトシステムは、ベルト要素と、ベルト要素を巻き取りおよび繰り出すように設けられ設計された巻取りおよび繰出し機構とを有し、ベルトシステムは、偏向要素を有する偏向ユニットを有し、偏向要素は、ベルト要素を人の方向に偏向させるように設計される。本発明によれば、本出願は、偏向ユニットが、車両座席に配置された弾性変形可能なスペーサ要素を有し、偏向要素は、偏向要素が車両座席から離間するようにスペーサ要素に配置されることを特徴とする。
【0006】
偏向要素が車両座席から離間しているという事実は、偏向要素が車両座席から一定の距離にあることを意味する。したがって、偏向要素は、スペーサ要素によって、特に間接的に、車両座席に接続される。
【0007】
代替的に、ベルト要素という用語は、ベルトストラップとして理解することもできる。巻取りおよび繰出し機構は、ベルト引込み器またはベルト巻取り要素として理解することもできる。
【0008】
ベルト要素が人の方向に偏向され得るという定式化は、特に、ベルト要素が巻取りおよび繰出し機構によって人の方向に偏向またはガイドされ得るように、ベルト要素が偏向ユニットによって、特に偏向要素によってガイドおよび偏向され得ることを意味する。特に、人は、車両座席に着座し、それに座っている人である。
【0009】
既に述べたように、スペーサ要素は、偏向要素と車両座席との間の中間要素として作用する。
【0010】
スペーサ要素が弾性変形可能に設計されているという事実は、特に力、好ましくは引張力が発生したときに、弾性変形可能要素が弾性変形され得ることを意味する。これは、スペーサ要素に力が作用しない状態では、スペーサ要素はそのゼロ位置に配置されることを意味する。力、特に引張力が弾性変形可能なスペーサ要素に作用する場合、スペーサ要素は、力、すなわちスペーサ要素に作用する力によって弾性変形することができ、すなわち、スペーサ要素は、曲げられる、すなわち変形状態に曲げられる。スペーサ要素が変形状態にあり、それ以上の力がスペーサ要素に作用しない場合、スペーサ要素は、変形状態からそのゼロ位置に戻るように移動する。
(【0011】以降は省略されています)
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