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公開番号2025017572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120691
出願日2023-07-25
発明の名称キャリア
出願人株式会社カーメイト
代理人個人,個人
主分類B60R 9/06 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の振動に対してフレームの取り付け強度を確保できるキャリアを提供する。
【解決手段】本発明のキャリア10は、車両の主面に取り付ける荷物を支持するキャリアにおいて、
前記荷物を支持するフレームバー22と、
前記主面と前記フレームバーの間に配置して、一端が前記フレームバーの端部に接続し、他端が前記主面に接触するとともに側辺にフック31を引っ掛けて固定するステー26を備え、
前記ステーはステー本体27の内部に、
一端に前記フックを有するフック連結金具30と、
前記フレームバーのスリットに嵌るバー連結金具32と、
前記フック連結金具と前記バー連結金具に接続して前記フレームバーの孔から差し込んだ工具で締め付け可能な締結部を有することを特徴としている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の主面に取り付ける荷物を支持するキャリアにおいて、
前記荷物を支持するフレームバーと、
前記主面と前記フレームバーの間に配置して、一端が前記フレームバーの端部に接続し、他端が前記主面に接触するとともに側辺にフックを引っ掛けて固定するステーを備え、
前記ステーはステー本体の内部に、
一端に前記フックを有するフック連結金具と、
前記フレームバーのスリットに嵌るバー連結金具と、
前記フック連結金具と前記バー連結金具に接続して前記フレームバーの孔から差し込んだ工具で締め付け可能な締結部を有することを特徴とするキャリア。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたキャリアであって、
前記ステー本体は、前記フレームバーの長手方向と交差する方向に延びる扇状の長孔に嵌り、前記バー連結金具を支点として首振りする前記ステー本体の首振り側を支持する首振り用ボルトを備えたことを特徴とするキャリア。
【請求項3】
請求項1に記載されたキャリアであって、
前記フック連結金具は、フック側に向って末広がり形状に形成したことを特徴とするキャリア。
【請求項4】
請求項1に記載されたキャリアであって、
前記フック連結金具は、前記フックの両端を前記主面の凹部に沿って折り曲げていることを特徴とするキャリア。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1に記載されたキャリアであって、
前記ステーは、前記主面の取付面に前記取付面の形状に沿ったクッションベースを備え、
前記クッションベースと前記主面の間に前記クッションベースよりも硬く、大きいサポートベースを配置したことを特徴とするキャリア。
【請求項6】
請求項5に記載されたキャリアであって、
前記サポートベースは、前記クッションベースと分離可能であり、前記主面に貼り付けていることを特徴とするキャリア。
【請求項7】
請求項5に記載されたキャリアであって、
前記サポートベースは、前記主面に対する前記フレームバー側からの衝撃に耐え得る厚みに形成していることを特徴とするキャリア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両のバックドア(リアドアともいう)又はルーフの主面に取り付ける荷物を支持するキャリアに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の外側に荷物を取り付ける際にキャリアが利用されている。
特許文献1に開示のリアキャリアは荷物の下方を支持する下部フレームを、バックドアの両側面のスタビライザーの取付ボルトが嵌る取付穴から外した取付ボルトを用いて、スタビライザーの取付位置(取付穴)に固定している。これによりスタビライザーと下部フレームの取付位置を兼用できる。
【0003】
しかしながら取付位置にスタビライザーがない車種、例えばミニバン等には適用することができないため、上部フレームと同様の構成で取り付けなければならない。リアキャリアの場合、下部フレームに荷物の荷重が掛かるため、取付位置の負荷が大きい。そのため、下部フレームの取り付けは所定の強度を確保することが望ましい。また車両の走行中に設定以上の振動が発生した場合には、バックドアの取付位置が凹むおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-88919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点に鑑み、車両の振動に対してフレームの取り付け強度を確保できるキャリアを提供することにある。
また車両の振動が生じてもキャリアの取り付け箇所の主面を傷つけることがないキャリアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための第1の手段として、車両の主面に取り付ける荷物を支持するキャリアにおいて、
前記荷物を支持するフレームバーと、
前記主面と前記フレームバーの間に配置して、一端が前記フレームバーの端部に接続し、他端が前記主面に接触するとともに側辺にフックを引っ掛けて固定するステーを備え、
前記ステーはステー本体の内部に、
一端に前記フックを有するフック連結金具と、
前記フレームバーのスリットに嵌るバー連結金具と、
前記フック連結金具と前記バー連結金具に接続して前記フレームバーの孔から差し込んだ工具で締め付け可能な締結部を有することを特徴とするキャリアを提供することにある。
上記第1の手段によれば、ステー本体の内部で主面にフック掛けしたフック連結金具と、バーに固定されたバー連結金具を締結部で締め付けているので、車両の振動に対してフレームの取り付け強度を強固に確保できる。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するための第2の手段として、第1の手段において、前記ステー本体は、前記フレームバーの長手方向と交差する方向に延びる扇状の長孔に嵌り、前記バー連結金具を支点として首振りする前記ステー本体の首振り側を支持する首振り用ボルトを備えたことを特徴とするキャリアを提供することにある。
上記第2の手段によれば、主面の曲がり具合に倣ってフレームバーに対するステーの取り付け角度を調整することができ、車両の振動に対してフレームの取り付け強度を確保できる。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するための第3の手段として、第1手段において、前記フック連結金具は、フック側に向って末広がり形状に形成したことを特徴とするキャリアを提供することにある。
上記第3の手段によれば、主面の側辺に引っ掛けるフックの接触面積を広くすることができ、ステーを安定的に固定できる
【0009】
本発明は、上記課題を解決するための第4の手段として、第1の手段において、前記フック連結金具は、前記フックの両端を前記主面の凹部に沿って折り曲げていることを特徴とするキャリアを提供することにある。
上記第4の手段によれば、主面の凹部に取り付ける際に、主面とフックの隙間を少なくしてステーを安定的に固定することができる。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するための第5の手段として、第1ないし第4のいずれか1の手段において、前記ステーは、前記主面の取付面に前記取付面の形状に沿ったクッションベースを備え、
前記クッションベースと前記主面の間に前記クッションベースよりも硬く、大きいサポートベースを配置したことを特徴とするキャリアを提供することにある。
(【0011】以降は省略されています)

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