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公開番号2024175278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023092940
出願日2023-06-06
発明の名称情報処理装置、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20241211BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 ネットワークと接続するための設定情報を通信装置に情報処理装置が送信する形態の利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されていないが、前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークである場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行されることを特徴とするプログラムを提供する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
無線プロファイルを保存可能な情報処理装置のコンピュータに、
所定の指示を受け付ける受け付けステップと、
前記所定の指示が受け付けられた場合、いずれかのネットワークと接続するための情報を含む設定情報を通信装置に送信するための第1設定処理を実行する第1実行ステップと、
前記所定の指示が受け付けられた場合、前記第1設定処理と異なる処理であり前記通信装置をいずれかのネットワークに接続させるための処理である第2設定処理のための所定の処理を実行する第2実行ステップと、
を実行させ、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されている場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行され、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されていないが、前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークである場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行され、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されておらず、且つ、前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークでない場合、前記所定の処理が実行されることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されているか否かの第1の判定を実行する第1判定ステップと、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークであるか否かの第2の判定を実行する第2の判定ステップと、をさらに実行させ、
前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行されるか、前記所定の処理が実行されるかが、前記第1の判定の結果及び前記第2の判定の結果に基づいて制御されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されており、且つ前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてInternet Protocol version 4(IPv4)が設定されている場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行され、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されており、且つ前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてIPv4と異なるプロトコルが設定されている場合、前記所定の処理が実行されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されているか否かの第1の判定を実行する第1判定ステップと、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークであるか否かの第2の判定を実行する第2の判定ステップと、
前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてIPv4が設定されているか否かの第3の判定を実行する第3判定ステップと、をさらに実行させ、
前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行されるか、前記所定の処理が実行されるかが、前記第1の判定の結果、前記第2の判定の結果及び前記第3の判定の結果に基づいて制御されることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されており、且つ前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてIPv4と異なるプロトコルが設定されており、且つ、前記通信装置がIPv4と異なるプロトコルをサポートしている場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行され、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されており、且つ前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてIPv4と異なるプロトコルが設定されており、且つ、前記通信装置がIPv4と異なるプロトコルをサポートしていない場合、前記所定の処理が実行されることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項6】
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されているか否かの第1の判定を実行する第1判定ステップと、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークであるか否かの第2の判定を実行する第2の判定ステップと、
前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてIPv4が設定されているか否かの第3の判定を実行する第3判定ステップと、
前記通信装置がIPv4と異なるプロトコルをサポートしているかいなかの第4の判定を実行する第4判定ステップと、をさらに実行させ、
前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行されるか、前記所定の処理が実行されるかが、前記第1の判定の結果、前記第2の判定の結果、前記第3の判定の結果及び前記第4の判定の結果に基づいて制御されることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
IPv4と異なるプロトコルはInternet Protocol version 6(IPv6)であることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
【請求項8】
前記所定の処理は、前記通信装置と前記いずれかのネットワークとの間の接続方式を選択するための選択画面を表示する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記選択画面には、第1の接続方式に対応する領域と、第2の接続方式に対応する領域とが含まれ、
前記第1の接続方式に対応する領域が選択された場合、前記第1設定処理が実行されることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記第1の接続方式に対応する領域が選択され、且つ前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてInternet Protocol version 4(IPv4)が設定されている場合、前記第1設定処理が実行され、
前記第1の接続方式に対応する領域が選択され、且つ前記情報処理装置が通信に利用するプロトコルとしてIPv4と異なるプロトコルが設定されている場合、前記第1設定処理が実行されないことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
スマートフォン等の情報処理装置がプリンタ等の通信装置にアクセスポイントと接続するための情報を送信することで、通信装置が当該情報を用いてアクセスポイントと接続する形態が知られている。特許文献1には、情報処理装置が通信装置に情報を送信することで、情報処理装置と通信装置との接続形態を決めるための接続モードを通信装置に設定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-127545
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ネットワークと接続するための設定情報を通信装置に情報処理装置が送信する形態が普及するにつれ、当該形態の利便性を向上させることが要望されている。
【0005】
そこで本発明は、ネットワークと接続するための設定情報を通信装置に情報処理装置が送信する形態の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、プログラムであって、無線プロファイルを保存可能な情報処理装置のコンピュータに、
所定の指示を受け付ける受け付けステップと、
前記所定の指示が受け付けられた場合、いずれかのネットワークと接続するための情報を含む設定情報を通信装置に送信するための第1設定処理を実行する第1実行ステップと、
前記所定の指示が受け付けられた場合、前記第1設定処理と異なる処理であり前記通信装置をいずれかのネットワークに接続させるための処理である第2設定処理のための所定の処理を実行する第2実行ステップと、
を実行させ、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されている場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行され、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されていないが、前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークである場合、前記情報処理装置が接続しているネットワークと接続するための情報を含む前記設定情報を前記通信装置に送信するための前記第1設定処理が前記所定の処理が実行されることなく実行され、
前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークに関する前記無線プロファイルが、前記所定の指示が受け付けられる前から前記情報処理装置に予め保存されておらず、且つ、前記所定の指示が受け付けられたときに前記情報処理装置が接続しているネットワークがパスワード無しに接続可能なネットワークでない場合、前記所定の処理が実行されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ネットワークと接続するための設定情報を通信装置に情報処理装置が送信する形態の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態における通信システムの一例を示す図である。
本発明の第1実施形態における端末装置及び通信装置の構成図の一例である。
本発明の第1実施形態における端末装置が実行する通信装置のネットワークセットアップを示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態における端末装置が実行する第1判定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態における端末装置が実行する第2判定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態において表示される確認画面の一例である。
本発明の第1実施形態における端末装置が実行する第1セットアップを示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態における通信装置が実行する第1セットアップを示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態において表示される接続画面の一例である。
本発明の第1実施形態において表示される各画面の一例である。
本発明の第1実施形態において表示される入力画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置及び通信装置について説明する。情報処理装置として、本実施形態ではスマートフォンを例示しているが、これに限定されず、端末装置、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。また、通信装置として、本実施形態ではプリンタを例示しているが、これに限定されず、情報処理装置と無線通信を行うことが可能な装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならず複写機やファクシミリ装置、端末装置、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ、スマートスピーカ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。
【0010】
まず、本実施形態を実現するためのシステム構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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