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公開番号
2024175230
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023092830
出願日
2023-06-06
発明の名称
画像撮影方法及び画像撮影装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20241211BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】プライバシーを確保しつつ。ユーザの周囲の画像情報を記録する。
【解決手段】画像撮影装置1は、画像センサ2と、演算装置3と、を有する。画像センサ2は、いわゆるウェアラブルデバイスとしてユーザに装着されるものであって、保護エリア用照明4のフリッカー現象を検出可能なものである。保護エリア用照明4は、ユーザのプライバシーが保護されるエリアの天井に設置された照明である。演算装置3は、保護エリア用照明4に固有のフリッカー現象が検出された場合にユーザの周囲を撮影した画像(画像情報)の記録(録画)を停止させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの周囲の画像情報を取得し、
上記画像情報からユーザのプライバシーが保護されるエリアに設置される保護エリア用照明に固有の形状、フリッカー現象あるいは不可視光の波長のいずれかが検出された場合に取得した上記画像情報の記録を停止することを特徴とする画像撮影方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
上記保護エリア用照明に固有の形状、フリッカー現象あるいは不可視光の波長のいずれも検出されない場合は、上記画像情報の記録を継続することを特徴とする請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項3】
上記画像情報は、ユーザが装着するウェアラブルデバイスによって撮影されることを特徴とする請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項4】
上記フリッカー現象は、可視光または不可視光による上記保護エリア用照明に固有の明滅パターンであることを特徴とする請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項5】
ユーザによるスイッチ操作の有無や予め設定された時刻に関する条件の成立の可否に基づいて上記画像情報の記録を禁止するプライバシーモードの成立/不成立を決定し、上記プライバシーモードの成立中、上記保護エリア用照明のフリッカー現象が所定の時間パターンで明滅するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項6】
上記保護エリア用照明に固有のフリッカー現象の明滅パターンを検知すると上記画像情報の記録を停止することを特徴とする請求項5に記載の画像撮影方法。
【請求項7】
重力センサの検出信号を取得し、上記重力センサの検出情報を利用して上記画像情報から天井に設置された照明を識別し、天井に設置された照明を対象として上記画像情報の記録を継続するか停止するかを判定する請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項8】
上記画像情報から撮影された物体の形状を推定し、上記保護エリア用照明の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項9】
上記ユーザの姿勢情報を取得し、上記姿勢情報を利用して上記画像情報から天井に設置された照明を識別し、天井に設置された照明のみを対象として上記画像情報の記録を継続するか停止するかを判定する請求項1に記載の画像撮影方法。
【請求項10】
ユーザの周囲の画像情報を取得可能な画像情報取得部と、
上記画像情報からユーザのプライバシーが保護されるエリアに設置される保護エリア用照明に固有の形状、フリッカー現象あるいは不可視光の波長のいずれかを検出する照明検出部と、
取得した上記画像情報の記録が可能な画像情報記録部と、を有し、
上記画像情報記録部は、上記保護エリア用照明に固有の形状またはフリッカー現象のいずれかが検出された場合に上記画像情報の記録を停止することを特徴とする画像撮影装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像撮影方法及び画像撮影装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、カメラが撮影することにより得られる観察領域の撮影画像の録画をユーザに操作されたコントローラーから送られた録画禁止指示により停止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-126553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、ユーザが録画禁止指示の操作を行わないと撮影画像の録画を継続されるため、観察領域内にいる観察対象者のプライバシーが保護されなくなる虞がある。つまり、ユーザのプライバシーを確保しつつユーザの周囲の画像情報を記録するためには、更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ユーザの周囲の画像情報を取得し、上記画像情報から上記ユーザのプライバシーが保護されるエリアに設置される保護エリア用照明に固有の形状、フリッカー現象あるいは不可視光の波長のいずれかが検出された場合に取得した上記画像情報の記録を停止することを特徴としている。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、プライバシーが保護されるエリアでは、画像情報に基づいて画像情報の記録を停止することが可能となり、ユーザのプライバシーを確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施例における画像撮影装置の概略構成を示すブロック図。
第1実施例の画像撮影装置における制御の流れを示すフローチャート。
保護エリア用照明のフリッカーパターンを変更する際の制御の流れを示すフローチャート。
保護エリア用照明のフリッカーパターンが制御される画像撮影装置の制御の流れを示すフローチャート。
第2実施例における画像撮影装置の概略構成を示すブロック図。
第2実施例において天井の方向を判定する際の制御の流れを示すフローチャート。
第3実施例における画像撮影装置の概略構成を示すブロック図。
第3実施例の画像撮影装置における制御の流れを示すフローチャート。
本発明の第4実施例における画像撮影装置の概略構成を示すブロック図。
第4実施例において天井の方向を判定する際の制御の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明の第1実施例における画像撮影装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0010】
第1実施例における画像撮影装置1は、画像センサ2と、演算装置3と、を有し、撮影された画像情報の記録(録画)が可能なものである。つまり、画像撮影装置1は、取得した画像情報を記録可能な画像情報記録部を備えたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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