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公開番号
2024174709
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092689
出願日
2023-06-05
発明の名称
仮想空間システム、管理装置及び迷惑行為対処方法
出願人
綜合警備保障株式会社
代理人
個人
主分類
H04L
67/1396 20220101AFI20241210BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】仮想空間内での迷惑行為を迅速かつ効率的に低減する仮想空間システム、管理装置及び迷惑行為対処方法を提供する。
【解決手段】仮想空間システムは、AI操作用アバターが一般用アバターの迷惑行為を発見したならば、AI操作用アバターを警備員操作用アバターに交換し、警備員操作用アバターが迷惑行為を行う一般用アバターに声掛けをして迷惑行為の状況を確認し、警備員操作用アバターを操作する警備員により迷惑行為が規定違反と判定されたならば、迷惑行為を行った一般用アバターに対してペナルティ権限を行使する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のユーザがそれぞれ操作する一般用アバターが活動する仮想空間を管理する管理装置を有する仮想空間システムであって、
前記管理装置は、
前記仮想空間内での巡回又は立哨を自動的に行うAIアバターの制御を行うAIアバター制御手段と、
前記AIアバターを介して、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知する検知手段と、
前記検知手段により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、前記迷惑行為に対処する迷惑行為対処手段と
を備えたことを特徴とする仮想空間システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記管理装置は、
所定の警備員操作端末により操作される警備員アバターによる前記仮想空間内での警備操作を受け付ける受付手段と、
前記AIアバターにより前記迷惑行為の発生が検知された場合に、前記AIアバターの制御権を警備員操作端末に移行させる移行手段と
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の仮想空間システム。
【請求項3】
前記検知手段は、
一般用アバターの動作、テキスト情報、音声情報、他の一般用アバターとの距離の少なくとも1つにより、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知することを特徴とする請求項2に記載の仮想空間システム。
【請求項4】
前記検知手段は、
一般用アバターの音声に含まれる用語及び/又は音量に基づいて、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知することを特徴とする請求項3に記載の仮想空間システム。
【請求項5】
前記迷惑行為対処手段は、
前記検知手段により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、迷惑行為が発生した旨を所定の管理者端末に通知することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の仮想空間システム。
【請求項6】
前記迷惑行為対処手段は、
前記検知手段により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、前記迷惑行為を行った者のユーザIDに対してペナルティを行使することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の仮想空間システム。
【請求項7】
複数のユーザがそれぞれ操作する一般用アバターが活動する仮想空間を管理する管理装置を有する仮想空間システムであって、
前記管理装置は、
所定の警備員操作端末により操作される警備員アバターによる前記仮想空間内での警備操作を受け付ける受付手段と、
前記警備員アバターを介して、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知する検知手段と、
前記検知手段により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、前記迷惑行為に対処する迷惑行為対処手段と
を備えたことを特徴とする仮想空間システム。
【請求項8】
複数のユーザがそれぞれ操作する一般用アバターが活動する仮想空間を管理する管理装置であって、
前記仮想空間内での巡回又は立哨を自動的に行うAIアバターの制御を行うAIアバター制御手段と、
前記AIアバターを介して、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知する検知手段と、
前記検知手段により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、前記迷惑行為に対処する迷惑行為対処手段と
を備えたことを特徴とする管理装置。
【請求項9】
複数のユーザがそれぞれ操作する一般用アバターが活動する仮想空間を管理する管理装置を有する仮想空間システムにおける迷惑行為対処方法であって、
前記管理装置が、前記仮想空間内での巡回又は立哨を自動的に行うAIアバターの制御を行うAIアバター制御工程と、
前記管理装置が、前記AIアバターを介して、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知する検知工程と、
前記管理装置が、前記検知工程により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、前記迷惑行為に対処する迷惑行為対処工程と
を含むことを特徴とする迷惑行為対処方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間内での迷惑行為を迅速かつ効率的に低減することができる仮想空間システム、管理装置及び迷惑行為対処方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ネットワーク上に構成される多人数参加型の仮想空間(メタバース)が知られている。かかる仮想空間は、メタバース又はVRSNS(Virtual Reality Social Networking Service)とも呼ばれる。ユーザは、アバターと呼ばれる分身を用いて、仮想空間内でのユーザ間のコミュニケーションや売買取引などを行うことになる。かかる仮想空間は、現実世界と同様に、ユーザがWeb上で社会生活を送ることができる世界である。
【0003】
近年、かかる仮想空間内での迷惑行為が顕在化しているため、かかる迷惑行為に対する自衛措置を講ずる技術が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザにより指定されたアバターをフィルタリング対象として登録し、登録されたアバターに関するデータをフィルタリングして見聞きできなくする技術が開示されている。また、特許文献2には、仮想空間内でNGワードを検知したならば、NGフィルタを用いてフィルタリングするとともに、責任者の情報端末に通知する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4441979号公報
特開2011-204178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1及び2のものは、事後的な対応にならざるを得ず、被害の拡大を防ぐことが難しい。ユーザに対する迷惑行為者の言動を見聞きできなくしたとしても、その後も迷惑行為者による暴言、中傷的な発言、虚偽の流布が行われると、この行為を防ぐことができない。このため、仮想空間内での迷惑行為をいかに迅速かつ効率的に低減するかが重要な課題となっている。また、同じ動作や言葉であっても、使用する場面やユーザ同士の関係性によって全く違う意味合いとなる場合があり、一律にNGワード等としてフィルタリングしてしまうと、仮想空間内での自由度がなくなってしまうという課題もある。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点(課題)を解決するためになされたものであって、仮想空間における自由度を確保しつつ、仮想空間内での迷惑行為を迅速かつ効率的に低減することができる仮想空間システム、管理装置及び迷惑行為対処方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、複数のユーザがそれぞれ操作する一般用アバターが活動する仮想空間を管理する管理装置を有する仮想空間システムであって、前記管理装置は、前記仮想空間内での巡回又は立哨を自動的に行うAIアバターの制御を行うAIアバター制御手段と、前記AIアバターを介して、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知する検知手段と、前記検知手段により前記仮想空間内での迷惑行為が検知された場合に、前記迷惑行為に対処する迷惑行為対処手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、所定の警備員操作端末により操作される警備員アバターによる前記仮想空間内での警備操作を受け付ける受付手段と、前記AIアバターにより前記迷惑行為の発生が検知された場合に、前記AIアバターの制御権を警備員操作端末に移行させる移行手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記発明において、前記検知手段は、一般用アバターの動作、テキスト情報、音声情報、他の一般用アバターとの距離の少なくとも1つにより、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記発明において、前記検知手段は、一般用アバターの音声に含まれる用語及び/又は音量に基づいて、前記仮想空間内での迷惑行為の発生を検知することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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