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公開番号2024174203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024173894,2020122278
出願日2024-10-02,2020-07-16
発明の名称インクボトル
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20241206BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】蓋部材に衝撃が加わった際に、液体が漏洩することを抑制すること。
【解決手段】液体収容容器は、収容部に収容されている液体を注出する注出口と、外側に雄ネジ部を配した結合部と、を有する注出口部材と、雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を内部に有し、注出口部材に装着可能に構成された蓋部と、を備え、結合部において、雄ネジ部が分断されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
インクジェット記録装置のインクタンクにインクを補充可能なインクボトルであって、
インクを収容可能な収容部と、
前記収容部に接続され、前記収容部に収容されているインクを注出可能な注出口と、外側に雄ネジ部を配した結合部と、を有する注出口部と、
前記雄ネジ部と螺合するように構成された雌ネジ部を内部に有し、前記注出口部に脱着可能に構成された蓋部と、
を備え、
前記結合部において、前記雄ネジ部が分断されており、当該分断された前記雄ネジ部は全体として1つの螺旋形状を形成しており、
前記注出口部は、インク注出方向から見て、
前記結合部において前記雄ネジ部の隆起部分を除いた部分の直径によって形成される円に沿い、かつ前記雄ネジ部を含む第1乃至第4の円弧部を含む複数の円弧部と、
前記円に対して内径側に形成され、かつ前記円の中心に対して180°回転対称に設けられた第1の平面部及び第2の平面部からなる平面部と、
前記円に対して内径側に形成され、かつ前記円の中心に対して180°回転対称に設けられた空間の一端となる部分である、第1の凹部及び第2の凹部を含む複数の凹部と、
を有し、
前記第1の円弧部、前記第1の平面部、および前記第2の円弧部がこの順に連続して設けられており、
前記第3の円弧部、前記第2の平面部、および前記第4の円弧部がこの順に連続して設けられており、
前記第1の円弧部と前記第3の円弧部の間に前記第1の凹部を有し、前記第2の円弧部と前記第4の円弧部の間に第2の凹部を有する、インクボトル。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記平面部および前記凹部は、前記雄ネジ部を有さない、請求項1に記載のインクボトル。
【請求項3】
前記円における前記平面部に対応する円弧と前記平面部との距離が、0.5mm以上である、請求項1または2に記載のインクボトル。
【請求項4】
前記結合部において前記円に対する第1及び第2の前記平面部と複数の前記凹部の割合が、10%以上かつ90%以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインクボトル。
【請求項5】
前記結合部において前記円に対する第1及び第2の前記平面部と前記複数の凹部の割合が、20%以上かつ70%以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインクボトル。
【請求項6】
前記注出口部には、前記第1の凹部、前記第1の円弧部、前記第1の平面部、前記第2の円弧部、前記第2の凹部、がこの順に連続して設けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のインクボトル。
【請求項7】
前記蓋部と前記注出口部との当接箇所による密閉部をさらに備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のインクボトル。
【請求項8】
前記注出口部は、液止弁を内部に備え、
前記蓋部は、前記蓋部の閉栓に伴って前記液止弁を開放する突起を内部に備え、
前記蓋部が前記注出口部に装着された状態において前記突起が前記液止弁を開放する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のインクボトル。
【請求項9】
前記液止弁は、オリフィス部と、弁体と、弁体を付勢する付勢機構とを有し、
前記付勢機構によって、前記オリフィス部と前記弁体とのギャップが閉塞される、請求項8に記載のインクボトル。
【請求項10】
前記結合部の前記凹部は、前記インクタンクの外側を取り囲むように設けられたソケットに形成された凸部に設けられた凸部と係合するように構成されている、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインクボトル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクを収容するインクボトルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置のような液体吐出装置で使用される液体タンクには、液体を補充できるものがある。例えば、液体を注入するための注出口を備えた液体収容容器を用いて、その注出口から液体タンクに液体を補充することができる(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1においては、液体収容容器本体の全周に雄ネジが設けられ、この雄ネジに螺合可能な雌ネジが設けられた蓋部材を液体収容容器本体に装着して固定することで、液体収容容器本体から液体が流出することを封止する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-144240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の構成のように、液体収容容器本体の雄ネジ部が全周に設けられている場合、落下等で蓋部材に衝撃が加わった際に、蓋部材の割れ又は液体封止箇所の変形により、液体収容容器本体から液体が漏洩する虞がある。
【0006】
本発明は、蓋部材に衝撃が加わった際に、インクが漏洩することを抑制するインクボトルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様にかかるインクボトルは、インクジェット記録装置のインクタンクにインクを補充可能なインクボトルであって、インクを収容可能な収容部と、前記収容部に接続され、前記収容部に収容されているインクを注出可能な注出口と、外側に雄ネジ部を配した結合部と、を有する注出口部と、前記雄ネジ部と螺合するように構成された雌ネジ部を内部に有し、前記注出口部に脱着可能に構成された蓋部と、を備え、前記結合部において、前記雄ネジ部が分断されており、当該分断された前記雄ネジ部は全体として1つの螺旋形状を形成しており、前記注出口部は、インク注出方向から見て、前記結合部において前記雄ネジ部の隆起部分を除いた部分の直径によって形成される円に沿い、かつ前記雄ネジ部を含む第1乃至第4の円弧部を含む複数の円弧部と、前記円に対して内径側に形成され、かつ前記円の中心に対して180°回転対称に設けられた第1の平面部及び第2の平面部からなる平面部と、前記円に対して内径側に形成され、かつ前記円の中心に対して180°回転対称に設けられた空間の一端となる部分である、第1の凹部及び第2の凹部を含む複数の凹部と、を有し、前記第1の円弧部、前記第1の平面部、および前記第2の円弧部がこの順に連続して設けられており、前記第3の円弧部、前記第2の平面部、および前記第4の円弧部がこの順に連続して設けられており、前記第1の円弧部と前記第3の円弧部の間に前記第1の凹部を有し、前記第2の円弧部と前記第4の円弧部の間に第2の凹部を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、蓋部材に衝撃が加わった際に、液体が漏洩することを抑制するインクボトルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出装置の外観を示す斜視図である。
液体吐出装置の内部構成を示す斜視図である。
液体吐出装置における液体タンクが収納された部分の拡大斜視図と平面図である。
液体収容容器の外観を示す図である。
液体収容容器の部品構成図と断面図である。
ノズルを説明する図である。
ノズルの他の例を示す図である。
液体収容容器の断面図を示す図である。
実施例で用いたノズルの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。尚、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状などは、あくまで例示である。
(【0011】以降は省略されています)

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