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公開番号
2024174164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-13
出願番号
2024172837,2023106134
出願日
2024-10-01,2019-03-31
発明の名称
カセット
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
17/32 20060101AFI20241206BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インクリボンが設けられる空間を、上下方向に直交する直交方向に小さくすることができるカセットを提供する。
【解決手段】供給スプール270の少なくとも一部及び巻取スプール276の少なくとも一部は、印刷テープロール226と第1方向に重なっている。これにより、印刷テープロール226とインクリボン268および巻取スプール276とが、テープケース220とリボンケース221とに分かれて設けられているので、カセット210は、第1方向と直交する直交方向においてカセットの小型化ができる。
【選択図】図35
特許請求の範囲
【請求項1】
被印刷媒体である印刷テープが巻回された印刷テープロールと、
前記印刷テープへの印刷に使用されるインクリボンが巻回され、回転可能な供給スプールと、
前記供給スプールから供給される前記インクリボンを巻き取るように回転可能な巻取スプールと、
を備え、
前記供給スプールおよび前記巻取スプールは、前記印刷テープロールに対し、前記供給スプールに巻回された前記インクリボンの幅方向である第1方向の一方側に位置し、
前記供給スプールの少なくとも一部及び前記巻取スプールの少なくとも一部は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なる
ことを特徴とするカセット。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記巻取スプールの回転中心は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なることを特徴とする請求項1に記載のカセット。
【請求項3】
前記供給スプールの回転中心は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なることを特徴とする請求項1又は2に記載のカセット。
【請求項4】
前記印刷テープロールは、回転可能な印刷テープスプールに前記印刷テープが巻回されてなり、
前記巻取スプールに巻き取られた前記インクリボンの少なくとも一部は、前記印刷テープスプールと前記第1方向に重なることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のカセット。
【請求項5】
前記巻取スプールの少なくとも一部は、前記印刷テープスプールと前記第1方向に重なることを特徴とする請求項4に記載のカセット。
【請求項6】
前記印刷テープロールは、回転可能な印刷テープスプールに前記印刷テープが巻回されてなり、
前記第1方向と直交する直交方向において、前記巻取スプールの回転中心と前記印刷テープスプールの回転中心との間の距離は、前記供給スプールの回転中心と前記印刷テープスプールの回転中心との間の距離よりも短いことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のカセット。
【請求項7】
前記第1方向と直交する第2方向、及び、前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向において、前記カセットの前記第2方向の中心且つ前記第3方向の中心である中心位置と前記印刷テープロールの回転中心との間の距離は、前記巻取スプールの回転中心と前記中心位置との間の距離及び前記供給スプールの回転中心と前記中心位置との間の距離の何れよりも小さいことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のカセット。
【請求項8】
前記第1方向と直交する第2方向における、前記印刷テープロール、前記巻取スプール及び前記供給スプールにより定義される凸包絡の寸法は、前記第2方向における前記カセットの寸法の半分の寸法よりも大きく、
前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向における前記凸包絡の寸法は、前記第3方向における前記カセットの寸法の半分の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のカセット。
【請求項9】
前記印刷テープロールが収容されたテープケースと、
前記テープケースに対して前記第1方向の一方に位置し、前記供給スプールと前記巻取スプールとが収容されたリボンケースと、
を備え、
前記リボンケースは、
前記印刷テープロールから供給された前記印刷テープ及び前記供給スプールに巻回された前記インクリボンが、前記リボンケースから排出される排出口と、
前記排出口から排出された前記インクリボンが前記リボンケースに搬入される搬入口と、
を備え、
前記巻取スプールは、前記搬入口から搬入された前記インクリボンが巻回されることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のカセット。
【請求項10】
前記搬入口と前記インクリボンが前記巻取スプールに巻回される位置との間に位置する前記インクリボンの一部は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なることを特徴とする請求項9に記載のカセット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に脱着可能に装着されるカセットに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷テープと、印刷テープに印刷を行うためのインクリボンとを備えたカセットが知られている。例えば特許文献1に記載のインクリボンカートリッジは、リボンカートリッジと印刷シートカートリッジとを備える。リボンカートリッジの中には、インクリボンロールと、インクリボンを巻き取るための巻取スプールとが収容される。印刷シートカートリッジの中には、印刷テープロールが収容される。印刷テープカートリッジの外周壁には、複数のセット爪が設けられる。複数のセット爪がリボンカートリッジと係合することで、印刷テープカートリッジは、リボンカートリッジの上方に重ね合わされて、リボンカートリッジと一体化される。リボンカートリッジには、プリンタのヘッドが挿入されるヘッド開口部が設けられる。印刷テープカートリッジのうち印刷テープロールに対してヘッド開口部とは反対の位置には、印刷テープが通過するテープ開口部が設けられる。印刷テープは、印刷テープロールから引き出された後、テープ開口部を介して印刷テープカートリッジの外に出される。その後、印刷テープは、印刷テープカートリッジの外周壁の周りを通ってヘッド開口部を通過する。ヘッド開口部では、印刷テープとインクリボンとが互いに重ね合されて、プリンタのヘッドによって印刷が行われる。印刷された印刷テープは、ヘッド開口部側のセット爪によって、印刷テープを排出するためのフィルムゲートへ案内される。印刷に用いられたインクリボンは、巻取スプールによって巻き取られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭63-156762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記インクリボンカートリッジは、巻取スプールの軸線方向、すなわち上下方向において異なる位置にインクリボンと印刷テープロールとを設けることで、上下方向に直交する直交方向においてカートリッジを小型化する。しかし、カセットには、上下方向に直交する直交方向において更なる小型化が求められている。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、インクリボンの幅方向に直交する直交方向に小さくすることができるカセットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1発明の要旨とするところは、(a)被印刷媒体である印刷テープが巻回された印刷テープロールと、(b)前記印刷テープへの印刷に使用されるインクリボンが巻回され、回転可能な供給スプールと、前記供給スプールから供給される前記インクリボンを巻き取るように回転可能な巻取スプールと、を備え、(c)前記供給スプールおよび前記巻取スプールは、前記印刷テープロールに対し、前記供給スプールに巻回された前記インクリボンの幅方向である第1方向の一方側に位置し、(d)前記供給スプールの少なくとも一部及び前記巻取スプールの少なくとも一部は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なることにある。
【0007】
第2発明の要旨とするところは、前記巻取スプールの回転中心は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なることにある。
【0008】
第3発明の要旨とするところは、前記供給スプールの回転中心は、前記印刷テープロールと前記第1方向に重なることにある。
【0009】
第4発明の要旨とするところは、前記印刷テープロールは、回転可能な印刷テープスプールに前記印刷テープが巻回されてなり、前記巻取スプールに巻き取られた前記インクリボンの少なくとも一部は、前記印刷テープスプールと前記第1方向に重なることにある。
【0010】
第5発明の要旨とするところは、前記巻取スプールの少なくとも一部は、前記テープスプールと前記第1方向に重なることにある。
(【0011】以降は省略されています)
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