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公開番号
2024172803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090780
出願日
2023-06-01
発明の名称
画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20241205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷数に上限が設けられた画像形成装置において上限を超えて印刷を許す場合、印刷ジョブ毎により適切な枚を印刷可能にすること。
【解決手段】画像形成装置は、印刷ジョブ投入時にサーバと通信を行い、印刷部による累積印刷面数が契約している定額サービスにおける所定の印刷面数に達しているか否かを判定する。累積印刷面数が印刷面数の上限に達していると判定した場合、画像形成装置は、サーバと通信可能か否かを判定し、サーバと通信不能である場合、実行中の印刷ジョブが規定する印刷条件が所定の条件を満たすか否かを判定する。画像形成装置は、実行中の印刷ジョブが規定する印刷条件が所定の条件を満たすと判定した場合は印刷処理を継続して行い、所定の条件を満たさないと判定した場合は印刷処理を終了する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された印刷ジョブに基づき用紙に対して印刷処理を行う印刷手段と、
前記印刷手段により前記印刷処理を行った累積印刷面数が予め設定された上限に達した場合、前記印刷処理を終了させるよう前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、
を備え、
前記印刷制御手段は、入力された前記印刷ジョブによって定まる印刷面数分の印刷処理が完了する前に前記累積印刷面数が前記上限に達した場合であっても、当該印刷ジョブが規定する印刷条件が所定の条件を満たす場合には、前記印刷手段に前記印刷処理を続行させる、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記所定の条件は、前記印刷条件おいて複数部数の印刷、複数ページの印刷、及び両面の印刷のうちの少なくとも1つが指定されていることを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記所定の条件は、前記印刷条件で指定される印刷設定値が最後に印刷処理された面と次に印刷処理される面とにおいて変化しないことを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記印刷設定値は、前記用紙のサイズを指定する値である、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記印刷設定値は、複数部数の印刷が指定されているときの印刷処理中の部を示す値である、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記印刷設定値は、印刷処理中の用紙番号である、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記印刷制御手段は、前記画像形成装置においてインクロー警告が出た場合、前記印刷処理を終了させるよう前記印刷手段を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記印刷制御手段は、前記累積印刷面数が前記上限を超える印刷処理を行ってからの経過時間が所定の時間を経過した場合、前記印刷処理を終了させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記印刷制御手段に対して前記上限を設定するサーバと通信する通信手段をさらに備え、
前記印刷制御手段は、前記印刷ジョブが規定する印刷条件が所定の条件を満たす場合であっても、前記累積印刷面数が前記上限に達しているときに前記通信手段が前記サーバと通信可能である場合、前記印刷手段に前記印刷処理を終了させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
入力された印刷ジョブに基づき用紙に対して印刷処理を行う印刷ステップと、
前記印刷ステップにより前記印刷処理を行った累積印刷面数が予め設定された上限に達した場合、前記印刷処理を終了させるよう前記印刷ステップを制御する印刷制御ステップと、
を備え、
前記印刷制御ステップは、入力された前記印刷ジョブによって定まる印刷面数分の印刷処理が完了する前に前記累積印刷面数が前記上限に達した場合であっても、当該印刷ジョブが規定する印刷条件が所定の条件を満たす場合には、前記印刷ステップに前記印刷処理を続行させる、
ことを特徴とする画像形成方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の制御技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に画像形成装置を定額で利用可能にする定額サービスが知られている。定額サービスの契約が締結された画像形成装置では、通常、管理サーバと常時通信を行い、管理サーバによってプリント枚数やスキャン枚数が管理される。定額サービスの適切な運用のため、管理サーバとの通信が途切れた場合、画像形成装置の使用が制限されることがある。特許文献1では、画像形成装置がオフライン状態になり、管理サーバとの通信が途切れた場合は、管理サーバと常時通信している時とは異なる第2の印刷枚数上限を適用して印刷する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、引用文献1の技術では、オフライン時に印刷ジョブが実行され、予め設定された第2の印刷枚数上限に達すると、一律に印刷ジョブが途中でキャンセルされてしまい、ユーザが不便を感じるといった課題がある。
【0005】
そこで本発明は、印刷数に上限が設けられた画像形成装置において上限を超えて印刷処理を行わせる場合、各印刷ジョブに応じた適切な数の印刷を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、画像形成装置であって、入力された印刷ジョブに基づき用紙に対して印刷処理を行う印刷手段と、前記印刷手段により前記印刷処理を行った累積印刷面数が予め設定された上限に達した場合、前記印刷処理を終了させるよう前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、を備え、前記印刷制御手段は、入力された前記印刷ジョブによって定まる印刷面数分の印刷処理が完了する前に前記累積印刷面数が前記上限に達した場合であっても、当該印刷ジョブが規定する印刷条件が所定の条件を満たす場合には、前記印刷手段に前記印刷処理を続行させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、印刷数に上限が設けられた画像形成装置において上限を超えて印刷処理を行わせる場合、各印刷ジョブに応じた適切な数の印刷を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態における画像処理システム100を示すブロック図
画像形成装置に印刷ジョブを投入した際の印刷ジョブに基づきページ単位で印刷処理の可否の判定を行う処理を示すフロー図
契約印刷面数の上限を超えて印刷ジョブを続行するか否かを印刷条件に基づき決めるための判定処理を説明するフロー図
契約印刷面数の上限を超えて印刷ジョブを続行するか否かを経過時間に基づき決めるための判定処理を説明するフロー図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に説明する。ただし、本発明については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
【0010】
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態における画像処理システム100の構成を示すブロック図である。画像処理システム100は、画像形成装置300と、サーバ500を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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