TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024172684
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090550
出願日
2023-05-31
発明の名称
シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 異幅混載の場合であっても綴じ原稿を検知することが可能なシート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ADF20は、給送される原稿Dの斜行を検知する第1斜行検知センサS11及び第2斜行検知センサS12と、給送される原稿Dの跳ね上がりを検知する発光部S21及び受光部S22と、を備える。CPU81は、原稿Dの斜行が検知された場合と、原稿Dの跳ね上がりが検知された場合と、に給送を停止する。CPU81は、幅の異なる複数の原稿が積載される異幅混載モードが設定された場合は、斜行の検知に基づく給送の停止は実行せず、跳ね上がりの検知に基づく給送の停止を実行する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが積載される積載部と、
前記積載部に積載されたシートを1枚ずつに分離して給送する給送手段と、
前記給送手段により給送されるシートの斜行を検知する第1検知手段と、
前記給送手段により給送されるシートの跳ね上がりを検知する第2検知手段と、
前記第1検知手段によりシートの斜行が検知された場合と、前記第2検知手段によりシートの跳ね上がりが検知された場合と、に前記給送手段による給送を停止する制御手段と、
幅の異なる複数のシートが前記積載部に積載される異幅混載モードを設定する設定手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記設定手段により前記異幅混載モードが設定された場合は、前記第1検知手段による斜行の検知に基づく給送の停止は実行せず、前記第2検知手段による跳ね上がりの検知に基づく給送の停止を実行する、
ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記第1検知手段は、前記給送手段により給送されるシートを検知する第1センサと、前記第1センサと幅方向に並んで配置され、前記給送手段により給送されるシートを検知する第2センサと、を含み、
前記制御手段は、前記第1センサと前記第2センサとの一方がシートを検知してから所定時間が経過するまでに前記第1センサと前記第2センサとの他方がシートを検知しない場合に、前記給送手段による給送を停止する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2センサが先行シートの後端を検知したことに基づいて、前記先行シートに後続する後続シートの給送を開始する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記第2検知手段は、前記積載部の上方に配置された発光部及び受光部を含み、
前記制御手段は、前記給送手段による給送が開始された後に、シートによって前記発光部から前記受光部への光路が遮られた場合に、前記給送手段による給送を停止する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記異幅混載モードと、幅が同じでシート搬送方向における長さが異なる複数のシートが前記積載部に積載される同幅混載モードと、を設定することが可能であり、
前記制御手段は、前記設定手段により前記同幅混載モードが設定された場合は、前記第1検知手段による斜行の検知に基づく給送の停止と、前記第2検知手段による跳ね上がりの検知に基づく給送の停止と、の両方を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第1検知手段により斜行が検知された場合と、前記第2検知手段により跳ね上がりが検知された場合と、に前記積載部に積載されたシートが綴じ原稿である可能性があることを示すメッセージを表示する表示手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
シートが積載される積載部と、
前記積載部に積載されたシートを1枚ずつに分離して給送する給送手段と、
前記給送手段により給送されるシートの斜行を検知する第1検知手段と、
前記給送手段により給送されるシートの跳ね上がりを検知する第2検知手段と、
前記第1検知手段によりシートの斜行が検知された場合と、前記第2検知手段によりシートの跳ね上がりが検知された場合と、に前記積載部に積載されたシートが綴じ原稿であると判定する制御手段と、
幅の異なる複数のシートが前記積載部に積載される異幅混載モードを設定する設定手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記設定手段により前記異幅混載モードが設定された場合は、前記第1検知手段による斜行の検知に基づく綴じ原稿の判定は実行せず、前記第2検知手段による跳ね上がりの検知に基づく綴じ原稿の判定を実行する、
ことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項8】
シートが積載される積載部と、
前記積載部に積載されたシートを1枚ずつに分離して給送する給送手段と、
前記給送手段により給送されるシートの斜行を検知する第1検知手段と、
前記給送手段により給送されるシートの跳ね上がりを検知する第2検知手段と、
前記第1検知手段によりシートの斜行が検知された場合と、前記第2検知手段によりシートの跳ね上がりが検知された場合と、に前記給送手段による給送を停止する制御手段と、
前記第1検知手段によるシートの斜行の検知を有効にするか無効にするかの第1設定と、前記第2検知手段によるシートの跳ね上がりの検知を有効にするか無効にするかの第2設定と、を設定する設定手段と、
を備える、
ことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置により搬送されるシートの画像を読み取る読取手段と、
を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置により読み取られたシートの画像情報に基づいて、記録材に画像を形成する画像形成手段と、
を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、シートから画像情報を読み取る画像読取装置、及び記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機、ファクシミリ装置、及びデジタル複合機等に搭載された画像読取装置は、ADF(Auto Document Feeder)によって原稿を搬送しながら、原稿の画像を読み取るものが知られている。このようなADFは、原稿トレイに積載された複数の原稿を1枚ずつに分離して給送する。そのため、ADFはステープルされた原稿(所謂「綴じ原稿」)を分離して給送することができず、誤って綴じ原稿が給送される場合には、原稿が破損する虞がある。
【0003】
特許文献1には、原稿の跳ね上がりを検知する跳ね上がり検知手段と、原稿の斜行を検知する斜行検知手段と、によって綴じ原稿を検出するシート搬送装置が提案されている。綴じ原稿が検出された場合に原稿の給送を停止することによって、原稿が破損することを防止することが可能である。跳ね上がり検知手段は原稿トレイの上方に設けられたセンサで構成され、斜行検知手段は幅方向に並んで配置された複数のセンサで構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-17298号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、原稿トレイには、セットされた原稿の幅方向の位置を規制する1対の規制板が設けられている。そして、幅の異なる複数の原稿が原稿トレイにセットされる(所謂「異幅混載」である)場合においては、幅の小さい原稿は片側の規制板に突き当てられた状態でセットされる。そのため、幅の小さい原稿の位置が搬送中心からずれた位置となり、斜行検知手段が斜行を誤検知してしまうという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、異幅混載の場合であっても綴じ原稿を検知することが可能なシート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、シートが積載される積載部と、前記積載部に積載されたシートを1枚ずつに分離して給送する給送手段と、前記給送手段により給送されるシートの斜行を検知する第1検知手段と、前記給送手段により給送されるシートの跳ね上がりを検知する第2検知手段と、前記第1検知手段によりシートの斜行が検知された場合と、前記第2検知手段によりシートの跳ね上がりが検知された場合と、に前記給送手段による給送を停止する制御手段と、幅の異なる複数のシートが前記積載部に積載される異幅混載モードを設定する設定手段と、を備え、前記制御手段は、前記設定手段により前記異幅混載モードが設定された場合は、前記第1検知手段による斜行の検知に基づく給送の停止は実行せず、前記第2検知手段による跳ね上がりの検知に基づく給送の停止を実行する、ことを特徴とするシート搬送装置である。
【0008】
また、本発明の別の一態様は、シートが積載される積載部と、前記積載部に積載されたシートを1枚ずつに分離して給送する給送手段と、前記給送手段により給送されるシートの斜行を検知する第1検知手段と、前記給送手段により給送されるシートの跳ね上がりを検知する第2検知手段と、前記第1検知手段によりシートの斜行が検知された場合と、前記第2検知手段によりシートの跳ね上がりが検知された場合と、に前記積載部に積載されたシートが綴じ原稿であると判定する制御手段と、幅の異なる複数のシートが前記積載部に積載される異幅混載モードを設定する設定手段と、を備え、前記制御手段は、前記設定手段により前記異幅混載モードが設定された場合は、前記第1検知手段による斜行の検知に基づく綴じ原稿の判定は実行せず、前記第2検知手段による跳ね上がりの検知に基づく綴じ原稿の判定を実行する、ことを特徴とするシート搬送装置である。
【0009】
また、本発明の別の一態様は、シートが積載される積載部と、前記積載部に積載されたシートを1枚ずつに分離して給送する給送手段と、前記給送手段により給送されるシートの斜行を検知する第1検知手段と、前記給送手段により給送されるシートの跳ね上がりを検知する第2検知手段と、前記第1検知手段によりシートの斜行が検知された場合と、前記第2検知手段によりシートの跳ね上がりが検知された場合と、に前記給送手段による給送を停止する制御手段と、前記第1検知手段によるシートの斜行の検知を有効にするか無効にするかの第1設定と、前記第2検知手段によるシートの跳ね上がりの検知を有効にするか無効にするかの第2設定と、を設定する設定手段と、を備える、ことを特徴とするシート搬送装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、異幅混載の場合であっても綴じ原稿を検知することが可能なシート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
挿耳装置
1か月前
個人
仮想アース
1か月前
個人
環境音制御方法
14日前
日本精機株式会社
表示装置
14日前
日本無線株式会社
秘匿通信
14日前
個人
押しボタン式側圧調整器
21日前
個人
投げ銭管理システム
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
1か月前
太陽誘電株式会社
超音波装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
今日
個人
平面映像の回転による立体映像
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
14日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
1か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
今日
株式会社クボタ
作業車両
1か月前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
1か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
21日前
株式会社ACSL
確認方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社ミチヒロ
SoTモジュール
14日前
リオン株式会社
マイクロホン
21日前
TOA株式会社
IP放送の停止、切替制御
1か月前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
2か月前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
2か月前
デュプロ精工株式会社
シート撮影装置
22日前
シャープ株式会社
転倒防止器具
14日前
株式会社フューチャーコネクト
サーバー装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る