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公開番号
2024172497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090255
出願日
2023-05-31
発明の名称
監視装置、監視方法およびプログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20241205BHJP(信号)
要約
【課題】車両の乗員の動作種別に応じつつ、より報知精度の高い警告制御を行うこと。
【解決手段】実施形態に係る監視装置は、車両の乗員の動作を監視する監視装置であって、コントローラを有する。コントローラは、車室内画像の画像認識に基づく検知アルゴリズムによって警告対象となる上記乗員の動作を検知し、検知する上記動作の動作種別ごとに上記検知アルゴリズムの挙動を変更し、変更された上記検知アルゴリズムの挙動に基づいて上記乗員に対する警告の実施または非実施を制御する警告制御を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の乗員の動作を監視する監視装置であって、コントローラを有し、
前記コントローラは、
車室内画像の画像認識に基づく検知アルゴリズムによって警告対象となる前記乗員の動作を検知し、
検知する前記動作の動作種別ごとに前記検知アルゴリズムの挙動を変更し、
変更された前記検知アルゴリズムの挙動に基づいて前記乗員に対する警告の実施または非実施を制御する警告制御を行う、
監視装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記検知アルゴリズムは、
前記画像認識の結果を含む情報が蓄積された蓄積情報に基づいて前記動作を検知し、
前記コントローラは、
前記動作種別ごとに前記情報の蓄積を無効化するか否かを決定することによって前記検知アルゴリズムの挙動を変更する、
請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記車両の車速に基づいて前記車両が停車中または低速域であると判定される場合に、前記情報の蓄積を無効化する、
請求項2に記載の監視装置。
【請求項4】
前記動作種別は、
第1の動作種別と、該第1の動作種別よりも危険度が低い第2の動作種別とを含み、
前記コントローラは、
前記車両が停車中である場合に、前記第1の動作種別および前記第2の動作種別に関する前記情報の蓄積を無効化する、
請求項3に記載の監視装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記車両が低速域である場合に、前記第2の動作種別に関する前記情報の蓄積を無効化する、
請求項4に記載の監視装置。
【請求項6】
前記検知アルゴリズムは、
前記動作を検知した時点から予め決められた間は前記動作を検知しても前記警告制御に対する通知を非通知とするインターバル区間を設定可能であり、
前記コントローラは、
前記動作種別ごとに前記インターバル区間を無効化するか否かを決定することによって前記検知アルゴリズムの挙動を変更する、
請求項1に記載の監視装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記車両の車速に基づいて前記車両が停車中または低速域であると判定される場合に、前記インターバル区間を無効化する、
請求項6に記載の監視装置。
【請求項8】
前記動作種別は、
第1の動作種別と、該第1の動作種別よりも危険度が低い第2の動作種別とを含み、
前記コントローラは、
前記車両が停車中である場合に、前記第1の動作種別および前記第2の動作種別に関する前記インターバル区間を無効化する、
請求項7に記載の監視装置。
【請求項9】
前記コントローラは、
前記車両が低速域である場合に、前記第2の動作種別に関する前記インターバル区間を無効化する、
請求項8に記載の監視装置。
【請求項10】
車両の乗員の動作を監視する監視装置が実行する監視方法であって、
車室内画像の画像認識に基づく検知アルゴリズムによって警告対象となる前記乗員の動作を検知することと、
検知する前記動作の動作種別ごとに前記検知アルゴリズムの挙動を変更することと、
変更された前記検知アルゴリズムの挙動に基づいて前記乗員に対する警告の実施または非実施を制御する警告制御を行うことと、
を含む、監視方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、監視装置、監視方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車室内を撮影したカメラ画像の画像認識によりドライバの居眠りやわき見といった警告対象となる動作を検知した場合に、ドライバに対し警告を報知する監視装置が知られている。また、このような監視装置において、車両の停車時等に誤警報が頻発されるのを防ぐため、車速に応じて警告の実施または非実施を制御する警告制御を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-133402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術には、車両のドライバの動作種別に応じつつ、より報知精度の高い警告制御を行ううえで、さらなる改善の余地がある。
【0005】
上述した従来技術には、車速がある閾値以下である場合に、居眠りについては警告するがわき見については警告しないといったドライバの動作種別に応じた警告制御を行うことが開示されている。しかし、このことは、単に車速の閾値と動作種別とに応じて警告のオン/オフ制御を行っているに過ぎない。
【0006】
警告の誤警告や未警告が生じる場合、例えばドライバの動作を検知する検知アルゴリズムの挙動などが原因となることがある。こうした原因による場合に、上述した従来技術を用いて報知精度の高い警告制御を行うことは難しい。なお、動作を監視する対象は、ドライバ以外の同乗者を含む乗員全般であってもよい。
【0007】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の乗員の動作種別に応じつつ、より報知精度の高い警告制御を行うことができる監視装置、監視方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の一態様に係る監視装置は、車両の乗員の動作を監視する監視装置であって、コントローラを有する。前記コントローラは、車室内画像の画像認識に基づく検知アルゴリズムによって警告対象となる前記乗員の動作を検知し、検知する前記動作の動作種別ごとに前記検知アルゴリズムの挙動を変更し、変更された前記検知アルゴリズムの挙動に基づいて前記乗員に対する警告の実施または非実施を制御する警告制御を行う。
【発明の効果】
【0009】
実施形態の一態様によれば、車両の乗員の動作種別に応じつつ、より報知精度の高い警告制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、既存技術において発車直後の誤警告が生じる場合の説明図である。
図2は、既存技術において発車直後の未警告が生じる場合の説明図である。
図3は、実施形態に係る監視方法における発車直後の誤警告対策の説明図である。
図4は、動作種別の説明図である。
図5は、実施形態に係る監視方法における発車直後の未警告対策の説明図である。
図6は、実施形態に係る監視装置の構成例を示す図である。
図7は、変形例に係る監視装置の構成例を示す図である。
図8は、実施形態に係る監視装置が実行する処理手順を示すフローチャート(その1)である。
図9は、実施形態に係る監視装置が実行する処理手順を示すフローチャート(その2)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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