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公開番号
2024172090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089611
出願日
2023-05-31
発明の名称
教材生成装置、教材生成システムおよびプログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20241205BHJP(信号)
要約
【課題】プライバシー保護の観点から品質の高い教材をユーザへ提供すること。
【解決手段】実施形態に係る教材生成装置は、車両から映像を収集し、安全運転を指導する教材を生成するコントローラを有する教材生成装置である。コントローラは、上記車両から収集された上記映像を画像解析して問題文を生成するとともに、上記映像に含まれる個人情報に対して画像処理を施して個人情報を秘匿化する秘匿化処理を行い、上記問題文と上記秘匿化処理された上記映像からなる教材を生成する。また、コントローラは、上記教材をユーザが使用する装置へ提供し、提供した上記教材における上記秘匿化処理が十分かについての評価情報をユーザから受信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両から映像を収集し、安全運転を指導する教材を生成するコントローラを有する教材生成装置であって、
前記コントローラは、
前記車両から収集された前記映像を画像解析して問題文を生成するとともに、前記映像に含まれる個人情報に対して画像処理を施して個人情報を秘匿化する秘匿化処理を行い、前記問題文と前記秘匿化処理された前記映像からなる教材を生成し、
前記教材をユーザが使用する装置へ提供し、提供した前記教材における前記秘匿化処理が十分かについての評価情報をユーザから受信する、
教材生成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記映像は、車内映像および車外映像を含み、
前記コントローラは、
前記車内映像における運転者の顔または目の特徴点に基づく前記運転者の視野情報を前記車外映像へ重畳した前記教材を生成する、
請求項1に記載の教材生成装置。
【請求項3】
前記評価情報は、前記教材に対する肯定的評価および否定的評価を含み、
前記コントローラは、
少なくとも前記肯定的評価および前記否定的評価に関する統計値を算出し、
前記統計値に基づいて前記教材の配信制御を変更する、
請求項1または2に記載の教材生成装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記否定的評価の件数が第1閾値以上である場合に、前記教材の配信を停止する、
請求項3に記載の教材生成装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記否定的評価の件数が前記第1閾値未満であり、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合に、前記教材の配信率を低下させる、
請求項4に記載の教材生成装置。
【請求項6】
前記評価情報は、ユーザにより任意に入力されるコメントを含み、
前記コントローラは、
前記教材への前記コメントの総数に対する前記肯定的評価の件数を前記肯定的評価の獲得率として算出し、
前記肯定的評価の件数または前記獲得率の上昇が閾値以上である場合に、前記教材の配信率を上昇させる、
請求項3に記載の教材生成装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記獲得率が低下した場合に、前記教材の配信率を低下させる、
請求項6に記載の教材生成装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記評価情報に基づいて前記秘匿化処理が不十分である場合の解析を行い、解析結果に基づいて前記秘匿化処理が不十分である前記教材を修正する、
請求項1に記載の教材生成装置。
【請求項9】
前記コントローラは、
前記映像とともにGセンサによるG値を収集し、前記G値が閾値以上となる時点の直前の場面から先は再生不可となるように前記教材を生成する、
請求項1に記載の教材生成装置。
【請求項10】
車載装置と、教材生成装置と、端末装置と、を有する教材生成システムであって、
前記車載装置は、
車両で撮像した映像を前記教材生成装置へ送信し、
前記教材生成装置は、
前記車載装置から収集された前記映像を画像解析して問題文を生成するとともに、前記映像に含まれる個人情報に対して画像処理を施して個人情報を秘匿化する秘匿化処理を行い、前記問題文と前記秘匿化処理された前記映像からなる教材を生成し、
前記教材をユーザが使用する前記端末装置へ提供し、提供した前記教材における前記秘匿化処理が十分かについての評価情報を前記端末装置から受信し、
前記端末装置は、
ユーザから前記評価情報の入力を受け付けて前記評価情報を前記教材生成装置へ送信する、
教材生成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、教材生成装置、教材生成システムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ドライブレコーダ等の車載装置によって撮影された映像が、特定のグループ内において、一例として企業内における安全運転指導のための教材として利用されることがある。
【0003】
ただし、この教材となる教材動画が、安全運転指導の観点から果たして本当に質が高いものであるか否かを把握することは難しい。そこで、ユーザから視聴した教材動画に対するリアクションを受け付け、そのリアクションに基づいて教材動画の品質を評価する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一方で近年、企業等は、収集する情報に関してプライバシー保護に留意することが強く求められている。このことは、教材動画に含まれる個人情報についても例外ではなく、教材動画の生成および配信に際しても企業等はプライバシー保護に強く留意する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-131368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した従来技術は、プライバシー保護に関しては十分に考慮されていない。このため、上述した従来技術を用いた場合、このプライバシー保護の観点から教材の品質を十分に評価することは難しい。
【0007】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、プライバシー保護の観点から品質の高い教材をユーザへ提供することができる教材生成装置、教材生成システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の一態様に係る教材生成装置は、車両から映像を収集し、安全運転を指導する教材を生成するコントローラを有する教材生成装置である。前記コントローラは、前記車両から収集された前記映像を画像解析して問題文を生成するとともに、前記映像に含まれる個人情報に対して画像処理を施して個人情報を秘匿化する秘匿化処理を行い、前記問題文と前記秘匿化処理された前記映像からなる教材を生成する。また、前記コントローラは、前記教材をユーザが使用する装置へ提供し、提供した前記教材における前記秘匿化処理が十分かについての評価情報をユーザから受信する。
【発明の効果】
【0009】
実施形態の一態様によれば、プライバシー保護の観点から品質の高い教材をユーザへ提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る教材生成方法の概要説明図である。
図2は、受講装置に表示される教材動画画面の一例を示す図である。
図3は、受講装置に表示される評価入力画面の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る教材動画配信システムの構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係るドライブレコーダの構成例を示す図である。
図6は、実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す図である。
図7は、実施形態に係る受講装置の構成例を示す図である。
図8は、実施形態に係る教材動画配信システムが実行する処理シーケンスを示す図である。
図9は、G値に基づく編集内容の説明図である。
図10は、評価結果を解析した解析結果の一例を示す図である。
図11は、解析結果に応じた配信制御に関する制御内容の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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