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公開番号
2024171919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089281
出願日
2023-05-30
発明の名称
ミスト発生装置
出願人
コニシセイコー株式会社
代理人
個人
主分類
B05B
17/06 20060101AFI20241205BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】簡易な構成で、ミスト排出に加えてさらなる効果を得ることのできるミスト発生装置を提供する。
【解決手段】ミスト発生装置1は、ケース2と、保持部3と、液体収容タンク4と、ミスト発生機構5とを備えている。保持部3は、香気体9を保持している。ケース2内には、排出口23Aに連通する流路101が形成されている。保持部3は、流路101に設けられている。ミスト発生装置1においてミストを発生させると、そのミストは流路101を通って排出口23Aから外部に排出される。このとき、保持部3で保持される香気体9により、ミストに香りが移る。そして、香気体9の香りが移ったミストが外部に排出される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発生するミストを外部に排出するための排出口が設けられたケースと、
前記ケースの内部に設けられ、ミストの原料となる液体を収容する液体収容タンクと、
前記ケースの内部に設けられ、前記液体収容タンクの液体からミストを発生させるミスト発生機構と、
飲料用抽出材料を保持する保持部と、を備え、
前記ケース内には、前記ミスト発生機構により発生させたミストを前記排出口まで導く流路が形成されており、
前記保持部は、前記流路に設けられている、ミスト発生装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記保持部は、水平方向に拡がる板状であって、1ないし複数の貫通穴が形成されており、
前記飲料用抽出材料は、茶葉(紅茶を含む)またはコーヒー豆を挽いた粉末であって、袋体に封入された状態で前記保持部上に載置されている、請求項1に記載のミスト発生装置。
【請求項3】
前記ケースは、ノズルを備えており、
前記排出口は、前記ノズルの先端に設けられており、
前記保持部は、前記ノズルの下方側に位置している、請求項2に記載のミスト発生装置。
【請求項4】
前記ミスト発生機構は、
前記液体収容タンクの底面に設けられた超音波振動子と、
前記超音波振動子に接続された増幅器と、
前記増幅器に接続され、発振信号を送る発振回路と、を備え、
前記ミスト発生機構は、前記発振回路により発振信号を送り、前記増幅器により発振信号を増幅させて前記超音波振動子を振動させて超音波を発振させ、当該超音波により前記液体収容タンクの液体を振動させてその液面から液柱を噴出させ、当該液柱によってミストを発生させる、請求項1~3のいずれか一項に記載のミスト発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミスト発生装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、美顔術や空間にミスト充満させる等の用途に使用する装置としてミスト発生装置が利用されている。ミスト発生装置は、液体を収容する液体収容タンクと、液体収容タンクの底面に設けられた超音波振動子と、超音波振動子に接続された増幅器と、増幅器に接続され、発振信号を送る発振回路と、を備える。ミスト発生装置では、発振回路により発振信号を送り、増幅器により発振信号を増幅し、超音波振動子を振動することで超音波を発振させ、その超音波により液体収容タンクの液体を振動させる。そして、その液面から液柱を噴出させ、液柱によってミストが発生させられる。このミストは、例えば、顔や皮膚に吹き付けられ、美顔術において利用されることや、周囲の空間における湿度を調整する目的などで利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4447656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したミスト発生装置において、効果をさらに高めることを検討した場合、ミストに加えて様々な物質をあわせて利用することが考えられる。その目的で、ミストとする液体自身に香料などを溶かし込んだ特別な液体を採用されることが多い。しかしながら、こういった特別な液体は家庭等で自由に精製することは困難であるし、流通させるためには一定期間の品質を保証する必要があり、どうしても保存料などの添付を伴うこととなる。そのため、乳幼児がいる環境、病院など免疫力や抵抗力が万全ではない方がおられる環境では用いることが躊躇わられることも多かった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、一般家庭においても簡易に得ることのできる材料のみを用いてミスト排出に加えてさらなる効果を得ることができるミスト発生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るミスト発生装置は、ケースと、液体収容タンクと、ミスト発生機構と、保持部と、を備える。前記ケースは、発生するミストを外部に排出するための排出口が設けられている。前記液体収容タンクは、前記ケースの内部に設けられ、ミストの原料となる液体を収容する。前記ミスト発生機構は、前記ケースの内部に設けられ、前記液体収容タンクの液体からミストを発生させる。前記保持部は、飲料用抽出材料を保持する。前記ケース内には、前記ミスト発生機構により発生させたミストを前記排出口まで導く流路が形成されており、前記保持部は、前記流路に設けられている。
【0007】
このような構成によれば、ミスト発生装置においてミストを発生させると、ミスト発生機構により液体収容タンクの液体からミストが発生させられ、そのミストは流路を通って排出口から外部に排出される。このとき、流路に設けられた保持部で保持される飲料用抽出材料により、ミストに飲料用抽出材料の香りが移る。そして、飲料用抽出材料の香りが移ったミストが外部に排出される。
【0008】
このように、本発明によれは、飲料用抽出材料を保持するための保持部を流路に設けるのみで、飲料用抽出材料の香りが移ったミストを排出させることができる。そして、このミストを、美顔術や医療において利用することができる。また、飲料用抽出材料は、一般家庭においても簡易に得ることのできる材料である。
【0009】
よって、簡易な構成で、一般家庭においても簡易に得ることのできる材料のみを用いて香りを有するミストを排出させることができる。
【0010】
すなわち、簡易な構成で、一般家庭においても簡易に得ることのできる材料のみを用いてミスト排出に加えてさらなる効果を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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