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公開番号
2024171606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088704
出願日
2023-05-30
発明の名称
乗客コンベア及び冠水防止装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
29/00 20060101AFI20241205BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】機械室に設けた電気盤が水に浸かることを抑制できる乗客コンベア及び冠水防止装置を提供する。
【解決手段】乗客コンベア1は、機械室2に設置される電気盤10と、機械室2の水位を検出する水位検出装置40と、冠水防止装置100と、を備えている。冠水防止装置100は、電気盤10を上下方向に移動可能に支持し、水位検出装置40が検出した水位信号に基づいて、電気盤10を上下方向に移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築構造物に設置され、無端状に連結された複数の踏段を備えた乗客コンベアにおいて、
前記建築構造物に設けられた機械室に設置される電気盤と、
前記機械室の水位を検出する水位検出装置と、
前記電気盤を上下方向に移動可能に支持し、前記水位検出装置が検出した水位信号に基づいて、前記電気盤を上下方向に移動させる冠水防止装置と、
を備えた乗客コンベア。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
複数の前記踏段は、前記建築構造物の下階床と上階床の間を走行し、
前記機械室は、前記建築構造物の前記下階床に設けた下部機械室であり、
前記電気盤は、前記下部機械室に設置される下部電気盤である
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項3】
前記冠水防止装置は、
前記電気盤を支持する支持ブラケットと、
前記支持ブラケットを上下方向に移動可能に支持するブラケット駆動装置と、を有する
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
前記ブラケット駆動装置は、前記機械室における上下方向の上端部に設置される
請求項3に記載の乗客コンベア。
【請求項5】
前記冠水防止装置は、
前記水位検出装置が検出した前記水位信号に基づいて、前記機械室の浸水の状態を判定する水位判定部と、
前記水位判定部が判定した判定結果に基づいて、前記ブラケット駆動装置に駆動指令を出力する動作制御部と、を有する
請求項3に記載の乗客コンベア。
【請求項6】
前記動作制御部からの駆動指令に基づいて、前記電気盤への電力の遮断又は電力の投入を制御する電気盤電源遮断装置を備えた
請求項5に記載の乗客コンベア。
【請求項7】
複数の前記踏段を駆動させる駆動機構と、
前記駆動機構の駆動を制御する乗客コンベア制御盤と、を備え、
前記水位判定部及び前記動作制御部は、前記乗客コンベア制御盤及び前記電気盤とは独立して設けられる
請求項5に記載の乗客コンベア。
【請求項8】
無端状に連結された複数の踏段を備えた乗客コンベアに設置される冠水防止装置において、
建築構造物に設けられた機械室に設置される電気盤を上下方向に移動可能に支持し、
前記機械室の水位を検出する水位検出装置が検出した水位信号に基づいて、前記電気盤を上下方向に移動させる
冠水防止装置。
【請求項9】
無端状に連結された複数の踏段を備えた乗客コンベアに設置される冠水防止装置において、
建築構造物に設けられた機械室に設置される電気盤を上下方向に移動可能に支持するガイドレールと、
前記電気盤に設けられ、前記機械室の水位に応じて上下方向に移動するフロートと、
を備えた冠水防止装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗客コンベア及び冠水防止装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から乗客コンベアは、無端状に連結された複数の踏段が建築構造物内を循環移動している。そして、建築構造物には、電気盤を設置するための機械室が設けられる。また、機械室の浸水を検出する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
【0003】
特許文献1には、下部乗降口の下方に形成された下部ピットの浸水を検出し対応する技術が記載されている。そして、特許文献1には、下部ピットの底部に貯水升を形成するとともに、この貯水升に、浸水を検出し、浸水検出信号を出力する浸水検出手段を配置することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-195222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、水位検出装置により機械室の浸水を検出することはできるが、機械室に設けた電気盤が水に浸かることを抑制することはできなかった。そのため、乗客コンベアを復旧させるためには、水に浸かった電気盤を交換する必要があり、復旧作業が大変煩雑なものとなっていた。
【0006】
本目的は、上記の問題点を考慮し、機械室に設けた電気盤が水に浸かることを抑制できる乗客コンベア及び冠水防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、本目的を達成するため乗客コンベアは、建築構造物に設置され、無端状に連結された複数の踏段を備えた乗客コンベアである。乗客コンベアは、建築構造物に設けられた機械室に設置される電気盤と、機械室の水位を検出する水位検出装置と、冠水防止装置と、を備えている。冠水防止装置は、電気盤を上下方向に移動可能に支持し、水位検出装置が検出した水位信号に基づいて、電気盤を上下方向に移動させる。
【0008】
また、冠水防止装置は、無端状に連結された複数の踏段を備えた乗客コンベアに設置される冠水防止装置である。そして、冠水防止装置は、建築構造物に設けられた機械室に設置される電気盤を上下方向に移動可能に支持する。また、冠水防止装置は、機械室の水位を検出する水位検出装置が検出した水位信号に基づいて、電気盤を上下方向に移動させる。
【0009】
また、他の冠水防止装置は、無端状に連結された複数の踏段を備えた乗客コンベアに設置される冠水防止装置である。そして、冠水防止装置は、建築構造物に設けられた機械室に設置される電気盤を上下方向に移動可能に支持するガイドレールと、電気盤に設けられ、機械室の水位に応じて上下方向に移動するフロートと、を備えている。
【発明の効果】
【0010】
上記構成の乗客コンベア及び冠水防止装置によれば、機械室に設けた電気盤が水に浸かることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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