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公開番号
2024170115
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023087097
出願日
2023-05-26
発明の名称
浄化装置
出願人
フタバ産業株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B01D
53/52 20060101AFI20241129BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置において、粒状の浄化材の微細化に起因するショートパスの発生を抑制するための技術を提供する。
【解決手段】二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置は、流路部材と、浄化材と、弾性部材と、を備える。流路部材は、ガスの流路を形成する。浄化材は、ガスを浄化する。浄化材は、粒状である。流路部材は、充填部と、配置部と、を有する。充填部は、流路に浄化材が充填される。配置部は、充填部に隣接し、弾性部材が配置される。弾性部材は、浄化材を押圧するように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置であって、
前記ガスの流路を形成する流路部材と、
前記ガスを浄化する粒状の浄化材と、
弾性部材と、
を備え、
前記流路部材は、
前記流路に前記浄化材が充填された充填部と、
前記充填部に隣接し、前記弾性部材が配置された配置部と、
を有し、
前記弾性部材は、前記浄化材を押圧するように配置されている、浄化装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の浄化装置であって、
前記流路部材には、前記流路部材内へ前記ガスを導入する導入口が形成され、
前記導入口は、鉛直方向において前記二次電池と重なる位置又は前記二次電池よりも低い位置に形成されている、浄化装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の浄化装置であって、
前記流路部材には、前記流路部材内へ前記ガスを導入する導入口と、前記流路部材から前記ガスを排出する排出口と、が形成され、
前記排出口は、鉛直方向において前記導入口よりも低い位置に形成されている、浄化装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の浄化装置であって、
前記配置部は、前記充填部に対して前記流路の上流側又は下流側に設けられ、
前記弾性部材は、前記流路の上流側又は下流側から前記浄化材を押圧するように配置されている、浄化装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の浄化装置であって、
前記充填部は、筒状であって、少なくとも1か所において中心軸が屈曲している、浄化装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の浄化装置であって、
前記流路部材は、前記充填部の内面から前記流路内へ延びる板状の仕切り板を更に有する、浄化装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の浄化装置であって、
複数の孔が形成された板状の通気板を更に備え、
前記通気板は、前記浄化材と前記弾性部材との間に配置されている、浄化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置がある。例えば特許文献1には、二次電池で発生したガスが通過する管の内部に、ガスを無害化する除去部が配置された構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6895639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
二次電池で発生したガスの流路にガスを浄化する浄化材が充填された浄化装置において、粒状の浄化材が用いられる場合がある。しかしながら、粒状の浄化材は、振動等によって微細化され得る。粒状の浄化材が微細化された場合、浄化材層に空隙が生じ、ガスが浄化材と接触せずに外部へ排出されるショートパスが発生してしまう可能性がある。
【0005】
本開示の一局面は、二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置において、粒状の浄化材の微細化に起因するショートパスの発生を抑制するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、二次電池で発生したガスを浄化する浄化装置である。浄化装置は、流路部材と、浄化材と、弾性部材と、を備える。流路部材は、ガスの流路を形成する。浄化材は、ガスを浄化する。浄化材は、粒状である。流路部材は、充填部と、配置部と、を有する。充填部は、流路に浄化材が充填される。配置部は、充填部に隣接し、弾性部材が配置される。弾性部材は、浄化材を押圧するように配置されている。
【0007】
このような構成によれば、浄化材が微細化したとしても、浄化材層に空隙が生じることを抑制することができる。したがって、粒状の浄化材の微細化に起因するショートパスの発生を抑制することができる。
【0008】
本開示の一態様では、流路部材には、流路部材内へガスを導入する導入口が形成されてもよい。導入口は、鉛直方向において二次電池と重なる位置又は二次電池よりも低い位置に形成されていてもよい。
【0009】
このような構成によれば、ガスの比重が空気よりも重い場合に、ガスを導入口から流路部材内へ導入しやすくすることができる。したがって、ガスを浄化しやすくすることができる。
【0010】
本開示の一態様では、流路部材には、流路部材内へガスを導入する導入口と、流路部材からガスを排出する排出口と、が形成されてもよい。排出口は、鉛直方向において導入口よりも低い位置に形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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