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公開番号
2024168005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084378
出願日
2023-05-23
発明の名称
セッション管理装置
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
H04M
3/56 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】同一の拠点にいる複数のユーザが、個別の端末を用いてセッションに参加する際の利便性を向上させる。
【解決手段】サーバ10は、ユーザ端末20Aとユーザ端末20Bとを含む複数のユーザ端末20間のセッションを管理する。位置取得部151は、ユーザ端末20Aの位置情報とユーザ端末20Bの位置情報とを取得する。音声制御部152は、ユーザ端末20Aとユーザ端末20Bとが同一の拠点B1に位置するか否かに基づいて、ユーザ端末20Aとユーザ端末20Bとにおける音声データの処理を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端末と第2端末とを含む複数の端末間のセッションを管理するセッション管理装置であって、
前記第1端末の位置情報と前記第2端末の位置情報とを取得する位置取得部と、
前記第1端末と前記第2端末とが同一の拠点に位置するか否かに基づいて、前記第1端末と前記第2端末とにおける音声データの処理を制御する音声制御部と、
を備えるセッション管理装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記音声制御部は、前記第1端末と前記第2端末とが前記同一の拠点に位置する場合、前記第1端末からの音声出力と前記第2端末からの音声出力とを同期させる、
請求項1記載のセッション管理装置。
【請求項3】
前記第1端末は第1ユーザによって使用され、前記第2端末は第2ユーザによって使用され、
前記音声制御部は、前記第1端末と前記第2端末とが前記同一の拠点に位置する場合、前記第1端末では前記第1ユーザの発話時に音声データを送信するよう制御し、前記第2端末では前記第2ユーザの発話時に音声データを送信するよう制御する、
請求項1記載のセッション管理装置。
【請求項4】
前記複数の端末は、第3端末を含み、
前記音声制御部は、
前記第1端末と前記第2端末とが第1拠点に位置し、前記第3端末が第2拠点に位置する場合、前記第3端末に対して、前記第1端末で集音された第1音声データと前記第2端末で集音された第2音声データとを送信し、前記第1端末および前記第2端末の少なくとも一方に対して、前記第3端末で集音された第3音声データを送信する、
請求項1記載のセッション管理装置。
【請求項5】
前記第1端末は第1ユーザによって使用され、前記第2端末は第2ユーザによって使用され、
前記セッションは、前記第1ユーザに対応する第1アバターと、前記第2ユーザに対応する第2アバターとを含む複数のアバターによる会話を仮想空間で実現するデータの送受信であり、
前記音声制御部は、前記第1アバターおよび前記第2アバターの前記仮想空間における位置関係に基づいて、前記第1端末と前記第2端末とにおける音声データの処理を制御する、
請求項1記載のセッション管理装置。
【請求項6】
前記音声制御部は、前記仮想空間において前記第1アバターが前記第2アバターよりも音源の近くに位置する場合、前記音源から発生する音を、前記第2端末よりも前記第1端末から大きく出力させる、
請求項5記載のセッション管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セッション管理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ネットワークを介したコミュニケーションの機会が増加している。従来は多くの場合、1つ拠点に設置される端末は1つであり、複数のユーザが同一拠点にいる場合には、1つの端末を共有してセッションに参加している。例えば、下記特許文献1には、複数の執務者が執務を行う共有執務スペースに配置されるオンライン会議スペース構築システムが開示されている。オンライン会議スペース構築システムは、移動可能な椅子と、水平方向において椅子の周りの一部を遮蔽するパネルとを有する。また、オンライン会議スペース構築システムじゃ、パネルが椅子と共に移動可能なように椅子と一体化された、複数のパネル付椅子と、複数のパネル付椅子のうちの少なくとも1つに着座した執務者を撮影するカメラを有するカメラユニットと、を備える。オンライン会議スペース構築システムじゃ、共有執務スペースの少なくとも一部において、パネルによってオンライン会議を行うためのスペースを構築できるように、複数のパネル付椅子を配置可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-056245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、複数のユーザが同一拠点にいる場合でも、個人の端末を利用してセッションに参加したい、というニーズがある。この場合、同一拠点に位置する複数の端末に対して入出力される音声に重複が生じるため、セッションの参加者にとって音声が聞き取りづらい状況が生じ得るという課題がある。具体的には、例えば同じ音声がわずかにずれたタイミングで複数の端末から出力されるため、音声が聞き取りづらくなる。また、例えば複数の端末のマイクで同じユーザの音声を拾ってしまう可能性があり、相手方で音声が聞き取りづらくなる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、同一の拠点にいる複数のユーザが、個別の端末を用いてセッションに参加する際の利便性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様にかかるセッション管理装置は、第1端末と第2端末とを含む複数の端末間のセッションを管理するセッション管理装置であって、前記第1端末の位置情報と前記第2端末の位置情報とを取得する位置取得部と、前記第1端末と前記第2端末とが同一の拠点に位置するか否かに基づいて、前記第1端末と前記第2端末とにおける音声データの処理を制御する音声制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、同一の拠点にいる複数のユーザが、個別の端末を用いてセッションに参加する際の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るシステム1の構成を示すブロック図である。
ユーザ端末20の構成を示すブロック図である。
サーバ10の構成を示すブロック図である。
仮想空間画像PCの一例を模式的に示す図である。
仮想空間画像PCの一例を模式的に示す図である。
仮想空間画像PCの一例を模式的に示す図である。
仮想空間VSにおけるアバターA1~A3の配置を模式的に示す図である。
処理装置103の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態
A-1.システム構成
図1は、実施形態に係るシステム1の構成を示すブロック図である。システム1は、サーバ10および複数のユーザ端末20を含む。サーバ10およびユーザ端末20A~20Cは、ネットワークNを介して接続されている。
【0010】
ユーザ端末20AはユーザU1に所持される。ユーザ端末20Bは、ユーザU2に所持される。ユーザ端末20CはユーザU3に所持される。ユーザ端末20Aは第1端末の一例であり、ユーザ端末20Bは第2端末の一例であり、ユーザ端末20Cは第3端末の一例である。また、ユーザU1は第1ユーザの一例であり、ユーザU2は第2ユーザの一例である。以下、複数のユーザ端末20A~20Cを区別しない場合は、単に「ユーザ端末20」と表記する。また、複数のユーザU1~U3を区別しない場合は、単に「ユーザU」と表記する。
(【0011】以降は省略されています)
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