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公開番号
2024167617
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083818
出願日
2023-05-22
発明の名称
スピーカ、スピーカバッフル、スピーカフレーム
出願人
ホシデン株式会社
代理人
個人
主分類
H04R
1/02 20060101AFI20241127BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】省スペースで十分な防振効果を得ることができ、スピーカユニットの取り付け方法及び構造は今までと変える必要がないスピーカを提供する。
【解決手段】スピーカ1は、振動板11を有するスピーカユニット1Aと、スピーカユニット1Aの取り付け対象に取り付ける取り付け部材1Bと、スピーカユニット1Aと取り付け部材1Bとの間に介在させる弾性体1Cとを備える。弾性体1Cは、薄板構造であり、振動板11の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、弾性体1Cの両端でスピーカユニット1Aと取り付け部材1Bとを接続している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
スピーカであって、
振動板を有するスピーカユニットと、
前記スピーカユニットの取り付け対象に取り付ける取り付け部材と、
前記スピーカユニットと前記取り付け部材との間に介在させる弾性体とを備え、
前記弾性体は、薄板構造であり、前記振動板の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、前記弾性体の両端で前記スピーカユニットと前記取り付け部材とを接続していることを特徴とするスピーカ。
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【請求項2】
前記取り付け部材は、前記スピーカユニットのスピーカバッフル又はスピーカフレームに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
【請求項3】
前記弾性体は、板厚方向に曲げられた曲げ部を有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
【請求項4】
前記取り付け部材は、前記弾性体により前記スピーカユニットのスピーカバッフル又はスピーカフレームに接続され、前記取り付け部材、前記弾性体、前記スピーカバッフル又は前記スピーカフレームがインサート成形により一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
【請求項5】
前記取り付け部材は、前記弾性体により前記スピーカユニットのスピーカバッフル又はスピーカフレームに接続され、前記取り付け部材、前記弾性体、前記スピーカバッフル又は前記スピーカフレームが2色成形により一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
【請求項6】
前記振動板の外形が円形形状の場合、前記弾性体は、円形形状に1以上の内側凸形状が付けられた内形と、内形より大径の円形形状に1以上の外側凸形状が付けられた外形とを有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
【請求項7】
スピーカバッフルであって、
音孔を有しスピーカユニットのスピーカフレームに固定されるバッフル本体と、
前記スピーカユニットの取り付け対象に取り付ける取り付け部材と、
前記バッフル本体と前記取り付け部材との間に介在させる弾性体とを備え、
前記弾性体は、薄板構造であり、前記スピーカユニットの振動板の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、前記弾性体の両端で前記バッフル本体と前記取り付け部材とを接続していることを特徴とするスピーカバッフル。
【請求項8】
スピーカフレームであって、
スピーカユニットの振動板を保持するフレーム本体と、
前記スピーカユニットの取り付け対象に取り付ける取り付け部材と、
前記フレーム本体と前記取り付け部材との間に介在させる弾性体とを備え、
前記弾性体は、薄板構造であり、前記振動板の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、前記弾性体の両端で前記フレーム本体と前記取り付け部材とを接続していることを特徴とするスピーカフレーム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカユニットの取り付け対象にスピーカユニットの振動が伝わるのを抑えることができるスピーカ、スピーカバッフル、スピーカフレームに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
スピーカはスピーカユニットの振動によって音がでるが、それらはスピーカユニットの取り付け対象(例えばキャビネット)に伝わって不要な音をだす。これらをカットするスピーカとして、スピーカユニットとスピーカユニットの取り付け対象との間に弾性体を介在させ、振動を遮断するようにするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-139188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述したような従来のスピーカでは、弾性体は、厚みに対して圧縮方向での力の印加となるため、防振効果を得るためには弾性体に厚みが必要となり、スペース的な問題を生じる。また、スピーカユニットとスピーカユニットの取り付け対象との間に弾性体を介在させるため、スピーカユニットの取り付け方法及び構造は今までと変える必要がある。
【0005】
本発明は、前述したような課題に鑑みてなされたものであり、省スペースで十分な防振効果を得ることができ、スピーカユニットの取り付け方法及び構造は今までと変える必要がないスピーカ、スピーカバッフル、スピーカフレームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るスピーカは、
振動板を有するスピーカユニットと、
前記スピーカユニットの取り付け対象に取り付ける取り付け部材と、
前記スピーカユニットと前記取り付け部材との間に介在させる弾性体とを備え、
前記弾性体は、薄板構造であり、前記振動板の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、前記弾性体の両端で前記スピーカユニットと前記取り付け部材とを接続していることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係るスピーカバッフルは、
スピーカユニットの振動板を覆うバッフル本体と、
前記スピーカユニットの取り付け対象に取り付ける取り付け部材と、
前記バッフル本体と前記取り付け部材との間に介在させる弾性体とを備え、
前記弾性体は、薄板構造であり、前記スピーカユニットの振動板の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、前記弾性体の両端で前記バッフル本体と前記取り付け部材とを接続していることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係るスピーカフレームは、
スピーカユニットの振動板を保持するフレーム本体と、
前記スピーカユニットの取り付け対象に取り付ける取り付け部材と、
前記フレーム本体と前記取り付け部材との間に介在させる弾性体とを備え、
前記弾性体は、薄板構造であり、前記振動板の振動方向に板厚方向を一致させた状態で、前記弾性体の両端で前記フレーム本体と前記取り付け部材とを接続していることを特徴とするものである。
【0009】
なお、本発明に係るスピーカ、スピーカバッフル、スピーカフレームにおいて、取り付け部材は、1部品で構成してもよく、複数の部品に分割して備えてもよい。それに対応して、弾性体も、1部品で構成してもよく、複数の部品に分割して備えてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るスピーカ、スピーカバッフル、スピーカフレームによれば、省スペースで十分な防振効果を得ることができ、取り付け方法及び構造は今までと変える必要がないスピーカ、スピーカバッフル、スピーカフレームを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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