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公開番号
2024166943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083381
出願日
2023-05-19
発明の名称
アンテナ装置、及びアンテナ基板
出願人
セイコーソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人仲野・川井国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
1/12 20060101AFI20241122BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】アンテナの放射部をメイン基板から離れた面に容易、強固に配設する。
【解決手段】アンテナ装置1は、メイン基板10、アンテナ基板2を構成する給電基板20、放射基板30を備える。放射基板30には、板状の放射部32が形成され、給電基板20を組込むためのアンテナ用切込部31が形成されている。給電基板20には、アンテナ用切込部26、主切込部25が形成されている。給電基板20と放射基板30は、直交状態でアンテナ用切込部26とアンテナ用切込部31とを差込むことで、基板面が直交する断面L字状のアンテナ基板2、板状逆Fアンテナ200が形成される。その後、メイン基板10とアンテナ基板2の給電基板20とを直交状態にして、メイン基板10を給電基板20の主切込部25に挿入することで、メイン基板10の表面と平行な放射面の板状逆Fアンテナを有するアンテナ装置1が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
アンテナ用の給電ラインが形成されたメイン基板と、
アンテナの放射部が配設された放射基板と、前記放射部と接続された給電部が配設された前記放射基板に対して直交する給電基板を有するアンテナ基板と、
を有し、
前記メイン基板と前記給電基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入される主切込部が形成され、
前記主切込部が形成された基板の前記主切込部に前記他方の基板が挿入されることで、前記給電部と前記給電ラインが接続し、前記メイン基板に対して前記給電基板が垂直に固定されている、
ことを特徴とするアンテナ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記アンテナ基板は、
前記放射基板と前記給電基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入されるアンテナ用切込部が形成され、
前記アンテナ用切込部が形成された基板の前記アンテナ用切込部に前記他方の基板が挿入されることで、前記放射部と前記給電部が接続し、前記給電基板に対して前記放射基板が垂直に固定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記メイン基板と前記アンテナ基板とは、少なくとも前記給電部と前記給電ラインがハンダ付けにより、又は導電性接着剤により固定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記放射基板と前記給電基板とは、少なくとも前記放射部と前記給電部がハンダ付けにより、又は導電性接着剤により固定されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記アンテナ基板は、前記放射基板と前記給電基板とが一体形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記アンテナ基板の放射基板の開放端側を支持する支持基板を備え、
前記放射基板と前記支持基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入される第2アンテナ用切込部が形成され、前記第2アンテナ用切込部が形成された基板の前記第2アンテナ用切込部に前記他方の基板が挿入されることで、前記放射部に対して前記支持基板が垂直に固定され、
前記メイン基板と支持基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入される第2主切込部が形成され、前記第2主切込部が形成された基板の前記第2主切込部に前記他方の基板が挿入されることで、前記メイン基板に対して前記支持基板が垂直に固定されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記アンテナ基板には、少なくとも前記給電部が形成されている面にグランドが形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記切込部は、切込みによる開放端側よりも、内側の方が狭くなるように形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項9】
前記基板のうち、前記切込部に挿入される側の基板には、当該切込部が挿入される溝が形成され、
前記切込部の幅は、前記溝における底部の厚さに形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項10】
前記アンテナ基板には、アンテナとして、パッチアンテナ、線状又は板状の、逆Fアンテナ、逆Lアンテナ、モノポールアンテナ、ダイポールアンテナ、並列共振逆Fアンテナ、又は、並列共振逆Lアンテナ、が形成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちの何れか1の請求項に記載のアンテナ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置、及びアンテナ基板に係り、メイン基板に対して離れた位置にアンテナエレメントが配設されるアンテナ装置、及びアンテナ基板に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
スマートフォンをはじめとして家電の制御や監視などの各分野において、無線通信用のアンテナを備えた無線機器が幅広く使用されている。
このアンテナは、メイン基板にアンテナパターンを描くことで形成することができるが、この場合メイン基板上の領域がアンテナに専有されてしまい、他の回路や配線領域が狭くなるという問題がある。
これに対して板金アンテナをメイン基板に垂直に配設することで、メイン基板上の使用領域を少なくすることが可能になるが、板金アンテナによるコストが高くなるという問題がある。
【0003】
一方、特許文献1では、メイン基板に対して、アンテナパターンを形成したアンテナ基板を回路基板に垂直に配設する技術が提案されている。
しかし、特許文献1記載技術のアンテナでは、回路基板に対して垂直に立ち上げたアンテナ基板を、L型金具で固定しているため、強度が弱いという問題がある。
また、アンテナ基板の固定をL型金具で固定しているため、L型金具の大きさによってはアンテナ特性に影響を与えてしまい、影響を小さくするために小さいL型金具を使用すると強度が低下してしまうという問題がある。
また、アンテナ基板を回路基板に固定するための工数が多くなるという問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-114818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、アンテナの放射部をメイン基板から離れた面に容易、強固に配設することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)請求項1記載の発明では、アンテナ用の給電ラインが形成されたメイン基板と、アンテナの放射部が配設された放射基板と、前記放射部と接続された給電部が配設された前記放射基板に対して直交する給電基板を有するアンテナ基板と、を有し、前記メイン基板と前記給電基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入される主切込部が形成され、前記主切込部が形成された基板の前記主切込部に前記他方の基板が挿入されることで、前記給電部と前記給電ラインが接続し、前記メイン基板に対して前記給電基板が垂直に固定されている、ことを特徴とするアンテナ装置を提供する。
(2)請求項11に記載の発明では、アンテナの放射部が配設された放射基板と、前記放射部と接続された給電部が配設された前記放射基板に対して直交する給電基板と、を有し、前記放射基板と前記給電基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入されるアンテナ用切込部が形成され、前記アンテナ用切込部が形成された基板の前記アンテナ用切込部に前記他方の基板が挿入されることで、前記放射部と前記給電部が接続し、前記給電基板に対して前記放射基板が垂直に固定されている、ことを特徴とするアンテナ基板を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、メイン基板と、互いに直交する放射基板と給電基板を有するアンテナ基板とを有し、メイン基板と給電基板の少なくとも一方の基板に、他方の基板が挿入される主切込部が形成され、主切込部が形成された基板の主切込部に他方の基板が挿入されるので、アンテナの放射部をメイン基板から離れた面に容易、強固に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
アンテナ装置を構成するメイン基板、給電基板、放射基板の斜視図である。
アンテナ基板とアンテナ装置の形成手順を表した説明図である。
アンテナ装置の斜視図である。
第2実施形態における、メイン基板、給電基板、放射基板の斜視図である。
第3実施形態における、メイン基板、給電基板、放射基板の斜視図である。
第4実施形態における、メイン基板とアンテナ装置の斜視図である。
第5実施形態における、メイン基板、給電基板、放射基板の斜視図である。
第5実施形態における、アンテナ装置と、放射基板と給電基板の組立状態の斜視図である。
第6実施形態における、アンテナ装置と、放射基板と給電基板の組立状態の斜視図である。
第7実施形態における、アンテナ装置の斜視図である。
第8実施形態における、支持基板とアンテナ装置の斜視図である。
第9実施形態における、アンテナ装置の斜視図である。
給電基板の変形例を表した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のアンテナ装置における好適な実施の形態について、図1から図13を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態のアンテナ装置1は、図1に示すように、メイン基板10と、アンテナ基板2を構成する給電基板20、放射基板30を備えている。
放射基板30には、基板表面の一方側に板状の放射部32が形成されていると共に、給電基板20を組込むためのアンテナ用切込部31が形成されている。給電基板20には、放射基板30を組込むためのアンテナ用切込部26が形成されていると共に、メイン基板10を差込むための主切込部25が形成されている。
【0010】
給電基板20と放射基板30は、互いに直交状態にした状態において、アンテナ用切込部26と、アンテナ用切込部31とを相互に差込むことで、基板面が直交する断面L字状のアンテナ基板2(図3参照)が形成され、給電基板20の給電部21c、短絡部21bと、放射基板30の放射部32がハンダ付けされることで、板状逆Fアンテナ200が形成される。
その後、メイン基板10とアンテナ基板2の給電基板20とを直交状態にして、メイン基板10を給電基板20の主切込部25に挿入することで、メイン基板10の表面と平行な放射面の板状逆Fアンテナ200を有するアンテナ装置1(図3参照)が形成される。
給電基板20と放射基板30とが切込部によって垂直に組合わされるとともに、給電基板20とメイン基板10とが垂直に組合わされることで、組立てが簡単でかつ外れにくいアンテナ基板2、アンテナ装置1を容易に形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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